
ウェッジには上昇ウェッジと下降ウェッジの2種類があります。
それぞれ形と傾向さえ知ってしまえばとっても簡単です。
三角保ち合いとはまた違いますね。三角保ち合いの場合は、均等やまっすぐなサポートライン(底値)とレジスタンスライン(高値)が特徴的です。
ウェッジに関してはサポートライン(底値)とレジスタンスライン(高値)のどちらも傾いています。ちょっとした特徴の問題なのですぐにわかります。
この記事を読めば、 自分でウェッジラインを引くのに必要な最小限の知識 を得ることができますよ。
草猫店長の目次ノート
上昇ウェッジと下降ウェッジってどんな形?図解してみた

そもそもどんな形が上昇ウェッジと下降ウェッジなのかわからないと説明できません。
簡単に上昇ウェッジと下降ウェッジの特徴を説明します。
ポイントは高値と底値のそれぞれのラインの角度の大きさにあります。
上昇ウェッジの特徴
①. サポート(底値)ラインの角度の方が大きく値幅が切りつめられていっている
②. 下に抜けやすい
③. 「買い圧」が 足りずになかなか上に抜けることができないでいる状態
下降ウェッジの特徴

下降ウェッジも上昇ウェッジを逆さに下だけですね。
①. レジスタンス(高値)ラインの角度の方が大きく値幅が切りつめられていっている
②. 下に抜けやすい
③. 「売り圧」が 足りずになかなか下に抜けることができないでいる状態
上昇ウェッジと下降ウェッジのエントリーポイント

直近のトレンドが上昇か下降かを見ないといけません。画像は上昇ウェッジです。
上昇ウェッジ→下抜け
と説明しました。エントリーポイントはもちろん下抜けした後のすぐが目安です。
ですが、2つの内どれかに当てはまっている相場でないといけません。
1日軸では上昇トレンドなのに、5分軸で上昇ウェッジで下抜けを期待すると否定されやすいです。
①. 相場が下目線であることの確認してエントリー
②. トレンドの再形成ポイントであることの確認してエントリー
上昇ウェッジでエントリーする相場が下目線なのを前提に入ることが大切ですね。もしくはトレンド転換する場所です。
下降ウェッジはもちろん、その逆です。より大きなトレンドが上目線なのを確かめた上でエントリーを検討します。
上昇ウェッジと下降ウェッジの否定やダマシ
まず大前提としてビットコインは機関投資家のクジラ達の相場になっています。
(確たる証拠はありませんが度々、怪しい動きの報告があるので大口にコントロールされている前提で動いた方が勝ちやすい相場だと思います。)
ですのでダマシが入ってくると考えた方が良いかと思います。
①. 短い時間軸はダマシが入りやすい
②. トレンドが下目線なのに上抜けの下降ウェッジは否定されやすい
③. トレンドが下目線なのに下抜けの上昇ウェッジは否定されやすい
④. ダマシが入った場合は下降ウェッジなのにヒゲで下抜け後の上抜け
ダマシにヒゲが入ることを折り込み済みでポジションを考えた方が良さげです。
仮想通貨でみた上昇ウェッジ
動画は下降ウェッジのところから始まります。henashampさんの解説です。
動画の数十秒程度の内容ですが、仮想通貨の2018年の2月頃から12月にかけての下降トレンドに上昇ウェッジが効いていることが解説されています。
私が引いてみたのは下の線です。

ペナントに近い形になっていますが微妙にレジスタンスの角度が大きいので上昇ウェッジで下に抜けています。
ちなみに動画の中で語られているディセンディングライン(三角保ち合いの一種)も、上昇と下降ウェッジと近いので覚えておくと良いかと思います。
三角保ち合いを仮想通貨(BTC)で図解 ~エントリーポイントからダマシまで~で解説しています。
上昇・下降ウェッジとは違う三角保ち合いの形

水平にサポートラインとレジスタンスラインができていたり、どちらも同じくらいの傾きで値が切り下がっている相場を三角保ち合いといいます。
上昇ウェッジ・下降ウェッジとはまた違うものですよ!
TradingViewで線を引いてみる
プロの仮想通貨トレーダーでとても使われているTradingViewで線の引き方を解説してみます。
まず公式サイトへ移動します。
①. チャート画面の左側になる「トレンドライン」のマークをクリックします。

②. ペンマークをクリックして好きな色を選択します。

③. あとは二つの点をクリックすれば繋がります。


TradingViewのもっと基本的な使い方がわからないという人は仮想通貨でテクニカル分析のやり方をおすすめチャート分析ツールで紹介を読んでみてください。
仮想通貨(BTC)でみる上昇ウェッジと下降ウェッジ まとめ

❷. ダマシのヒゲがくることは想定しておく
❸. 抜けてすぐにエントリーを刺しておくと良い
このポイントを抑えて分析に使えば良いかもしれません。
私も経験を積んでいきたいと思います。
三角保ち合いを仮想通貨(BTC)で図解 ~エントリーポイントからダマシまで~も合わせて読んでみてると違う気づきも得られます。
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