ビットコイン(仮想通貨)で一目均衡表(雲)の見方を解説 【 やさしく覚える 】

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ビットコイン(仮想通貨)で一目均衡表(雲)の見方を解説!

「一目均衡表(雲)を使ってみたんだけどいろんな線が出てきて見方が分からない。どこをみたら良いんだろうか」

一見、線がたくさんあってわかりづらいのですが、「雲」と「その他のライン」で一旦分けてから考えると簡単です。

一目均衡表の見方

・最初は雲でレジスタンスとサポートラインを確認するだけでOK

・雲以外のラインは上昇トレンドか下降トレンドを見極めるものです

・雲以外のラインは移動平均線の見方ができれば簡単です

実は一目均衡表、細田悟一氏(ペンネームは一目仙人)が2000人と協力して1936年に完成させた指標です。世界的にも使われているメイドインジャパンです。

この記事を読めばややこしく考えなくとも理解できると思いますのでぜひ最後まで読んでみてください。

 

この記事の信憑性

これまで400記事に渡り、積立投資をメインとしつつ少額で信用取引をする方法をおすすめしてきました。
逆イールドやGE粉飾決算といったようなファンダメンタルの最新情報にも目を通しつつテクニカル分析の解説も行なっています。
半年間にわたり特に「エリオット波動」と「フィボナッチ」は自動売買の設定調整によく使っています。

 

雲の見方を覚えよう

ビットコインに雲だけ残して線を引いてみました。

雲の見方を覚えよう

最初に雲以外のラインを全て消しました。雲の外側を通っている2つのラインのことを「先行スパン」と呼び陽線と陰線に別れますが一旦忘れましょう。

雲を純粋にみてみます。(分かりやすいように陰線の雲は黒っぽくしてその反対もまた同じようにしています。)

雲の読み方

・黒い雲(陰線)は天井が重い線である(レジスタンスライン)

・白い雲(陽線)は底値が堅い線である(サポートライン)

・雲が厚いほど天井(底値)の反発力が大きい

基本的には日足を推奨されていますが、ビットコインにおいては2時間足などにもよく使われています。

 

陰線(黒い雲)の下にローソク足があるなら下に押し返されやすいです。

陽線(白い雲)の上にローソク足があるなら上に押し返されやすいです。

 

黒い雲(陰線)は天井が重い線である(レジスタンスライン)

一目均衡表(雲)の陰線の動き

上に押し付けられやすいのが陰線の黒い雲の特徴です。下に押し付けられるような形で上に値動きしづらいです。

 

白い雲(陽線)は底値が堅い線である(サポートライン)

一目均衡表(雲)の陽線の動き

画像のように雲の上に浮いているようになっています。雲がサポートラインのようになっていることが分かります。

 

雲が厚いほど天井(底値)の反発力が大きい

雲の厚みと抵抗度合い

白い雲、黒い雲、どちらにも関わらず雲が厚いところとなると抵抗度合いが強くなります。

そのため画像のように厚い雲の場面になるとレジスタンスラインを超えにくい傾向になります。

 

逆に雲が薄いとどうなるのでしょうか。

雲が薄い場合の画像

画像のように黒い雲でありながら上に抜けそうになっています。まさにこの記事を書いているタイミング(2019年9月2日)はエントリーポイントと言えるタイミングですね。

雲が薄いので一目均衡表的には抜けた後も引っ張られる圧力がかかりにくい状態となります。

 

草猫店長
逆に厚い雲を通り抜けることができる場面はそれだけ売買がとても強いということが分かるし、雲の中でもみ合っている状態も雲に入ることすらできていない状態に比べるとそれだけ元気なチャートだということを判別できるにゃあ。

 

雲だけ見れれば割と十分ではある

ここまでで雲の見方がわかったかと思いますが、割と直感的だったと思います。

他にボリンジャーバンドや移動平均線などを利用していれば割と雲だけでも十分に抵抗ラインの確認ができるかと思います。

ここから先はもう少し知りたい人向けに雲以外で解説します。

 

その他のラインは移動平均線を意識してみると簡単です

一目均衡表の雲以外のライン

さて、雲以外のラインを引いたら急にチャートが難しくなったように感じます。しかし一本一本は簡単なラインです。

 

茶線→26日の移動平均線

青線→9日の移動平均線

緑線→26日前のローソク足(終値)の価格の線

 

緑線に関しては、26日分だけ前にずらしています。そのため文字通りなのですが遅延線と呼ばれています。

さて、これらの線の見方ですが基本的に移動平均線と似たような見方で大丈夫です。(移動平均線の見方を知りたい人はビットコイン(仮想通貨)における移動平均線の見方 【 やさしく覚える 】をどうぞ。)

 

茶線と青線はただの移動平均線なのでこれらで上昇トレンドか下降トレンドかを見極めるのに使います。

一目均衡表で上昇トレンドか下降トレンドかを見極める画像

ただし期間が長い方の線を基準にするため、26日の茶線の方が基準線となります。

動きのはやい9日の青線は転換線となります。

 

基準線である茶線に対して青線が上にいるなら上昇トレンド、下にいるなら下降トレンドであると判定できます。

転換線である青線視点からこれが上か下へクロスするタイミングを確認していきます。

クロスしてトレンドが転換したところが移動平均線でいうところのゴールデンクロスもしくはデッドクロスになります。一目均衡表でも同じですね。

 

そして残った遅延線である緑線はどう見るのでしょうか。それは、ローソク足を基準にします。現行のローソク足を遅延線が下にくぐっていたら、トレンドは下降トレンドです。遅延線が現行のローソク足の上に浮いていたらトレンドは上昇トレンドです。

ローソク足の上か下かトレンドを確認できる遅延線

緑線(遅行線)もゴールデンクロス&デッドクロスの考え方と同じで、クロスするところがトレンド転換点として見ます。

 

茶線(基準線)と青線(転換線)の正体は雲?

実は雲も茶線と青線の平均値からできています。

基準線(茶線)と転換線(青線)を足して割った値なんですね。

それを雲では「先行スパン1」と呼びます。

一目均衡表の先行ライン1

「じゃあもう一方の線はなんなの?」というところですが、これは「先行スパン2」となります。

「先行スパン2」は過去52日間の範囲での最高値と最安値を足して割った線です。

一目均衡表の先行ライン2

“先行”というのは26日先の未来に描写しているので”先行”と名付けられていると思われます。

 

雲とその他のラインはどうやって一緒に使っていったらいいの?

一目均衡表で現れる線の全ての線がレジスタンスかもしくはサポートラインを意味します。

シンプルに全部の線が上向いていたらとても強いシグナルで、その逆もあるということです。

 

雲の上にいる

転換線が基準線の上にいる

遅行線がローソク足の上にいる

 

これで「三役好転」なのでそれだけ相場としては強いサポートラインを市場が意識していると考えることができます。

このように、足し算式にみんなが上にいれば上に強い。みんなが下にいれば下に強いと意識すれば一緒に使っていけます。

 

エントリーポイントはどこら辺になるのか

人によって見方は異なりますが、未来に描かれている雲を中心に決めていくと良いかと思います。

エントリーポイントは薄い雲

まず、次の雲を突き抜けるかどうかという視点でエントリーポイントを決める方法を用います。

一目均衡表のエントリーポイントはどこら辺になるのか

画像のように薄い雲が現れて、突き抜けていますよね。リアルタイムでは25日以内の先に薄い雲があるなーと確認しているところです。

突き抜けそうな雰囲気があるのでエントリーポイントにしたいなと考えます。しかしそれだけだとちょっと不安なのでもう少し上昇する根拠が欲しいところです。

そこで、遅行線と他の線をみます。

一目均衡表のエントリーポイントはどこら辺になるのか2

するとダブルでゴールデンクロスしたところを発見できました。雲が薄いかつゴールデンクロスが2つ、間も無く「三役好転」しそうなのでエントリーしたいところです。

 

ビットコイン(仮想通貨)で一目均衡表(雲)の見方を解説 まとめ

ビットコイン(仮想通貨)で一目均衡表(雲)の見方を解説 まとめ
一目均衡表の見方まとめ

・雲だけ見るだけでも十分な指標になります

・薄い雲はエントリーチャンス。どれくらい突き抜けそうかは他の線を参考にします

・遅行線と転換線、それぞれでゴールデンクロスを発見すれば強いシグナルだと言えます。

 

ここまで分かったけれど雲の設定方法がわからない。どうやって雲を描写していっていいの?

という人は次の一目均衡表(雲)の設定から引き方まで解説した記事を読んでみてください。

ビットコイン(仮想通貨)で一目均衡表(雲)を設定する サムネイル

ビットコイン(仮想通貨)で一目均衡表(雲)を設定する 【 引き方わかる 】

2019年9月6日