「 LISK(リスク)でブロックチェーンを学習 」できるのはご存知でしたか?


そうした人にLISKアカデミーはオススメです。
LISKといえばJavaScirpt言語でスマートコントラクトを実装できて、DPoSと呼ばれる承認方式の仮想通貨というイメージですね。
そんなLISKですが、実はLISKアカデミーと呼ばれるページを提供しています。
LISKアカデミーはブロックチェーンの初学者向けにブロックチェーンの基本情報からビジネスの基本情報までを学べる公式ページです。
今回、私が一通り読んでみたところ、LISKアカデミーは分かりやすくて英語の勉強にもなるということを発見したのでシェアしたいと思いました。
この記事を読めば、LISKアカデミーでブロックチェーンを学ぶメリットがあなたにはあるのかが分かります。
草猫店長の目次ノート

無料で公開されているLISKアカデミー

LISKアカデミーは公式サイトのページにあります。
最後まで無料で読めます。
画像の左側に項目があって上から順番にページを開いていけば基本知識を網羅することができます。
①. リンクを開くと下の画面のページが開きます。下へスクロールしましょう。

②. 下の動画がでてきます。
英語が分からなくてもイラストが分かりやすいので理解しやすいですね。

赤枠の「CC」と書かれたロゴをクリックすると字幕が表示されます。
③. 一番下の方までスクロールすると次の記事へ移動する「Read more」が表示されるので選択していけばどんどん進んでいくことができます。

左側のチャプターの一覧からももちろん進んでいくことができます。
スマホ画面も見た目が変わりますがほとんど同じ操作でいけます。画像の「Chapter」をタップします。

各項目が表示されました。だいたい同じ操作できいけますね。

LISKアカデミーは英語学習に適している

LISKアカデミーは全部英語で書かれています。

という声も聞こえてきそうです。
確かに専門用語もありますが、英語の中でも比較的に分かりやすい言葉で説明されています。
ですので高校・大学である程度の英語のリーディングをこなした人であれば大まかな意味は汲み取れるかと思います。
筆者の場合はほとんど野良リーディングスキルですがある程度、理解できます(できていると思う)
野良とは独学の事ですね。
バックパッカー中に治安を調べるために英語の記事を読みこんだりTEDの動画みたり好きなメディアの英語の記事を読んだりしてちょっとずつ読み込んでいきました。
「ある程度、ブロックチェーンの本や記事を読んで専門用語はだいたい知ってるよ〜」
「英語は学校で勉強してきたけど、仮想通貨が気になっているから英語学習と一緒に仮想通貨を読んでみたいな」
という人が読んでみるとためになるかなと思います。
英語が読めなくても大丈夫

英語で読んでみて難しいという場合はグーグル翻訳が便利です。
私も記事をかくときに日本語情報が少ないことに関しては海外の記事を読みます。
時間がない場合はGoogle翻訳で日本語に翻訳し後に、詳しく読みたいところを英語で読むようにしています。
パソコンのブラウザ版の解説になりますがURLを下に貼っておきました。

Chromeの場合は上の画面が表示されますので追加ボタンをクリックすれば導入できます。

Chromeの場合は導入後にメニューを出して「日本語に翻訳」をすれば翻訳されます。
文字の一部のみを翻訳したい場合は文字を囲って「日本語に翻訳」を選べば部分のみ翻訳されます。
重要な9つの専門用語
事前に知っておいた方がはかどる英単語を9つだけ用意しました。
- decentralized = 非中央集権化、分散した
- ledger = 台帳(ブロックチェーンは台帳システムの一つです)
- Cryptocurrency = 暗号通貨(仮想通貨は日本独自の読み方です)
- P2P = ネットワーク上で間に第三者を挟まず純粋な意味で一体一のやり取りを行える通信のこと。
- consensus = 承認(PoWやPoSはコンセンサスアルゴリズムの一つです)
- trustless = トラストレス、交換を行うための媒体を一切信用せずともやり取りを確実にこなしてくれるような状態
- SideChain = サイドチェーン。ブロックチェーンを派生させた新しいブロックチェーン。コンセンサスアルゴリズムや通貨も独自で発行できるようになる。
- Byzantine = ビサンチンはビサンチン帝国の将軍の話を指します。合意形成で悪意を持った人がいる場合の問題のことの例えで頻繁に使われています。
- node = ブロックチェーンにおいてノードと言われる場合はブロックチェーンの取引履歴のデータのまとまりを指すことが多いです。スーパーノード(super node)は今までのブロックチェーンの取引履歴のまとまりを指します。
図解説がいちいち分かりやすい
使われている図解のためのイラストがもはや英語を読めなくても理解できます。

Centralized = 中央集権化
Decentralized = 非中央集権化
画像のように、必ず管理者を通過しなければ乗り物にたどり着けないのが中央集権化したモデルです。
一方で、各乗り物が乗り物同士でつながっているので管理者不在です。このモデルは非中央集権化したモデルです。

コンピュータで具体化させると上の図のようになります。
上の動画はクリスマスプレゼントの手紙をサンタさんに届けるためにブロックチェーンを利用するという話です。
こちらもとても分かりやすいです。
①. 子供がサンタさんに猫が欲しいとハガキを出します。
②. 子供は郵便局でハガキを出せない(設定)のでお父さんに手紙をたくします
③. 猫を飼いたくなかった?お父さんはハガキの内容を覗きこんで猫のイラストを靴下に変えました。(改ざんしました)

④. 靴下が届いてしまいました。

⑤. 次の年のクリスマスに向けて、子供がサンタへブロックチェーンのアプリで猫が欲しいとメッセージを送りました
⑥. お父さんがメッセージ内容を料理ブックに書き換えようとしましたが不正が認められてネットワークから切断されました。

⑦. 子供が猫をゲットしました。


LISKアカデミーの一部の内容
全体を通してLISKのセールストークのような文も特になく、フラットな視点での解説が中心の印象でした。
LISKアカデミーは公式サイトの一部のプロジェクトなので大した量はないのかなという印象を受けますが、
文量としては小冊子の一冊分を読んだくらいはあるかと思います。
イラストなどが分かりやすいので普通の書籍よりも楽しく読みやすいと思いますね。
実際にどのような内容が書かれているの?ということで面白かったところを紹介します。
お金の歴史

図をみれば分かりますよね。もともと物々交換から始まって中国が紙幣を発行してそれから銀行が登場しました。
ブロックチェーンを語る上で貨幣の歴史は外せません。
コンセンサスアルゴリズム

コンセンサスアルゴリズム(承認アルゴリズム)は議論が盛んなポイントです。
不正をしていないかを誰かがチェックしないといけません。
不正をチェックする人がトラストレスでありながらチェックしてもらえる仕組みがコンセンサスアルゴリズムです。
暗号化

Crypto currencyは暗号通貨という意味です。暗号化に関するページもあります。
一例として画像のEBIIL TLOIAという意味のない言葉を解読するとHELLO WORLDになりますよと解説しています。
地方分権

地方分権の実験的なプロジェクトである「CryptoPolis」はスイスのChiassoで立ち上げられています。
住民税などの税金の支払いにブロックチェーンを利用して行えるように進んでいます。
ちなみにLisk財団の拠点もスイスにあるそうです。

そのほか、銀行、Dapps、ヘルスケア、不動産、ストレージサービスでの実用例に関して解説があります。
ビジネス現場での応用事例

一例として生産管理で使われるブロックチェーンを応用した利用ケースがあります。
例えば、服にブロックチェーンとつながった識別タグを貼り付けて生産者情報や使われている素材がブロックチェーン上に載せていきます。
生産者はごまかせなくなり、消費者も納得して商品を購入できたりします。
ほかに、会計、広告に関してなども解説されています。
LISK(リスク)でブロックチェーンを学習 まとめ

LISKアカデミーはLISKの内容に偏っているわけではないのでブロックチェーン全般を中立的に学ぶことができます。
サクッと読める一冊の本を手に取る感覚で目を通してみると海外の仮想通貨の記事を読めるようになっていけるかと思います。
LISKの将来性について知りたい人は下の記事を読んでみてください
LISKで実際に立ち上がっているプロジェクトに関しては下の記事が詳しいです
LISKのVOTEってどうすればいいの?という人のためのベストアンサーです。下の記事を読めば一番利回りを得やすい方法でVOTEできます
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