【 ブロックチェーンスクール3選 】スクールへ通うメリットと注意点

ブロックチェーンスクール3選 まとめ サムネイル
凜とした女性
ブロックチェーンエンジニアになろうと考えているけどスクールに入ればなれるようになるんだろうか。あとどういった内容を習得できるのか知りたい
マッチョな男性
ブロックチェーン関連の新しい事業を社内で立ち上げることになった。前提となる知識について体系的に覚えておきたい

 

ブロックチェーンに関する書籍や情報も増えてきたこの頃ですが、ブロックチェーンを専門職とするとなると適切な情報がなかなかありませんよね。

 

そんな中で、体系的にブロックチェーンについて学べるスクールがあります。

本業をこなしながら独学で始めるよりも躓かずにやり通せる可能性が高いのがスクールの良いところですよね。

 

しかし、一方でまだまだ歴史の浅いブロックチェーン業界。そんな中で自分に合うスクールは見つかるのでしょうか。

 

この記事では、これからブロックチェーン業界に関わりたいと思っている人の第一歩としてのスクールを知ることができるようにまとめました。

 

スクールへ通えば転職できるスキルが身につくのか?

最初に言います。

転職できるスキルを、現場で使える知識と置き換えた時にスクールへ通えばスキルが身につくのかといえばおそらくNOになるでしょう。

根拠となる注意点を3点まとめました。

ブロックチェーン業界の注意点
❶ブロックチェーンは変化の激しい業界

❷関わる分野で扱う技術が異なる

❸バグが許されない世界

 

業界全体で共通するのは上の3つになるかと思います。

スクールでは当然?かもしれませんが、基礎を体系的に修得することができます。しかし、基礎的な内容を身につければ就職できるのでしょうか。

 

❶ブロックチェーンは変化の激しい業界」は各学校のカリキュラムもアップデートしていくとは思いますが最新情報をキャッチアップした内容になるとは思えません。

例えば、大型アップデートしてPoWからPoSに完全乗り換えが完了してからのイーサリアムの扱い方、についてなどは情報を常にキャッチアップしなければ対応できないかと思います。

(まだ移行は済んでいませんが起こりそうな例えにしました)

 

ブロックチェーンの扱い方がわかっても、実際に扱うのはサイドチェーン関連の技術だったりします。LightningNetworkなどの分野は特に盛り上がっていますが実装となると一筋縄ではいかないでしょう。

 

❷関わる分野で扱う技術が異なる」に関しては、企業向けのブロックチェーンや、一つの仮想通貨のWebアプリケーションとしてのブロックチェーンでは違う質のものを扱うことになります。

ブロックチェーンエンジニアという名前で最初に私が思い浮かぶのはブロックチェーンゲーム制作か、ウォレットアプリ制作ですね。

これらは比較的にやることが想像しやすいです。

 

一方で、企業向けのプライベートチェーン(コンソーシアムチェーン)の導入案件などは、企業によってやり方が異なるものと思われます。

 

スマートコントラクトの概念を理解するだけでは現実に対処できるかはわかりません。

 

❸バグが許されない世界」については大切で、ブロックチェーンは自律分散型という性質上、後からリリースしたものを容易に変更できません。

過半数のマイナーたちにバグ修正を行うために賛成をもらってソフトフォークもしくはハードフォークを行わなければなりません。

とても面倒です。

 

最近はオフチェーンの技術も高まってきているので修正のしやすさは以前よりも充実しているとは思いますが、バグがつきもののソフトウェアの世界で可能な限りバグを0にする作業というのはそれなりの習熟が期待されそうです。

 

即戦力のスキルは身につかないと思われる

ちょっと絶望的な話になりますが、上の3つから即戦力のスキルはやはり身につかないと思われます。

スクールの内容を超えて自分から情報をキャッチアップしないといけません。

 

私自身も仮想通貨およびブロックチェーンに関する記事をたくさん書いてきましたが一つの仮想通貨の情報を追うだけでも疲れます。

ですので、教科書の内容だけでは追いつけないと考えれれます。

 

ブロックチェーンスクールへ通うメリット

では基本的なことしか学べないであろうスクールに通うメリットはあるのでしょうか。

スクールへ通うメリット
体系的に知識を学べる

❷モチベーションを維持できる

❸作りきる体験ができる

❹間口が広い

こうしたメリットがあると思います。

スクールの知識だけで実践で戦えると思えませんが、スクール程度の知識がない人はもっとスキルチェンジの機会は減ってしまいそうです。

 

それに、本業のことをやり繰りするだけで精一杯の人も少なくないと思います。

その中で、どこから手をつけて良いのかわからない中で、まとめて基本的なところを一通り抑えてくれるスクールは手取り早いです。

 

何をしたらいいのかわからないで悩むくらいであれば、とりあえず入ってから考えていくのでもありだと思います。

 

ブロックチェーンのスクール3つ

ブロックチェーンスクール
❶FLOCブロックチェーン大学校

ブロックチェーンに特化したスクール。

約3ヶ月のコースでWeb受講は19万8000円、Webと教室スタイルで24万8000円

 

❷TECH ACADEMY 

老舗のプログラミングスクール。専門学校ではなくプログラミングスクールといえばTECH ACADEMYが最初の方に出てくるかと思います。

1ヶ月コースは13万9000円。12週間は23万9000円

 

❸TECH BOOST

プログラミングの基礎知識に加えて中級、上級者向けにブロックチェーンのカリキュラムもあります。全くの初心者の方にも入りやすいかと思います。

月10万円

この中でブロックチェーンに特化したのはFLOCブロックチェーン大学校のみですね。

他は色々なものの中のブロックチェーンという立ち位置だと思います。おまけな感じが否めないですね。

 

ちなみに、海外でエンジニアとして就職するためには4年生のコンピューターサイエンスの学位などが最低条件として求められることもあるそうです。

しかし、ブロックチェーン業界に関しては数ヶ月のキャンプに通い短期間で業界へ転職する人も多いそうです。

 

転職は自力で探すつもりが良いかと思う

私は実際にプログラミング系スクールから転職活動をしたことはありません。

その立場から言えることはそんなに多くはないと思います。

 

ですが、人事の気持ちになった時にプログラミングスクールへ通ったという事実は”入社への熱意の一つ”くらいの評価になるかと思います。

 

会社が求めるのは”社内のタスクをあまり経費をかけずにそつなく、できれば教育に人件費を割かずにこなしてくれる人物”であるかと思います。

営利企業である以上、ほとんどのところは人格とは別に上記のことを求めているかと思います。

 

上記の言葉を具体的な手段に落とし込むのであれば、その会社が実際にこなしているタスクに可能な限り近い成果物をこなした経験を示すことが一番の早道ではないでしょうか。

 

Webサービス運営している会社であれば、その会社のWebサービスの一部の機能を模したサービスを作るなどして制作プロセスまでを面談で伝えれば、その会社に対する熱意と共に、”人件費があまりかからない人物だ”とみなしてもらえるかと思います。

 

つまり、スクールへ通ったという事実自体には評価ポイントとしては加算されない気持ちで挑むくらいでちょうどよいのかなと思います。

 

追加で、プログラミングスクールに限らず、学校が提供する転職サポートはあまり期待しないほうが良いかと思います。

あくまでも、自分が入りたい会社を見つけてくれる、教えてくれる場所だと思った方が良いかと思います。

 

スクールは就職させる代わりに就職先の年収の一部のマージンを得ているかと思います。要するに高い年収のところに就職してもらうほど良いということです。

 

当たる人によって全く違いますが、就職後までを想定しておらず、転職してもらったらそれで良いということで動いている人もいると思います。

ですので就職後もエンジニアとしてハッピーな場所を探してもらえるとは思わない方が良いかと思います。

 

一方で、実際に転職するに当たってたくさんの求人を持っていたり、会社に関する知識も豊富だと思うので自分が言語化できないでいるようなところも教えてもらえるかと思います。

ここもは自分に当たった担当者の左右されるとこでもあるかもしれません。

 

全体を通してですが、あくまで期待しすぎない姿勢で挑んだ方が良い結果につながりやすいかなと思って言っています。

 

未経験でもやる気があれば見つかる

ここまでスクールに通う意味があるの?と思わせるような流れで説明してきましたが、スクールへ通う意味はあると思います。

理由はブロックチェーンエンジニアは絶対数がとても少ないからです。いうまでもなく、ブロックチェーンエンジニアが求められたのはここ数年の話です。

さらに今後は需要が大きくなることはあっても、縮小することはないでしょう。

 

しかし、求人でブロックチェーンエンジニアと募集しても集まらないのが現状です。つまり経験者でなくても集めるほかないというのが各会社の人事の立場です。

実際、私がとある某IT企業の人にお話を聞いた際は、ブロックチェーンエンジニアがいないから教育するところから始めなければならない。

と話していました。

 

つまり、採用する段階で即戦力がなくても採用して育てようと考えている企業もあるということですね。

話した方はやる気があれば良いとおっしゃっていたのでやる気次第ではないでしょうか。

 

そのためには自分で何か作品をつくっていけば良いでしょうが、その手がかりとなるのがスクールです。

スクールにさえ通えばうまくいくとは思えませんが、自分で手を動かすために必要なツールを時間を節約して取り揃えるにはもってこいだと思います。

何事も継続が一番の敵でして、モチベーションが続くのってスクールならではだと思いますね。

 

コーディングだけがブロックチェーンではない

未経験者でコーディングのところでうまく行かない人も出てくると思います。

ですがブロックチェーンは様々な分野に幅広く関わる技術です。しかも変化が激しい。

 

ですので最新技術をキャッチアップしてまとめてシェアするためだけに一つの役割を追うことができるかと思います。これはいわゆるリサーチャーですね。

ウォレットアプリGINCOなどはWantedlyでリサーチャーを募集していましたね。

 

コーディングから始められなくてもブロックチェーンの包括する分野を考えると入り口は広いと思われます。

スマートコントラクトを触ったことがある人に情報を分析してもらいたいと雇う側なら考えるのではないでしょうか。

 

スクールへ通うことが直接的にうまくいく要因にはならないと思いますが、通ってみれば確実に次に繋がると思いますよ。

 

始めるなら早ければ早い方が良い

エンジニアとしての経験がない人ほど、早く始めた方が良いと私は考えます。

理由としては、ブロックチェーンエンジニアの不足と関係があります。

今のところ、ブロックチェーンエンジニアは大いに不足しているので未経験者でも採用してくれる可能性があります。

 

しかし、これからはすでにエンジニア歴としてそこそこ経験のある人たちがどんどんブロックチェーン業界に流れ込んでくる可能性があります。

今はまだ業界の将来性について疑う人も少なくありませんからね。

 

エンジニア経験者が流れてくると、そちらの方が有利になるのは間違いありません。

ですので、ブロックチェーンが普及する前にチャレンジすればするほどチャンスといえます。私はブロックチェーンは今後、間違いなく普及していくと考えています。

 

始めるのであれば、今が一番良いかと思います。

 

特化しているスクールが無難?

カリキュラムの質は実際に受講しなければわからないかと思います。

ですがもっとも無難な方法は業界に特化しているところの方が良いというところです。特化しているということはそれだけ濃い周辺の情報がはいってきやすいです。

 

教える人たちもブロックチェーンに関係のない人である可能性も高いです。TECH ACADEMYは確かにスクールの中では大御所で、運営歴も長いのでクオリティは期待できそうです。

カリキュラムを無難にしたいのであれば、TECH ACADEMYかもしれません。

また、TECH BOOSTに関しても、上級者向けのカリキュラムまであるのですでにエンジニアスキルを持った人だとそちらが無難かもしれません。

 

ですが、FLOCの場合は講師陣にbitbank(仮想通貨取引所のCEO)の人が講師を行ったり、創設者にはビットコイン研究所出身の人がいます。

コミュニティとしてもこちらの方が濃いことでしょう。

体験入学も1000円でできるので、カリキュラムが自分に合うのか確かめてみることもできます。

とりあえずの第一歩としては申し分ないでしょう。

 

FLOCの画像

人にあった4種類のカリキュラムもあるので、ビジネスとして取り組みたい人やエンジニア志望の人とで選ぶことができます。

 

FLOCブロックチェーン大学校の公式サイトはこちら

 

ブロックチェーンスクール3選 まとめ

ブロックチェーンスクール3選 まとめ画像

海外では平均年収が約1700万円のブロックチェーンエンジニアです。

2017年と比べて2018年は400%の求人増加があったそうです。

 

そんな背景で、国内でもブロックチェーンエンジニアの需要はもっと高まっていくと考えられます。

そして、ブロックチェーンエンジニアに志望する絶対数も今の所はそんなに多くないと思いますし、FLOCのようなところは実績をどんどん出していきたいタイミングだと思いますので早ければ早い方が良いのかなと思います。

 

ブロックチェーンはかなり幅広い業界に関わってきますので、すぐに転職に活かさなくともジワジワとやくに立つ場面は増えてくると思います。

金融業界はもちろん、サプライチェーンなどにもブロックチェーンの技術はどんどん浸透していくと思いますので入り口はどんどん広がっていきそうですね。