「リップルウォレット を使ったおすすめの管理方法を知りたい」
「複数のウォレットで管理したいけどリップルだけどどんな方法があるのか知りたい」
保管方法が色々あるのは知っていてもどれが自分にベストな管理方法なのか見つたり探すのは大変ですよね。
私自身も最初はどれも似たようなウォレットにしか見えない時期がありました。
この記事を読めば、あなたのトレードスタイルに合ったリップルの管理方法を知ることができます。
また、リップルを頻繁に送金したり、ガチホ(長期保有)したり、ひとまず様子見でリップルを保有して見る人にも合ったやり方を記事で紹介しています。
イーサリアムやビットコインと同様にリップルにも様々な方法で管理することができます。
それぞれの方法には一長一短があるのでそれぞれを紹介し、管理のタイプ別にベストな方法を紹介したいと思います。
草猫店長の目次ノート

知っとこ情報!ホットウォレットとコールドウォレットの違いについて

前提知識としてホットウォレットとコールドウォレットの違いは抑えたいと思います。
ホットウォレットはインターネットに接続されている資産のことを表します。
コールドウォレットはインターネットに接続されていない資産のことを指します。
ホットウォレットは入出金をすぐに行えるので便利です。ただし、ハッキングされる可能性があります。
コールドウォレットは入出金はすぐに行えないので面倒です。ただし、ハッキングされる可能性がありません。
特に、コールドウォレットは物理的にインターネットから切り離すものが多いです。
リップル でも使える ウォレット の種類や特徴
そもそも、どのようなウォレットがあるのでしょうか。
リップルのウォレットの種類 | コールドウォレット | ホットウォレット |
---|---|---|
ウォレットアプリ(スマホ) | ○ | |
ウォレットアプリ(デスクトップ) | ○ | |
ブラウザウォレット(Webウォレット) | ○ | |
ペーパーウォレット | ○ | |
ハードウォレット | ○ | |
セキュリティの高い取引所 | ○ | ○ |
ざっと主要なウォレットの種類は6種類あります。それぞれを簡単に解説し、リップル保管に向いているウォレットを紹介していきます。
❶. ウォレット アプリ(スマホ)

仮想通貨スマホにDLして受取用のアドレスを用意して、送金して利用するためのアプリケーションです。
種類としては主に二つに分けることができます。
- 複数の仮想通貨を取り扱うことができるマルチウォレットアプリ
- 一つの仮想通貨のみに特化している専用ウォレットアプリ
一般的に、
より利便性を重視する場合はマルチウォレットアプリが便利です。
より安全性を重視する場合は専用ウォレットアプリが適切です。
おすすめの リップルウォレット アプリ(スマホ)

Toast Wallet

おすすめというより、これ意外にリップル専用ウォレットがありません。
マルチウォレットでも有名なアプリでリップルに対応したウォレットは今のところないようです。
ですが「Toast Wallet」も使い勝手は良いかと思います。
頻繁に入出金を繰り返す予定の方が取引所に置いたままにするなら「Toast Wallet」に保管することをおすすめします。
❷. ウォレットアプリ(デスクトップ)

基本的にはスマートフォンのアプリ向けウォレットのデスクトップ版です。
デスクトップにソフトフェアをダウンロードして、仮想通貨スマホにDLして受取用のアドレスを用意して、送金して利用するためのアプリケーションです。
こちらも同じように種類としては主に二つに分けることができます。
- 複数の仮想通貨を取り扱うことができるマルチウォレットアプリ
- 一つの仮想通貨のみに特化している専用ウォレットアプリ
スマホのアプリウォレットと同じ説明ですね。
ただし、デスクトップ版の場合は少しエンジニア向けのアプリがあります。
それは、Githubと呼ばれるプログラミングのソースコードをオープンに利用できる世界的に大きなサイトなどに、コードを入力してからウォレットを生成する場合などです。
通常は公式ページからダウンロードリンクをクリックしてダウンロードしたものをクリックすれば良いのですが、そうでない場合がある、ということですね。
おすすめの リップルウォレット アプリ(デスクトップ)
ripple-client-desktop

リップルクライアントデスクトップはリップル社公式のデスクトップのウォレットアプリだったのですが、2018年2月28日以降は配布を終了してしまいました。
今からダウンロードする場合は下のURLのgtGOXさんが置いているデータをダウンロードしましょう。
❸. ブラウザウォレット(ウェブウォレット)

ウォレットアプリのスマホとPCと基本的に同じです。
ただし、アプリケーションをわざわざダウンロードしなくともWebサイトへアクセスすればそのまま利用できます。
インターネットと常に繋がった状態になるのでほとんどのブラウザウォレットは「ホットウォレット」になります。
冒頭の説明と少し重なってしまうのですが、「ホットウォレット」はハッキングリスクあるのでブラウザウォレットは一般的な取引所に保管しておくよりは安全、というスタンスで利用しましょう。
おすすめの リップルブラウザウォレット 紹介
gatehub(ゲートハブ)

綺麗なグラフで資産状況を把握できるブラウザウォレットがおすすめです。
取引所へ置いておくよりこちらで基本管理すると良いかと思います。
※おすすめとしていますが資金消失の話もたまに聞くため大金は入れておかない方が良いです。
❹. ペーパーウォレット

ある程度メジャーなコインになると、ビットコインにはビットコイン専用のペーパーウォレット生成Webサビス、リップルにはリップル専用のペーパーウォレット生成Webサービスのサイトがあります。
初心者には少し作り方が少しややこしかったりするかと思います。
ただし、やることはいたって簡単です。
- 紙データにQRコード(受取アドレス)を作る
- 受取アドレスに送金する
- 紙データを印刷する
- 印刷したペーパーウォレットを保管する
- 元の紙データを完全消去する
この一連の動作自体はそんなに難しくはありません。
ですが、この動作をセキュリティの高い状態で行うことが少し初心者には難しいです。
例えば利用するパソコンが変なウイルスに感染していないかをチェックして、URLが偽物でないか、公共Wifiに接続していないかなどなど色々と説明しづらいところがありますね。
安く済むのですが手間がかかるのと、紙が燃えたりなんらかの理由で紛失した場合は資産も紛失します。
おすすめのリップル ペーパーウォレット 生成サイトの紹介
おすすめは2種類です。
1. Bithomp.com(ビットホンプ)

一般の方がリップルのペーパーウォレットを生成する場合は「Bithomp」のWebサイトで生成することができます。
※ご利用は自己責任で、セキュリティには注意して利用することをおすすめします
2. Ripple Paper Wallet Generator

次におすすめの、リップルのペーパーウォレットを生成ツールは「Ripple Paper Wallet Generator」です。
\ リップルペーパーウォレットの作り方を画像28枚使って解説した記事はコチラ /
❺. ハードウォレット

仮想通貨を保管するために特化してハードウェアが発売されています。そのハードウェアのことをハードウォレットと呼びます。
ハードウォレットはPINコードと復元コードを生成してくれますので絶対に忘れないように紙などにメモをしてから使います。
少し値は張りますがペーパーウォレットと比べセキュリティが整った状態で送金ができますので初心者にお勧めです。
リップル を保管できるおすすめの ハードウォレット の紹介

リップルのハードウォレットにはLedger Nano Sをおすすめします。
他社と金額や性能、情報の多さを考えた時に、私の中でLedger Nano Sは一択でした。
Ledger Nano Sはリップルだけでなく、25種類の仮想通貨に対応しているので他の仮想通貨の保管にも便利です。
Ledger Nano Sを取り扱えるようになれば脱初心者ではないでしょうか。
必要な際にいつでも取り出せるようにLedger Nano Sの保有はおすすめです。
❻. セキュリティの高い取引所

基本的に、取引所の中に仮想通貨を置きっぱなしにすることは避けるべきことであるのは当たり前ですが、一部の取引所に関してはそうでもありません。
- 分散型取引所
- 100%コールドウォレットの取引所
この二つに限っては超長期保有はお勧めしませんが、最大で1年程度の保有ならありかなと思います。
1. 分散型取引所とは

分散型取引所とは管理人が不在の自律分散型の取引所となります。管理人が不在で自動で取引や売買マッチングが行われます。
今までのハッキング事件のほとんどは人が介在するために発生しているものがほとんどでした。ですので、分散型取引所を使えば人の介在によって発生していた事件のリスクがなくなります。
ただし、分散型取引所のコードにエラーなどがあればそこをハッキングされてしまうリスクがあります。コードを読める人はなかなかいないと思いますので判別は難しいかもしれません。
今の所ハッキングの前例はありませんし、取引高が小さいのでハッカーに狙われる可能性は低いかもしれません。
ですが、今後、取引所のスタンダードになって行った場合にもしかしたらハッキング事件が起こるかもしれません。
そうした意味で、最大でも1年程度の保有ならありかな、と行ったところになります。
リップルの分散型取引所

Mr.Exchangeは取引所とリップルネットワーク上(分散型取引所)の取引所の両方を持っています。
リップルネットワーク上のウォレットにリップルを保管していればハッキングに対してはセキュリティを保った状態で放置することができます。
ただし、Mr.Exchangeはまだみなし業者の状態ですので取引所そのものが規制によってどのようになるのか分かりません。
分散型取引所であることにこだわりがあれば良いかなと思います。
2. 100%コールドウォレットの取引所とは

国内で唯一、「QUOINEX」は100%コールドウォレット管理を行っています。
コールドウォレット管理とはオフラインの状態で資産管理をしていることになります。ですのでハードウォレットと同じような状態であることになります。
実際にどのようなアルゴリズムで行っているのかは企業機密のようですが、売買が行われた瞬時の分だけホットウォレットとして扱うようにプログラムされているかと思われます。
ですので、仮にハッキング被害にQUOINEXがあったとしても被害は最大でもホットウォレットとして扱われた分だけになります。
下手にホットウォレットのウォレットアプリに資産を入れておくのであれば取引所ですが「QUOINEX」に資産の一部を置きっぱなしにするのはありかなと思います。
「QUOINEX」は2017年の11月にはICOで資金調達も行いました。
取引所の看板を背負った状態でのICOですので逃げることはできません。
かなりの自信がないとできません。
合理的に考えればハッキング事件を起こすとICOプロジェクトもろとも崩れ去る可能性があるのでセキュリティはかなり意識されているはずです。
QUOINEXはリップルにも対応しています。
口座開設スピードも比較的に早く繁忙期などでなければ2〜3日あればハガキなどが届くかと思います。
\ QUOINEXについてもっと詳しく知りたい人はコチラ!登録方法も紹介 /
QUOINEXのICOのプロジェクトも面白いです。世界の取引所の取引高を一つにまとめて世界で一番、格差の少ない取引所を作ろうとしています。
そのために資金調達として発行した通貨がQASHになります。
\ QASHについてもっと知りたい人はコチラ /
投資スタイル別! リップルウォレット のおすすめ紹介
ウォレット種類 | 短期保有 | 中期保有 | 長期保有 |
---|---|---|---|
ウォレットアプリ(スマホ) | ○ | ○ | |
ウォレットアプリ(デスクトップ) | ○ | ○ | |
ブラウザウォレット(Webウォレット) | ○ | ||
ペーパーウォレット | ○ | ||
ハードウォレット | ○ | ||
セキュリティの高い取引所 | ○ | ○ |
※保有期間の目安です
保有期間の目安としては
短期は3ヶ月未満
中期は3ヶ月以上
長期は半年以上
だいたいこの位の期間を想定しています。
リップラーの方であればガチホの方が多いかもしれません。それぞれのトレードスタイルに合わせて保管方法を紹介したいと思います。
リップルをガチホしながら投機があれば他の通貨も投資や買い増ししていきたい人

おすすめは
「Ledger Nano S」+「Toast Wallet」です。
ハードウォレットのLedger Nano Sで半分以上は絶対に動かさない用にします。
残りの分を保有と送金目的でスマホアプリのToast Walletで保有して、必要に応じて他の仮想通貨に変えたりしていきます。
リップル保管にオススメのハードウォレットならLedger Nano Walletです。
ホットウォレットだけど取引所におくよりも安全便利で使い勝手が良いのはToast Walletです

ひとまずリップルを期間を定めず持っておきたい人

「QUOINEX」です。
QUOINEXは確かに取引所ではありますが、100%コールドウォレット管理なので無名のホットウォレットのアプリを利用するよりは安全です。
取引所としてのメンツやICO後に世界中から見られているプレッシャーもある最中であるので容易にハッキング被害に合う可能性は低い方だと思います。
(そもそも被害にあっても理論的には被害はほぼ0のはずです)
とりあえず海外やあまり有名でない取引所でリップルを保管するくらいであればQUOINEXに送金しましょう。
コスパを重視してリップルを中期から長期保有していきたい人

「Bithomp(ビットホンプ)」+「QUOINEX」です
「ハードウォレットは高いから嫌だ。それでもコールドウォレット管理をしたい。」
その場合はBithomp(ビットホンプ)のペーパーウォレットの一択です。
サブの保管として「QUOINEX」上で保管して必要な際は「QUOINEX」から送金します。
「Bithomp(ビットホンプ)」もタダで作って保管できます。
「QUOINEX」もタダで保管できます。
リップルをできるだけ安全に送金用として保管したい人

「gatehub(ゲートハブ)」 or 「QUOINEX」 or 「Toast Wallet」です
お使いのデバイスに応じて好きなものを一つ選べば良いかと思います。
扱いやすさで選ぶのであれば、パソコンのweb上からでリップルを分かりやすく管理したいのであれば「gatehub(ゲートハブ)」、
スマホから扱いやすいウォレットを選ぶのであれば「Toast Wallet」、
パソコンからもスマホからも比較的に安全保管(取引所に放置)するのであれば「QUOINEX」です。
先ほどから「QUOINEX」ばかりじゃないか、と思われるかもしれません。
ですが、コールドウォレット管理を勝手にやってくれて且つタダで使える「QUOINEX」のコスパは間違いなく良いです。
取引所に置くことそのものに違和感がある方は「gatehub(ゲートハブ)」 or 「Toast Wallet」になりますね。

手間はかかっても良いからリップルをガッチガチに資産を保管したい人

そんなワガママなあなたには
「Ledger Nano S」+「Bithomp(ビットホンプ)」+「gatehub(ゲートハブ)」+「QUOINEX」の組み合わせをお勧めします。
とにかく一番安全な方法で資産を保管したいのである場合、これ一つさえ利用しておけば万全!ということはありません。
可能な限り分散させることが最大のリスク回避にすることができます。
「Ledger Nano S」のハードウォレットの段階で、十分に安全だと思うかもしれませんが、ハードウォレットも一つの機械の端末に過ぎないので何らかの原因で壊れて資産をリセットしてしまう可能性も皆無ではありません。
ですのでそこに「Bithomp(ビットホンプ)」のペーパーウォレットを導入することで、ハードウォレットのデメリットを抑えられます。
ペーパーウォレット自身も生成時のハッキングリスクや紙としての劣化や紛失リスクのデメリットをハードウォレットで補うことができます。
頻繁に動くかもしれない分のリップルはブラウザウォレット(ウェブウォレット)の「gatehub(ゲートハブ)」を利用するだけだと不安なのでコールドウォレット管理の「QUOINEX」と分散させます。
「QUOINEX」自身も比較的に安全ですが、想定外の出来事で取引所そのものがなくなってしまうリスクがあるかもしれません。そこをブラウザウォレット(もしくはスマホウォレット)で補うとちょうど良いバランスかと思います。
リップル保管方法のまとめ
リップルも保管方法の種類がある程度、充実はしています。
その一方で紹介していないものの中には質が疑わしいものもありました。
これからもっと質を高めて行って欲しいなと思います。
そもそも、リップル社が公式で出しているウォレットアプリをクローズしてしまったことが大きかったかなと思います。
また、再リリースして欲しいものですね。
他にもリップル関係の記事があるのでよかったら参考にしてみてください。
例えば、リップルとは改めて何なのか、将来性って本当にあるのかどうかを中立的な立場で記事にしてみました。
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