【 スキャム注意報 】 仮想通貨における詐欺の特徴 【 見分け方は簡単 】

仮想通貨における詐欺の特徴 まとめ

仮想通貨は詐欺が多くておかげで悪いイメージを持った人も少なくないと思います。

 

この記事では、仮想通貨で怪しい話を持ちかけてくる人や組織の特徴をまとめてみました。

一つでも当てはまったら警戒しましょう。

 

詐欺案件の3ポイント

高配当をうたう

マイニングで不労所得

“確実”とか”絶対”という言葉を使う

 

「詐欺師」と「詐欺組織」の2つに分けてそれぞれの特徴がわかるようにまとめました!

詐欺師の特徴

詐欺師の特徴
❶. 不労所得・権利収入を強調する

❷. なぜか貴重な情報を握っていることを教えくれる

❸. やたら身なりが整っている

❹. LINE@にやたら誘導してくる

❺. やたら高いツールを売ってくる

❻. やたら短期間で何十倍になるという

❼. 利益がなぜか保証されている

これらを瞬時に詐欺と断言するのはよくありませんし、法律が整備されていないことから提供しているので法律的には詐欺と言えないかもしれません。

 

ですが、情報格差(情報の非対称性)を利用してハイリスクな行為をハイリスクと感じさせずに資産を溶かす行為をさせていれば、実質的に詐欺といって良いと思っています。

 

❶. 不労所得・権利収入を強調する

→ブロックチェーン(仮想通貨)なのに既得権益の話はいろいろな意味でニセモノです。高配当をうたうものもニセモノです。

マイニング系統は特に多いです。自分で機材揃えてオペレートできるレベルの人以外は手をつけてはいけません。

 

❷. なぜか貴重な情報を握っていることを教えくれる

→こっちから聞いてもいないのに特別な情報をなんかよく分からないけどすごい人から教えてもらっていて、お金を払わないと教えてもらえないのは仮想通貨に限らず詐欺です。

 

❸. やたら身なりが整っている

→ブロックチェーンの世界はカウンターカルチャー(対抗文化)な人たちでひしめいていてスーツでビシッと整えたるような人はいません。

高級そうなホテルやレストランで高そうな腕時計がチラ見えした写真があったり、ピカピカの革靴の写メがあったら危険です。

 

❹. LINE@にやたら誘導してくる

→何かにつけてLINE@に誘導する人は、ある程度の人が溜まったらクローズドな情報を限定公開!といって詐欺案件やハイリスクの投資案件を募るパターンです。

 

❺. やたら高いツールを売ってくる

→前払い式・数十万円もするものは高確率アウトです。自動売買ツールや、絶対勝てる気持ちにさせてくれそうな投資ツールもニセモノです。

そうしたものは広告ページに「ほら、実際に利益がでているでしょ!」ということを示す画像を貼っていますが相場の一番良いタイミングをシミュレーションした後出しジャンケンです。

会社の住所がバーチャルオフィスだったり、お問い合わせに電話番号が乗っていなかったりすると黒い可能性が高いです。

 

❻. やたら短期間で何十倍になるという

→2ヶ月で10倍とか、20倍なんてものは相場操作していないと無理です。

 

❼. 利益がなぜか保証されている

→世の中に絶対はなく、特に変動の激しい仮想通貨の世界では保証された利益はウソです。

 

詐欺師の具体的なケース

この画像のように、羽振りの良さそうなスーツを着て、 「確実」に利益が得られると謳っているものはウソです。

言葉のアヤが多分に使われています。

個人1人の顔を前面に出した広告は大抵はゴミ案件です。

 

有名なアレな人

宮脇 咲氏などは度々、怪しい案件をぶら下げて悪い噂が多いです。

テレビ番組にも出たり、書籍を出したりと世間体は割ときれいですが、実際はただのグレーです。

裏では新アフィリエイトのICOだとかなんだと行ってシステム料30万円の案件を広めたり、資産運用してお金を増やすといって預かったお金を返さなかったりと問題になったことも多いです。

危険な情報が多めです。

 

架空の人間

藤田真一という名前でインストールするだけで毎月30万円ものお金がもらえるアプリを開発したものがありました。

開発費は15億円という設定でアプリの金額は10万円でインストールすれば儲かる、と思わせてお金を受け取ることはできないというものでした。

 

詐欺組織の特徴

詐欺組織の特徴い
❶. 著名人・有名人の名前を出してくる

❷. Webサイトがキラキラしている

❸. 構成メンバーが日本人しかいない

❹. ビジョンが壮大すぎる

❺. 紹介すると永続的に利益が得られる(ねずみ講式)

❻. 周りに高齢者が多い

 

❶. 著名人・有名人の名前を出してくる

→明らかに分野の違う著名人を使っている無名の組織は黒い可能性が高いです。

 

❷. Webサイトがキラキラしている

→お札の臭いが漂ってきそうな煌びやかなサイトを運営している組織は大抵アウトです。

 

❸. 構成メンバーが日本人しかいない

→一般的に仮想通貨は世界の人たちが自律的に参加することで支え合う仕組みの方のブロックチェーンを用いています。

日本人だけで仲間を固めている組織は怪しいです。日本で独占販売という言葉が出てきたら逃げましょう。

 

❹. ビジョンが壮大すぎる

→何十年後?と思える超未来的なビジョン(人工知能同士のための仮想通貨やドローンとAIを繋げる仮想通貨)は注目を引くためにそういったお題目を利用している可能性が高いです。

空中分解という名の尻尾を巻いて逃げるのが目に見えます。

 

❺. 紹介すると永続的に利益が得られる(ねずみ講式)

→仲介利益が多段階式になっていたり、永続的にもらえるようなニュアンスが漂っているものは詐欺が多いです。

ブロックチェーンは実現可能かどうかはおいておいて既得権益層を破壊しようというエネルギーが集まった世界です。その意味を考えるとどうなのというところです。

ちなみに、次の人を紹介しなければ赤字になるので紹介し続ける連鎖を発生させる仕組みを”ポンジスキーム”と呼びます。

 

❻. 周りに高齢者が多い

→若い人でもブロックチェーンおよび仮想通貨の業界は変化が激しい上に情報量が尋常ではないので全てを追いかけるのは難しいです。

高齢者は特に情報格差が大きくなるのですが、そこを漬け込んでいる可能性があります。避けましょう。

 

詐欺組織の具体的なケース

ビットコネクト

ネズミ講(ポンジスキーム)のビジネスモデルを提供していたビットコネクト。

アメリカの証券当局からレンディングサービスを停止させられて価格が崩壊しました。主催者たちはニュースになる前に資産を逃しているでしょうね。。

 

ノアコイン


ノアコインは通貨としての必要性を感じない例として出します。

 

泉忠司さんという情報商材の界隈では有名?らしい人が扇動している仮想通貨です。

泉さんという人は億万長者プロジェクトというコンセプトで色々やっているようです。

 

フィリピン人の海外送金の問題をなんとかしたい。と謳っていますが明らかに他の仮想通貨で実現可能です。

海外送金に関してはリップルや他のメジャーな仮想通貨で賄えるはずです。そっち使えよと。

ノアシティという構想を立ててノアの仮想通貨ホルダーを優遇するような街を作る予定だそうですが、ブロックチェーンがまじで関係ないです。

 

PoSというコインを持っていれば持っているほど利益が得られる仕組みです。40年後にはほぼ0になり永続性はないそうですが、既得権益さは高めです。

ノアシティは今までの通りのただの中央集権型の資本主義シティになるのではないでしょうか。

 

もっと騙す気マンマンなプロジェクトも多いし、詐欺とは断言できません。

ただ短中期はどうか知りませんが、私は長期的な将来性はないと思っています。

 

ビットクラブ


既得権益系のネタです。先払いで大金を払えばマイニングを代わりにします。というものの国内版になります。

こうしたマイニング系で不労所得をうたうものは肝心な要素を抜いた将来のシミュレーションを示して儲かると人をその気にさせてお金を集めます。

 

マイニング系についてさらに

「クラウドマイニングやります!お金集めてます!」

→お金を振り込む

→何者かによって工場が破壊されました。写真はこれです

→事件の解決を急いでいます

→いつの間にかいなくなって空中分解。

 

マイニング全般で利益を出すことが簡単ではないことは他の記事でも紹介しています。

常にマシーンが出て相対的にハッシュパワーが減るからなのですが詳しくは【 クラウドマイニングのリスク 】 意外に知られていない落とし穴を読んでみてください。

 

前払い式のもので騙されたら反撃しよう

“確実にお金が増える”といった誇大広告に引っかかってしまったら専用の弁護士事務所もあるようです。

 

仮想通貨における詐欺の特徴 まとめ

仮想通貨における詐欺の特徴 まとめ画像

詐欺は基本的に相場が盛り上がっている時期に増えます。

 

相場が冷え切っているタイミングではほとんど話はでてきません。

詐欺を働く人というのは一貫性などはないので、今の時点で一番儲かりそうな分野に投じるからです。

 

また仮想通貨が盛り上がるタイミングが訪れたら、この記事を思い出してみてください。