
最近、仮想通貨のウォレットアプリは乱立してきていますよね。
それもそのはずで、仮想通貨が10年後にはあたりまえの支払い手段になっていたとしたら、世界中の無数の人に必要不可欠な決済手段になるからです。
今はまだ保管する機能に特化していますがこれからもっと便利なウォレットアプリが増えてくるのでないでしょうか。
そんなウォレットアプリですが、この記事では特にマルチウォレットに絞って安全なウォレットを紹介します。
推しの仮想通貨がある場合は推しの仮想通貨に特化してオススメのウォレットアプリを紹介している記事があるので読んでみてください。
今のところ、BTC、ETH、Ripple、Liskの4つを紹介しています。推しがあればこちらをオススメします。
特にイーサリアムはゲームに特化したウォレットなどもあるので推しているのであれば下のイーサリアムウォレットの記事をオススメします。
❷. 【 持ち味別 】 おすすめのイーサリアムウォレットアプリを用途で選定
この記事を読めば、複数の仮想通貨を扱えることに特化したマルチウォレットのモバイルアプリはどれが良いのかわかるようになります。
※当サイトで紹介しているウォレットアプリは全て無料で利用できます。利用料などは一切かかりません。
(マイナーの送金手数料やウォレットが連携している両替機能の手数料は当然ですが必要です)
草猫店長の目次ノート
おすすめのマルチなウォレットアプリ
❶. 純国産の扱いやすさNo.1!利便性まで追求されたGINCO
❷.【日本での認知度低め】最先端なUI(見た目)が特徴のLUMI
❸. 銘柄数は随一!マルチウォレットの代表格COINOMI
❹. 食パンがアイコンの親しみやすさ抜群で意外な機能搭載のBREAD
上のようにGINCO、LUMI、COINOMI、BREADが端末に保存するタイプのウォレットで過去にハッキング歴もないマルチウォレットです。
❶. 純国産の扱いやすさNo.1!利便性まで追求されたGINCO

GINCOは使いやすさが非常に洗練されているマルチウォレットです。初心者はGINCOが一番無難な選択になると思います。
対応銘柄はBTC、ETH、LTC、BCH、XRP、ETC、イーサリアム系の主要トークンになっています。
GINCOは直感操作で美しいUI(見た目)になっています。

操作しやすく、それでいてマーケットを見ることができたり、両替を操作ミスせずに行えるようなデザインになっています。
端末に仮想通貨(秘密鍵)を保管する形式をとっています。
会社がモンゴルでマイニング事業を営んでいたり、CEOの経歴がストーリー性に富んでいたり、GINCOが厳選したエアドロップのみをアプリ内で受け取れたりします。(不定期)
両替機能もついています。Changellyという両替サービスと連携しており凄く簡単に両替できます。

モンゴルでマイニング事業に取り組んでいるのも、GINCOのサービスをアップグレードさせることが目的の一部だそうです。
今後はDAppsとの連携などもしていくと思うので、どんどんアップグレードしていくと思われます。
GINCOの使い方はウォレットアプリGincoとは 実際に触りながら使い方まで解説してみたで図解していますよ。
何気にリップルが使える
リップルが管理できるマルチウォレットアプリは実はありそうで世界的にみてもほとんどありません。
人によってはどうでも良いかもしれませんがリップルを安全管理したい人にとっては吉報です。

❷.【日本で認知度低め】最先端なUI(見た目)が特徴のLUMI

LUMIは日本で知っている人はまだほとんど知らないと思います。
見た目のデザインに先進性があって、それでいて使いやすいです。使っていておしゃれな気持ちになれます笑
とにかく美的センスがすごい人がつくったんだろうなあという感じがします。


操作ももちろんシンプルで英語といっても基本的な英単語さえわかれば迷うことはあまりないかと思います。
両替もできます。

LUMIは端末に仮想通貨(秘密鍵)を保管するタイプのマルチウォレットです。
更にウォレット使用時にピンコードの入力設定と、Touch IDで指紋認証の対応をさせることができます。

全体的にしっかりしている印象を受けます。海外の有名メディア「ハッカーヌーン」の記事でも一番推されていました。
LUMIの使い方は【 LUMI(ルミ)の使い方 】図解でわかるLUMIの操作と注意点で図解で理解できるようにしました。
❸. 銘柄数は随一!マルチウォレットの代表格COINOMI

銘柄数でいえばCOINOMIがダントツです。現在は115種類の仮想通貨を保管することができます。
イーサリアムのトークン系で種類を無駄に増やしている訳でもありません。
とりあえず何を買うのかわからないという人にとっては便利かもしれません。
触ってみたところCOINOMIはJPY表示にも対応していました。

取り扱い銘柄が多いからといってセキュリティがザルという訳でもありません。
端末に仮想通貨(秘密鍵)を保管するタイプです。また世界100カ国を超えて利用されています。
見た目はかなりシンプルなのでごちゃごちゃしていない方が好きな人はCoinomiが使いやすいと思います。

両替機能はもちろん、クレジットカードで仮想通貨を取引所を利用せずに購入することができます。
デスクトップとも連携させることができます。
ペーパーウォレットを取り出す機能

安全にペーパーウォレットに入れた資産を取り出すことができるSweep機能がついています。
対応はBitcoinとMonacoinですね。ペーパーウォレットはより安全に仮想通貨を保管するための機能です。
Coinomiを使えばペーパーウォレット引き出すことができます。
Coinomiの使い方は【 Coinomi(コイノミ)の使い方 】図解でわかるCoinomiの操作と注意点で図解を使って理解できるようにしました。
❹. 親しみやすさ抜群で意外な機能搭載のBread

BREADは国内でもそこそこ有名なマルチウォレットです。
見た目の親しみやすさは一番。操作方法もGINCOよりも更にシンプルになっていると思います。

Breadも端末に仮想通貨(秘密鍵)を保管するタイプのウォレットアプリです。
ウォレットへのログイン時にはピンコード入力が求められます。更にTouch IDの設定もできます。


送金限度を設定したりもできるのでハッキングを受けた際の最大被害を抑えることができます。
取引所不要!クレジットカードで仮想通貨を購入できる
Breadの面白いところはクレジットカードでウォレット内で仮想通貨を購入できるところです。

JPYはないのですがドル計算でクレジットカードを使えばそのまま取引所を使わずにドルを計算することができます。

Breadの使い方は【 Bread(BRD)の使い方 】図解でわかるブレッドの操作と注意点で図解を使って理解できるようにしました。
とりあえず悩むという人はどれ選べばいい?
「結局どれが一番いいんだろう」
と悩んでしまう人はGINCOが無難だとお伝えしときます。
日本産でGINCOの会社はメディアなども持っているのでどんな風に営業されているのか自分から確認できます。
初心者が取り扱いやすいウォレットアプリでもあるし、日本初の世界で使われるウォレットアプリになっていくと日本人としても嬉しいものです。
現状では取引所だけが世界で目立っている状態ですからね。(最近はCrypto Herosなどのゲームも注目され始めてます)
「 GINCOはなんか違うんだよなー」
「扱いたい通貨がGINCOにはないな」
という場合はBreadが初心者にはおすすめです。扱いやすいし親しみやすいのでずっと使っていられるデザインになっています。
Breadも対応銘柄数もそこそこあります。
あとは、自分の好みに応じてLumiやCoinomiを使ってみても良いと思います。
それでも分からなければとりあえず気になるものから全部使ってみたらどうでしょうか。
安全なウォレットの条件って何?
安全なウォレットアプリの条件は2つあります。
❷. 端末に保管できる(コールドウォレットに近いか)
この2つに近いほど安全であると言えます。
今回紹介しているマルチウォレットのアプリは全て端末に保管できるアプリだけ紹介しています。ですので❷に関しては問題ありません。
❶に関してですが、様々な仮想通貨の銘柄を扱えたり、パソコンやスマホ、ブラウザからログインできたりするウォレットアプリは便利な反面にセキュリティに隙ができやすいです。
マルチウォレットアプリ(複数の仮想通貨を扱うことに特化したウォレットアプリ)で有名だったJaxxは過去に6600万円近くのハッキングを受けたことがあります。
セキュリティと利便性はトレードオフなところがあるのでシンプルなほど良いです。
マルチウォレットの時点でシンプルではないかもしれませんが比較的にGINCOとLumiは取り扱える銘柄もそんなに多くないので比べるとシンプルかなと思います。
一番無難なのはやっぱりアレ
ハードウォレットです笑
あー、やっぱり。と思った人もいるかもしれません。
1万5000円ほどは必要ですが資産が150万円とか超えてくると費用対効果は抜群だと思います。
1%の資産を支払うだけでずっとオフラインで管理できるようになります。
ハッキング(クラッキング)は1か0かの世界です。盗まれたら一気になくなるし、自分の仕業でないと証明できなければ補償もされない可能性があります。
日本の場合、セキュリティをなめている会社が多いですが、いざとなった時は社内の大切なデータを全て機械的に消されることも普通にあります。
IoTやAIを通じてもっと身近になっていくと考えられます。
ハッキングの手口に関しては仮想通貨のハッキング手口 10のやり方を具体的に紹介でどうやって盗まれるのかわかるように解説しています。
ハードウォレットについて知りたい人はソフトに理解 ハードウォレットとは何か その仕組みや懸念点も解説の記事で基本の知識からどのハードウォレットが良いのかわかるようになります。
ウォレットアプリの管理が面倒なら”ある”取引所もオススメ
取引所によっては放置した管理でも良いかと思います。大きな金額であれば最低でもウォレットアプリかハードウォレットを使いましょう。
「取引所は危険だからウォレットアプリを使うんでしょ?」
ってところですが、取引所だからといって一重に危険なワケではありません。
ウォレットアプリでも取引所でもホットウォレットとコールドウォレットの2種類があります。
インターネットに資産が接続されているかどうかが異なります。
コールドウォレットは完全オフラインのウォレットに当たります。
ウォレットアプリだからといってセキュリティ対策のなっていないホットウォレットだとその辺の取引所よりも危険な可能性があります。
ですのでよく分からないのであれば取引所に放置しておくのも一つの手になります。
例えば、国内ではコールドウォレットで顧客の資産を管理してくれる取引所が二つあります。
この2つになります。
この2つとも顧客の資産はコールドウォレット100%管理になっています。
bitbankの場合は公式サイトにもbitbankの取引所内で動く資産は、見かけ上は顧客の資産が動いていますが実際ではbitbankの資本金で動いていることが公言されています。
万が一、ハッキングが起こったとしてもbitbankの資産だけが奪われるということになります。(ただし、bitbankが倒産するリスクはあります)
bitbankの評判を知りたい人はbitbank(ビットバンク)の評判 「良いvs悪い」口コミを集めて見たの記事を参考にしてみてください。
Liquid by QUOINEはセキュリティファーストを掲げている取引所です。基本的に顧客の資産はプライベートサーバーに保管されています。
そして瞬時に必要な分だけ必要なお金が動くような高性能なエンジンが搭載しています。
そのため万が一にハッキングが起こったとしても取引中の瞬間的な金額しかハッキングで奪われないと考えられます。
Liquid by QUOINEの評判を知りたい人は【 Liquid by Quoineの評判 】旧QUOINEXの実態を口コミで紹介の記事を参考にしてみてください。
このように、取引所そのものを”タダで自分の分まで安全に管理してくれるサービス”という捉え方でみたときに、bitbankとLiquid by QUOINEは良い選択肢になると思います。
ただし、自分で管理しておきたい気持ちがある人はウォレットアプリを使いましょう。
仮想通貨のウォレットアプリ まとめ

乱立してきているウォレットアプリですが何も考えずに使うと取引所に預けているよりもリスクが高まってしまうことがあります。
スマホで資産が管理できて便利な反面、どういったウォレットアプリが安全なのかをこの記事を通じて覚えられたのではないでしょうか。
他に自分の推しの仮想通貨がある場合は、推しの通貨に合わせてウォレットアプリを知っておくとより安全に仮想通貨ライフを楽しむことができますよ。
❷. 【 持ち味別 】 おすすめのイーサリアムウォレットアプリを用途で選定
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