「 仮想通貨のおすすめVPN 」を紹介します。
その前に
「そもそもVPNのことがよく分からない」
「公共Wifiの危険性がいまいちピンとこない」
という方に向けて解説した記事が下のものになります。公共Wifiはいかにハッキングされやすいのかがわかります。
さて、本題に入ります。
この記事では仮想通貨の取引をすることに当たって、便利でおすすめのVPNを紹介していきます。
今回の記事を読めばあなたにピッタリのVPNが見つかるようになります。
具体的には以下の用途のVPNを紹介します。
❷. 短期トレーダーにおすすめのVPN
❸. 匿名売買におすすめのVPN
❹. 特別な用途におすすめのVPN
❺. 危険そうな取引所へ安全にアクセスするのにおすすめのVPN
最後までお付き合いください
草猫店長の目次ノート

❶. 初心者におすすめのVPN

筆者が1年以上、利用している初心者におすすめのVPNはトンネルベアです。
トンネルベアが初心者におすすめな理由
- とにかくとっても使いやすい
- プライバシーポリシーが好き
- プロダクトと熊に愛を感じる
他のVPN業者のものを利用した時に、他のサイトの記事を読んだりして調べる必要がありました。
筆者はTechCrunchさんというITメディアでトンネルベアの記事を読んで、公式サイトを調べた時に入会しました。
日本語の情報ないし大丈夫かなあ、と思いながら登録したのですが、実際に使ってみると全然悩みませんでした笑
それまではVPNといえば小難しいものと思っていたのですが、トンネルベアを使ってから
「このくらい、気軽に使えるのであればもっと使っていこう」
と思いました。
2011年 に開始したトンネルベアのサービスですが、もともとプライバシー保護の問題に対する解決策としてリリースされました。
最近のインターネットは年々に監視的になっています。
利用者はもっと気軽に自分のデータを守る選択肢があっても良いと思います。
トンネルベアはそうした問題に対する一つの答えとしてVPNを提供しています。(のはず)
2013年 にトルコでの利用者が急激に増えました。
理由はトルコでインターネットの規制がありそれを回避するためでした。
トンネルベアの他にもたくさんのライバルがいましたがその中でトンネルベアは ” 使いやすい ” 理由で選ばれていました。
このリンクから行けば 7日間フリープラン で登録ができるフォームが見つかります。
1週間 以内に解約すれば無料です。(それ以降は1年プランが適用されます。月にすると 650円 程度です。)
下の記事に登録方法と解約手順を解説しているので参考にしてみてください。
❷. 短期トレーダーにおすすめのVPN

ExpressVPNがダントツで速いです。
最も速いのはBufferedVPNと呼ばれる少しマイナーなVPNですが、使い勝手や対応国数、情報量などまで考慮するとExpressVPNの一択です。
短期売買に必要なのはスピードですよね。
月間 500万PV 以上の海外VPN専門メディアの調査によると
- Buffered VPN (63.82 Mbit/s)
- ExpressVPN (62.01 Mbit/s)
- CyberGhost (57.09 Mbit/s)
- NordVPN (49.26 Mbit/s)
- TunnelBear (47.5 Mbit/s)
だったとのことです。
トンネルベアはテストしているサイトで結果が違っていますが変にオプションがついていないのでこの中で体感スピードは3番目か4番目には速いかと思います。
次か先にくるのはおそらくNordVPNですね。
CyberGhostは上で3番目に速くなっていますが、プライバシー保護するための機能がたくさんついています。
実際に利用してみると他サイトを見ても体感速度はこの中で一番遅いかと思います。
スピードで選ぶならExpressVPNが一番です。
スキャルピングのような短期売買の場合やレイテンシーを少しでも早めたい場合のVPNにオススメです。
普段使っているネット環境が遅い人が普通のVPN業者のものを使うと遅くてイライラするかと思います。
そうした場合を想定して利用するのもExpressVPNは適しています。
❸. 匿名売買におすすめのVPN

匿名性に特化しているのCyberGhostです。
CyberGhostはルーマニア産のVPN業者です。
VPNは世界的にサイバー犯罪率が高い国の一つとして挙げられています。
全犯罪件数の中で中国の次に僅差でルーマニアがきています。
1989年のルーマニア革命以降は、ITが普及しましたが共産主義の名残で優秀な人であってもサイバー犯罪に手を染めることもあったそうです。
サイバー犯罪の多い国がつくる匿名性に特化したVPNですから匿名性の意味合いは強いのかなと思います。

いろいろとオプションを選べます。
どのくらい匿名なのかについては一言では語れませんがいろいろと匿名である理由はあります。
- 軍事的な理由で情報共有されている国ではない
- 匿名でお金を支払うことが可能になっている
- 支払いに仮想通貨を利用できる
- OpenVPNである
- 59ヵ国 1168サーバー以上 を利用できる
- NATファイアーウォール(VPNからコンピューターの侵入予防)
- 共有IP(VPN上のアドレスをあえて同じにして特定されなくする)
- AES-256
- DNS漏れ対策
- 自動切断スイッチ機能(個人情報が外に漏れそうになった場合に自動でネット切断をする)
他にもいろいろあるそうです。
実際にはオプションがたくさんあるのでその中から自分のニーズにあった匿名方法を選べることが特徴になっています。
匿名でいろいろなことをやってみたいという人の選択になります。
❹. 特別な用途におすすめのVPN
仮想通貨の枠を超えて、いろいろな用途別にVPNを紹介してみます。
二つあります。
1つ目はNordVPNです。
2つ目はIPAです。
NordVPN

NordVPNは総合的に性能が高いです。
スピード、機能、セキュリティ、使い心地
他の点でも評価が高いです。
ですが、普段、軽く使う人にとってはちょっと重すぎるかなあと思います。
オプション機能も豊富なのですが逆にそれがややこしいとも言えます。
取引所でいうならbitFlyerとbitbankの違いでしょうか笑
当然、bitbankがNordVPNです。中級者〜 向けです。
どれも性能の高い十徳ツールのような存在ですね。
VPNの情報を普段から集めているようなリテラシーの高い方は迷ったらNordVPNで間違いないかと思います。
PIA(プライベートインターネットアクセス)

明確にユーザーのログを残さないと言っている PIA という業者があります。
各種のダウンロードサービスの匿名化をしたいのであれば PIA が良いそうです。
CyberGhostが合わない人の別の選択にもなるかと思います。
❺. 危険そうな取引所へ安全にアクセスするのにおすすめのVPN

TorGuardをお勧めします。
名前がすでに ” 匿名 ” ブラウザですね笑
NEMのハッキング事件時にダークウェブ上でXEMが売買されているニュースを知っている人も多いと思います。
ダークウェブ上でXEMの取引所へのアクセスは率直に言って危険です。
(知らずにアクセスしていた人もいる気がします)
どうしても好奇心が抑えられない方や研究したい方、もしくはホワイトハッキングに興味がある人はTorGuardを利用してネットサーフィンすることをお勧めします。
仮想通貨をする人は皆VPNを利用したほうがいいと思う

私はこれから仮想通貨で個人を狙ったミニハッキングは急増するんじゃないかと思っています。
だから、仮想通貨で取引する人は全員VPNを使えるようになった方が良いと考えています。
仮想通貨でVPNというあまりピンと来ないかもしれません。
ですが、これまで取引所をメインに行われていたハッキングも徐々に数が減っていくのではないかと思います。
理由としては取引所がハッキング手法を学習していく。コールドウォレット管理を徹底する。分散型取引所が一気に増えていく。
他にも潤沢な資金を利用して多くのハッキングを防ぐ方法を編み出していき、難易度や旨味が減っていくと思います。
そうすると、自然と対象は
取引所ハッキング→個人ハッキング
このように移行していくのかなと考えています。
これからレイトマジョリティー層(比較的にリテラシーが低い人たち)も増えてくることを考えると、早いうちからVPNの導入はかなり推奨したいです。
他にもインターネットの監視社会化はデータの急増と一緒に、強力になっていくと思います。
理由としては、これからデータを持つ会社が利益を生み出すことができるからです。
データで人件費を削ったり、職人技を再現したり、自動でプログラミングしたり、膨大なデータ(AIを含んだもの)がお金に置き換わります。
この時代の中で、せめて利用者はデータをさらす場所を選ぶ選択肢を手に入れるべきだと思っています。
VPNを使えば仮想通貨でハッキングを受ける可能性を下げつつ、プライバシー保護にもつながって美味しいことも多いです。
ITリテラシーを高める意味でも使ってみたら良いなと思っています。
外部リンク:グーグルは「あなたのデータ」と引き換えに、世界をもっと便利にする
Googleは堂々とデータを利用していく姿勢を示しています。
仮想通貨のおすすめVPN まとめ

VPNもたくさん種類がありますが、多くのユーザーにとってはほとんど大差はないかと思います。
使いやすさとある程度の速さと、真面目に開発されているプロダクトであればどれでも良いと思います。
トンネルベアはライトユーザーであれば大体のニーズを満たしてくれると思います。
使いやすいですし、利用者の行動履歴データを取得しないと名言しています。
また、冒頭で主張したように、プライバシーを簡単に選択するために利用するのは良いと思います。
VPNを使うと航空チケットが安く買える?!

VPNはセキュリティを高めるために利用すると思われがちですが他にも良いメリットがあります。
例えば航空チケットを買うときに航空チケットを安く買えることがあります。
「うっひょ〜。一体どういうこと?」
と思うかもしれません。理由としては航空会社はユーザーの一人一人に応じて航空券の値段を変えています。
たくさんお金を払ってくれそうな人にはその人が一番、買ってくれそうな値段に個人最適化します。
これに関して良いことでも悪いこととも思いません。
(例えばコンタクトレンズが100円で売られていたら買いたくありませんwですが買いたい人もいると思います笑)
航空会社はブラウザなどに残っているデータに基づいて個人最適化しているので、そこにVPNを噛ませると最適化できなくなります。
その場合、基本的に安い金額で航空券を買えるようになります。
海外旅行好きの方であればすぐにVPNの金額を回収できるライフハックですね笑
VPNの使い道は他にもたくさんありますが、一番大切なのは事前予防ですね。
これから仮想通貨のハッキングはどんどん増えていくと思います。
その時に餌食にされてしまうのは対策をしなかった人たちからです。
他にも仮想通貨のセキュリティに関する記事を書いているのでよかったら読んでみてください。
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