【 賢い0円対策 】 安全にコールドウォレット対応の取引所を使う方法

コールドウォレットが使える仮想通貨の取引所 サムネイル
マッチョな男性
コールドウォレット管理の取引所があると聞いたけどどこの取引所なら使えるの?
凜とした女性
安全なら使ってみたいけど取引所に預けたままにするのは安全ではないらしい

 

この記事を読んでいる人の中には、より安全に資産を管理できる取引所を見つけたい。と思って訪問した人もいるかと思います。

どのような取引所をどのように利用していけば可能な限り安全に利用できるのか、この記事でまとめました。

 

記事のまとめ

・安全な保管方法は人によって違うし完璧な対策はない

・100%コールドウォレット対応の取引所を活用すれば0円で安全対策できる

・現状ではbitbankかLiquid by Quoineの2つが無難な選択肢です

 

ご存知かもしれませんが、ホットウォレットとは利用者の資産がインターネットに接続された口座のことです。

一方でコールドウォレットはインターネットに接続されていない口座のことになります。

 

ほとんどの取引所はコールドウォレットに部分的に対応していますが、部分的なためハッキング時は私たちの資産も盗まれる可能性があります。

 

結論としては、 bitbank と Liquid by QUOINE が100%コールドウォレット対応であり、活用すべしと言う内容になっています。

DeCurretも対応していますが運営歴が短いため様子見にしておきましょう。

詳細を追っていきましょう。

 

【悲報】完璧な安全対策はありません

SNSで流れてくる情報を追っていると、

「取引所に仮想通貨をおいたままは危ない」だとか「ウォレットアプリよりハードウォレットを使った方が良い」など色々なことが囁かれていますね。

しかし、どの情報も正解であり不正解でもあります。

 

なぜでしょうか。

理由は簡単でどの手法にもメリットデメリットがあるからです。

実際は画像のようになっていますし、もっと複雑です。

暗号資産管理の安全性と難しさの図解

上の画像はイメージですし、取引所一つとっても安全性や使いやすさが違うので一概には語れません。

ペーパーウォレットで出入金を一切せずに誰にも見つからないように管理できればそれが一番安全ですが家が火事になったり10年後に思い出せなくなる可能性があります。

 

ウォレットアプリはお手軽で安全ですが、ウォレットアプリによってはハッキングは起こっています。

 

ハードウォレットは普段、パソコン操作に慣れていdない人には難しすぎます。

 

安全なウォレットアプリの目利きは取引所と同様ですし、大手が運営していないケースが多いため盗まれても補償されにくいでしょう。

 

そう考えていくと「これさえやっとけば安全です!」と無責任に語っている記事はだいたい間違っていると思います。

 

誰にでも進められる中でもっとも合理的で安全だと思う方法

「そんなこと言われたらますます何を選んだらいいのか分からない」

ってなってしまっていたらすみません。

 

そこで冒頭のコールドウォレット対応の取引所が出てきます。

コールドウォレットは合理的

自論ですが、相対的に安全性の高い安全対策のうちで、コールドウォレット100%対応の国内取引所を選ぶ方法は、誰でもカンタンにできる手法の中でもっとも安全な対策だと考えています。

 

扱うことの難しさに関しては人それぞれで感じ方が違いますし、難しい管理方法を選ぶクリプト好きマンな人はこの記事を読む前にすでに実践してみているような人が多いと思います。

 

一方で、普段は別のことをやっていて仮想通貨はたまに扱っています、と言うカジュアルな大多数の人にから見ると、ハードウォレットやペーパーウォレットはややこしくて分からない。

ってなる人が多数派だと思います。

 

私はどの取引所を選んだら安全なのかに答えはないけれど、少なくとも「人を選ばない中で一番安全そうな対策」を選んでおけばとりあえず間違いないよね。

 

という考え方です。そのために、100%コールドウォレット対応の取引所をオススメしています。

 

しかし「取引所に仮想通貨を預けたままにしておくのは危ない」と言う一般論は半分は正しいと思います。

ですがそれは取引所によっても違うよね。と言うことをここまで踏まえた上で強調したいです。

 

ですので、100%コールドウォレット対応の取引所である bitbank かもしくは Liquid by Quoineから選ぶのが良いのではないでしょうか。

 

それでも一点張りは良くないよね。と言う話

「だったら bitbank かもしくは Liquid by Quoine のどっちかを登録しておけば良いの?」

ってところだと思いますが口座は複数持っておくことをオススメしています。

 

理由としてはコールドウォレットで資産は安全だとしても取引所そのものが倒産するような組織に関わるイベントは防ぎようがないからです。

 

そのため、たとえ100%コールドウォレット対応の取引所だったとしても、特に嫌な理由などがなければ bitbank と Liquid by Quoine の二つとも登録して資産を分散させておくと良いと考えています。

(すでに使っている取引所が他にあるのであればせめてどちらか一方に資産を預けておきたいところですね。)

 

もし、余裕があるのであればGINCO(マルチウォレットアプリ)あたりのコールドウォレットのスマホアプリも使っておけばカジュアルな利用者なら十分だと思います。

 

コネ

マルチウォレットアプリは複数の仮想通貨を管理できるスマホアプリのことですね〜。

スマホに直接、秘密鍵(仮想通貨)を保管するからスマホをコールドウォレット化にすることができるんですね〜。

気になる人は【マルチウォレット縛り】仮想通貨のウォレットアプリ 【安全モバイル】を読めばイケてるマルチウォレットがわかりますよ〜。

 

コールドウォレットはデフォルトで使えます

100%コールドウォレットの取引所は bitbank と Liquid by QUOINE であることは説明しました。

じゃあ実際にどうやって使ったらいいの?

 

と思うかもしれません。それに対するアンサーですが、

 

そのまま使っていれば大丈夫です。

 

特にこれといった操作をせずにそのままの状態ですでに100%コールドウォレット管理になっています。

でも実際の自分のお金は売買したりして動いているからオンラインに接続されていない?

と思いますよね、普通。

 

bitbank の場合は公式サイトで下のように公言してくれています。

ホットウォレット内の資産比率について、顧客資産がどの程度含まれているのかというお問合わせを多く頂いております。というbitbankのコールドウォレット対応の画像

現在、ホットウォレット内の資産比率について、顧客資産がどの程度含まれているのかというお問合わせを多く頂いております。

弊社のホットウォレットには顧客資産は含まれず、自己資産のみの運用となっております。本件に関しても、金融庁への報告を既に行っております。

公式サイト:ホットウォレットの顧客資産の割合について

実は、自分の通貨と思って売買に使っている資産はbitbankの資産だったということになります。

見かけ上は自分の通貨になっていますが、実際の自己資産はコールドウォレット上で管理してくれているということですね。

 

Liquid by QUOINEも顧客資産は必要な分だけ取り出せるようになっていると公言していました。

 

他の取引所の場合は、顧客資産を含むホットウォレット2割、コールドウォレット8割のような割合になっていますのでそこが違いますね。

 

もっと bitbank ついて知りたい人はbitbank(ビットバンク)の評判 「良いvs悪い」口コミを集めて見たを読んでみてください。

 

もっと Liquid by QUONE について知りたい人は【 Liquid by Quoineの評判 】旧QUOINEXの実態を口コミで紹介を読んでみてください。

 

bitbank と Liquid by QUOINE の判断基準

どちらもコールドウォレット管理の取引所であるとわかりましたね。

ではbitbank と Liquid by QUOINE のどちらがあなたにとって良い取引所になるのでしょうか。

 

よりセキュリティを重視するなら Liquid by QUOINE

利便性も重視するなら bitbank

 

このようになります。Liquid by QUOINEの場合は送金や入出金に関しては厳しいためか、時間がかかる傾向があります。

 

サクッと済ませたいなら bitbank の方がストレスフリーだと思います。

その代わり、Liquid by QUOINEの方が安全と言えるかもしれません。

 

何れにせよ、100%コールドウォレット管理(顧客の資産)なので万が一、取引所が ハッキングを受けても自分の通貨が盗まれる危険性はありません。

 

こうしたところを踏まえて使い分けるか、どちらか一方の取引所を選んでみると良いかと思います。

 

取引所でコールドウォレット保管するリスク

ここまではコールドウォレットだからハッキングされても安全かのように説明してきました。

 

だったら bitbank と Liquid by QUOINE を利用しておけばとりあえず大丈夫。

かというと、実際には必ずしもそうでないよ。と言うことを大切なことなので改めて説明しておきます。

 

まず、会社が経営に失敗したり経営陣に裏切りがあり倒産してしまったり、物理的にコールドストレージの資産を奪われるかもしれません。

可能性としては非常に低いかもしれませんが、あり得る話です。

 

bitbankも自社の資産が全てハッキングされたら営業停止にならざるを得ません。

廃業になって夜逃げされたら誰も引き出せないなんてことも万に一つであり得ます。

 

考えすぎも良くありませんが、完璧な管理方法はないということで、100%コールドウォレットの取引所においてもそれは同じことだと言うことを強調しておきます。

 

最大限度に安全管理をしたいならコレ

ここまでは、誰にでも使える方法の中で100%コールドウォレット対応の取引所が安全対策として良いことを説明してきました。

ですが、それでも不安だなあ。と思った人は少し難しい管理方法も含めて「こうしたらさらにセキュリティと言う意味においては安全ですよ」という例をあげます。

 

まず大前提として、大きな金額を扱うほど、分散管理はしておくべきですよ。

 

例えば

Liquid by QUOINE + ペーパーウォレット + ハードウォレット + マルチウォレットアプリ

このような組み合わせて資産を分散させると良いかと思います。さらに使い分けの例をあげます。

 

Liquid by QUOINE→頻繁に使う。日常の取引&管理

マルチウォレットアプリ→適度に保有通貨を入れ替えたりする分として管理

ハードウォレット→大きなニュースや変わったことがない限り動かさない用で保管

ペーパーウォレット→3年間は確実に動かさない保管用。念のために3年後は新しいペーパーウォレットへ更新

 

このように管理すれば、全財産を失うようなことはないでしょう。

4つも面倒だと言う人は好きな組み合わせで良いかと思います。一番カンタンなのはやはり取引所の分散による管理ですけどね。

 

草猫店長

ペーパーウォレットとは専用のサイトで秘密鍵をランダム生成したページを紙印刷して受け取りアドレスに入金して保管するタイプのコールドウォレットだにゃあ。

作り方を知りたい人は【200種類】 仮想通貨のペーパーウォレット 安全な作り方 | BTC BCH DASHを読んでみると良いにゃあ。

 

ハードウェアウォレットってそもそも何だっけという人はソフトに理解 ハードウォレットとは何か その仕組みや懸念点も解説を読んでみてください。

 

もし迷うのであれば両方登録しておけばOK

二つともそれぞれの良いところと悪いところが違うので 検討するのがめんどうであれば2つ登録しておけば良い と思います。

 

Liquid by QUOINE は少しお金の移動に時間がかかるけれど取引高が大きいからスプレッド手数料が安くなるし、

bitbankはちょっと小難しいテクニカル分析もしやすくて、売買手数料がずっと無料です。

それでいて、レバレッジ取引用のビットバンクトレードの方も本当の意味で追証なしで、ポジション料も無料になっています。

 

二つに分散管理して良いことはあっても、悪いことはありません。

 

登録もカップ麺を茹でる気持ちでサクッと済むようになっているし、本人確認のハガキを受け取るタイミングが同じの方が後からアカウントが欲しい時におっくうな気持ちにならずにすみます。

 

口座の維持費用だってずっと無料なのでつくっておけばキャンペーンに乗れて得することはあっても損することはありません。

最近は、bitFlyerのように、ハッキングが特に起こった訳でもなくいきなり新規登録を規制することも起こっています。

 

悩むくらいであればぜひ、このタイミングで片付けてスッキリしておきましょう。

 

bitbankの公式サイトはこちら

 

bitbankの登録手順をみたい人はテクニカル分析もできる!仮想通貨のチャートが簡単高機能のbitbankの記事に図解説してます。

 

Liquid by QUIONEの公式サイトはこちら

Liquid by QUOINEの登録手順はコチラのリンクまでで図解説しています。

 

安全にコールドウォレット対応の取引所を使う方法 まとめ

安全にコールドウォレット対応の取引所を使う方法 まとめ画像

コールドウォレットが扱える取引所を紹介しました。

コールドウォレット管理が今の所、一番安全ですね。ただしその分だけ管理が面倒というデメリットがありますが組織がやってくれたらとってもラクですね。

 

bitbank と Liquid by QUOINE が必ずしも安全ではないということで解説してきました。

 

とはいうものの、見方を変えればハードウェアウォレットを1万円超えで買ってさらに自分が管理しなくても組織が管理してくれる取引所のコールドウォレット管理はかなりお得です。

ぜひ検討してみてください。

 

関連ですが、改めてウォレットアプリの種類ってどんなものがあるのかこの記事を読みながら気になってしまった人は【 仮想通貨ウォレット 】種類から各ウォレットの安全性まで完全特集を読んでみてください。

仮想通貨ウォレット サムネイル

【 仮想通貨ウォレット 】種類から各ウォレットの安全性まで完全特集

2018年12月18日

 

最低限はやっておきたいハッキング対策は【 仮想通貨のハッキング対策 】コレだけはしておきたい暗号資産の対策で紹介しています。

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【 仮想通貨のハッキング対策 】コレだけはしておきたい暗号資産の対策

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