仮想通貨で借金背負って相談する人がいない人へ 【変に怖がる必要ナシ】

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こんにちは。色々な経験を経て、うっかり負債を背負ってしまったけど誰にも相談できない。そんな辛い状況の人を想定してこの記事を書いています。

 

私も今まで仮想通貨へ投資をしてきましたし、今もしている分はあります。ただし、生活に支障をきたすような金額では全くありません。大学生のお小遣い程度です。

現物で長期で保有している通貨に関しては現物です。そもそも仮想通貨で借金していません。

 

ですので、借金している人の立場とは違って辛い気持ちはわかりません。

ただ、若かりし頃にコンサルの人の話を鵜呑みにして数百万円の借金を背負ってしまった過去はあるので少しは共感できそうです。

 

皆さんはこの記事へ辿り着く前に、「仮想通貨 借金」などのキーワードで検索してみたかと思います。

 

しかし、ご存知のように借金相談の検索キーワードになると、大抵は弁護士へ繋げるために誘導する記事ばかりです。

 

記事を書く側だからわかりますが、困っている人の深刻度が大きなほど広告は有効だというのは仕掛ける側はみなわかっています。

しかも弁護士への報酬は大きいので商材としてもとても美味しいです。

ですので記事を書く側はあなたのことより大抵は目の前のニンジンを優先にして記事をつくっています。

 

そこで私はあえて広告を一切載せずにこの記事を書くことにしました。

何れにしても、私は債務整理や自己破産、予防策に関してはただの素人です。

ですが少なくとも精神的な余裕はあり、かつ仮想通貨についての知識は人並み以上はあります。

 

そして仮想通貨については私も今まで広告を出している立場でもあり、万が一、借金を背負って困ってしまった人に対して何らかの緊急対策は用意しておく責任くらいはあると思ってこの記事を書きました。

 

私が仮想通貨をオススメする際は、余裕資金で、少額で投資することを繰り返し述べています。

仮想通貨およびブロックチェーンは本来は楽しむもので、借金を背負ってまでチャレンジするものではないと考えているからです。

ですがそれを伝えきれずにリスクを超えた投資をそそのかしてしまった可能性もあるかと思っています。

 

そうした私なりの背景もあるのでこの記事内では一切の広告はなしに借金背負ってどうすれば良いのかわからない人に対してまとめてみることにしました。

軒並みな内容かもしれませんが、変に誘導しようとしたりなどといったことは一切ありません。

 

私なりの立場から調べた仮想通貨で借金してしまった場合の対応策についていくらかまとめてみました。

 

国内ではどんなに借金しようと命までは奪われない

当たり前ですが、借金で命までは奪われません。闇金に暴力を振るわれて良しとする法律もありません。

人権も無視されません。

 

グレーゾーンを利用して追い詰める人もいますが、借金は貸す方が基本的には不利にできています。

相手の不利な部分を使って相手を撒けばあなたへの取り立ての優先順位は下がります。

 

無い袖は振れないし、人権を奪ってまで催促を働かせることはできません。もちろん、黒い人たちが間接的に逃げられない場所で働かせる、なんてことは実際にあると思います。

しかしネット上に転がった知識程度でもそうしたウシジマくんな人たちは撒けると思います。

 

取り立ては怖いし恐ろしいです。心臓がバクバクしますね。

ですが、肉体的に危害を加えることを法律がそれを許していません。

相手はあなたの知識量をみて、法律に触れない範囲で恐怖を与え続けることを今まで練習してきています。

 

そしてその人たちもまたノルマを課されていてたくさんの人をロボットのように機械的にさばいています。

ですので合理的に恐怖に陥れたり脅そうとします。効率が悪いと思えば「まだマシ」な選択を提案してきます。

 

参考にしろとはあまり言えませんが督促電話だって人件費との天秤で行われています。毎月20万円の給料の社員だったら40万円は経費に飛んでいます。

 

ロボットと同じように統計的に相手が応じてくれる回数を狙って電話をかけてくるのであって効率が悪いと感じたら優先順位を変えてきます。

正確な情報ではないでしょうが、借金2000万円を踏み倒した人のブログでしつこい借金の取り立て電話は3ヶ月を超えると激減するという記事なんかはそういうことなのかな、と思えてきます。

 

クレジットカード会社も取引所も、ローン会社もあなたを殺すことも暴力を振るうことも脅すこともできません。

 

督促にも賃金業法21条に基づいて、ルールが取り締まられているそうです。

ルールの範囲内でしか督促してきません。過剰な方法を取ってきたら法律をかざしておきましょう。

 Legalus:賃金業法21条

外部リンク:借金督促(取り立て)の9ルール。これに違反していたらすぐに警察へ

 

追証が支払えない場合

取引所によっては対応してくれないという顔を出してきたり、金融機関に借り入れするように進められるかもしれません。

 

しかし、FXの証券会社の場合の話だと、追証が支払えない場合は分納に持ってこれるケースもあるそうです。

これは証券会社の方が、あなたの支払い能力をみて、お金が一円も返済されないよりもマシだと判断して分納してくれたりするという話ですね。

なんとか粘れば支払いを先延ばしできるかと思います。

 

まず、前提として会社員の方は何百人かわかりませんが、あなたと同じように含み損を持っている人を対応しているはずです。

最初は脅しっぽくけしかけてくると思いますが、時間がかかる(人件費がかかる)と見れば柔軟な提案をしてくれる可能性があります。

 

追証を放置した場合の流れ

もし、そのまま追証を放置した場合は取引所がそのまま債権者になります。

 

①遅延損害金という利子をつけた名目で塩漬け

②取引所側は取り立てを諦めると債権会社に回収依頼して債権会社の請求に変わります

 

①だと何年後に回収できるかわからず管理が面倒だと相手が感じれば②に回していくのではないでしょうか。

債権会社の方が取り立てはおそらく厳しいかもしれません。

 

何れにしても放置はよくないのでどこかのタイミングで分割してもらえるように動きましょう。

 

特殊なケースで借金を背負った場合

謎の規制や取引所の板のバグで追証を背負ったりといったイレギュラーなことが原因であれば返済金額の交渉が可能かもしれません。

 

フィンマックという非営利団体の会社であれば金融・保険商品に特化して無料で相談に乗ってくれるそうです。

フィンマックは金融庁から認可を受けている組織です。

 

とにかく、追証で困っている人は、言われた通りにすぐにお金を借りにいくのではなく、妥協策をもらえるように努力はしておいた方が良さそうです。

 

仮想通貨の税金が支払えない場合

換価の猶予

滞納処分の執行停止

 

この2つの法令に当てはまるかどうか調べると良いと思います。

 

換価の猶予

国税局:換価の猶予の申請手続

税金の支払いが困難であることを申請して審査が通れば税金の支払いを延長できる税金制度です。

返す意志を示して、他に問題がなければ審査が降りるようです。

 

滞納処分の執行停止

滞納処分の執行停止の画像1

国税庁の第153条関係 滞納処分の停止の要件等を引用

すでに保全差し押さえやある条件に当てはまっていて、支払いが困難な場合は支払い義務が免除されるようになる税金制度です。

生活がギリギリだと認められる人に適応されます。

 

まずは制度が使えるのかどうか調べてみると良いかと思います。

 

放置すると延滞税を容赦なくかけてくる

お役所仕事ですから、機械的に滞納している人には延滞税を課していると思います。

支払い遅延に追い討ちをかけてきます。

 

仮想通貨で借金したらまず何をすれば良いのか

個人でやれること

1債務整理

2個人再生

3自己破産

自力で返済が困難な場合や返済に5年以上かかりそうな場合には上の3つの検討が無難だと思います。

上の3つの順番でペナルティの強さと減額のされやすさが変わります。自己破産が一番、減額されやすいですがペナルティも大きくなります。

 

なぜ、5年〜からかというと、債務整理や個人再生の場合には借金を減額してもらえたり返済に融通を聞かせてもらえる代わりに金融機関のブラックリストに載ります。

しかし目安では5年〜10年というブラックリストの期限があるのでその期間を超えると再びクレジットカードなどを借りられるようになるからです。

 

無理して返済するより減額して返した方がお得です。

 

ネット上でFXや株では自己破産できないと素人がささやいていますが、ケースバイケースなので例外は存在します。

特に仮想通貨に関する案件は急上していると思いますので、自殺されたり踏み倒されるより、少しでも回収できるようにするのではないでしょうか。

自己破産や個人再生でも、反省の旨をきちんと伝えたら現実的な妥協案を示してくれるようです。

 

自立するためのコスト

いくらかかるのか、安いところでザッと調べてみました。

費用は主に3ポイントです。その他は個人の状況によりけりです。

 

①着手金

②基本報酬

③減額報酬(成果報酬)

 

の3つです。最低でどのくらいかかりそうか、あくまで目安にしてください。

法テラス経由だと大抵は相場くらいにはなるようです。

 

債務整理

安いところでトータルで2万円くらいからあるそうです。個人の状況によってはオプション料金が必要みたいです。

相場は3万〜5万くらいです。

 

個人再生

安いところがあまりなく安くても20万円の後半くらいからが目安になります。

30万〜50万が相場みたいです。

 

自己破産

安いところだと着手金もなしで20万円前半からあるようです。

相場は30万くらいからだそうです。

 

安いからといって良いわけではない

安いからといって必ずしも良いわけではありません。人件費がその分だけ抑えているでしょうから、減額がうまくいかないかもしれません。

その逆も然りなので運としか言いようがないかもしれませんね。

お金がないとはいえ、安さだけを追求するのはやめた方が良さげです。

 

「信用創造」社会は借金によって成り立っている

あなたがどのような経緯で仮想通貨の借金を背負ったのかわかりませんが借金そのものは全くおかしいものではありません。

悪い噂もついたり、世間体はよくないのですが、本来はそうした反応は矛盾を抱えています。

 

どうしたところが矛盾なのかと言えば、日本の法定通貨は「信用創造」によって価値が日本円についているからです。

「信用創造」とは日本銀行を起点に、相手がお金を返してくれる信用を前提にお金を貸していって生産活動していきましょう。という信用貨幣に基づいた経済活動です。

 

つまり、今の日本社会(他の先進国)は借金があってこそ成り立っているということです。だから、借金している人を責めるのは矛盾しています。

銀行をのぞいてですが、借金をお互いにさせ合って社会は成り立っていて、円も価値がついているのに、なぜその経済活動に乗じているだけで死ぬほど悩まないといけないのでしょうか。

 

どれだけ借金しても良さそうな相手を増やしていくかが今の経済活動なんだという視点で見ると日本のお金って「借金創造」していっているんだと見た方が正しいかもしれません。

 

何れにしても、借金をさせ合うことで今まで成り立ってきている社会なのに、借金を背負えるだけの信用を、相手が認めていたから借金を背負っています。

そこに気を負ってしまう矛盾はわかりませんか?

 

開き直れということではないですが、鬱になったり自殺を考えさせるほど悩ませるレベルのことではあるのかと問いてみた時に、どうなんだろうって私は思います。

 

仮想通貨と法定通貨の価値については「 ビットコインの価値の裏付け 」仮想通貨のビットコインと価値の源泉でも触れています。

 

仮想通貨もFXも株も全部やめよう

相場は「強欲と恐怖」の2つのバランスでできています。チャートは人間を表しているということですね。

人間らしい感性を持った人ほど、相場に踊らされるということです。

 

特に、デフォルトで借金という大きな恐怖を背負った状態からスタートしているのは明らかに不利です。

何もない状況から借金してしまったのであれば、今から乗り越えられる可能性は限りなく低いと言わざるを得ません。

 

借金が億を超えていて感覚がバグっているような人であればもはや何も言いませんが、数百万から数千万くらいの人は泥沼にハマる可能性が高いです。

そして、投資のビジネス構造をメタ視点でみるべきです。例えば、仮想通貨取引所のビジネスモデルを図解してみた 【儲けのからくり】の記事を読めば、なぜ少数派しか勝てない仕組みになっているのかわかります。

 

あと、怪しいビジネスや情報商材なども不要です。本当にやばい気持ちが強ければネットの無料の情報だけで原価1万円以下から利益を生み出せます。

ピンチなくせに他人に助けてもらおうと頭の片隅で考えている限り、搾取されます。ピンチな人ほど助けてもらいたくなります。ですが依存心を捨てないとドブ沼からさらに沼に入ります。

 

例えばアフィリエイトはサーバー代くらいしかかからないし、無料でいくらでも情報は落ちてるし、まとまった情報は立ち読みすれば十分です。

どうしてもビジネスに投資したいのであればプログラミングなんか無料でいくらでも学べます。

 

HTMLやCSSを学んでLP(ランディングページ)を10本、何もみずに模写できるようになって、IT勉強会に顔だして事情を説明しつつ本気でLP受託のお願いでもすれば仕事を回してくれる人もいるはずです。

そこで稼いだ利益の中からだけで投資すれば良いと思います。

 

借金返すために真面目に、コンビニで仕事終わりに働くなんて人間の身体が持ちません。非生産的すぎます。

 

仮想通貨で借金背負って相談する人がいない人へ まとめ

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借金はなかなか表に出すことができません。

風当たりが強いからですね。

そして、変にそそのかす人は責任回避してブームと共にどこかへ消え去ります。

 

この記事を読んで少しでも役に立てば良いと思います。

また、広告を入れていないので誘導させようとしたりも一切ありません。

 

このブログの運営を続けるための生活費は必要ですがこういった利益にならない記事でも仮想通貨をおすすめする立場として必要だと思いまとめました。

 

立て直しできたら今度は低資本で現物オンリーでまた仮想通貨を始めましょう笑

何なら仮想通貨の技術に興味があればブロックチェーンを勉強してみるのはどうでしょうか。おまけにブロックチェーンとは ~やさしく仕組みを覚えて仮想通貨を楽しむ~を貼っておきます。

ブロックチェーンとは サムネイル

ブロックチェーンとは ~やさしく仕組みを覚えて仮想通貨を楽しむ~

2018年8月24日