マイニングのアルゴリズム5選 ASICの業界とGPUハッシュアルゴリズムを解説

マイニングのアルゴリズム5選 サムネイル

最近、ASICに対応したハッシュアルゴリズムばかりで個人で参入できそうなものが少ない。そもそもアルゴリズムにはどういったものがあるんだろう。

 

この記事では仮想通貨を代表するマイニングのハッシュアルゴリズムを紹介しつつ、最近のマイニング界隈のざっくりした動向とGPUのみでマイニングできるアルゴリズムも解説していきます。

 

この記事を読めばこれからマイニングを始めようか検討している人が、マイニングのアルゴリズムの現状をサクッと覚えることができます。

 

ビットコインバーゲン人気取引所ランキング
ビットコインバーゲンの記事を読んで、仮想通貨取引所に登録した方の統計を元に人気ランキングを作成しました!

Rank1位1位:GMOコイン

  • 【送金手数料が無料】初心者でも自然に扱いやすくて送金手数料が無料なのに販売所の手数料は最安値のGMOコイン。

ビットコインロゴ イーサリアムロゴ リップルロゴ ビットコインキャッシュ ロゴ ライトコイン ロゴ

Rank2位2位:bitbank

  • 【XRP最強の取引所】100%コールドウォレット管理の世界水準セキュリティでテクニカルトレードが可能!ビットコイン貸付で強制ガチホもできるのはbitbank。

ビットコインロゴ イーサリアムロゴ リップルロゴ ビットコインキャッシュ ロゴ ライトコイン ロゴ モナコイン ロゴ 

Rank3位位:Liquid by QUOINE 

  • 【QASH買える】法人向けに最適化したセキュリティを誇るLiquid。プロ投資家も納得の国内一位の取引高。世界で唯一無二の「ワールドブック」を扱えるのはLiquidだけ。

仮想通貨の送金手数料 説明画像13 ビットコインロゴ イーサリアムロゴ リップルロゴ ビットコインキャッシュ ロゴ

マイニング業界でメジャーなハッシュアルゴリズム5選

まずマイニングと言えばこのアルゴリズムだよね。と呼べるものを5つだけピックアップしました。

 

マイニング業界のハッシュアルゴリズム

①. SHA-256

②. Scrypt

③. Ethash(Dagger)

④. CryptoNight

⑤. X11

順番に解説していきます。

 

そもそもハッシュアルゴリズムって何というあなたへ

その前にハッシュアルゴリズムのことがよく分からないという人にそもそもハッシュアルゴリズムとは何かについて解説したいと思います。

ハッシュアルゴリズムとは文字通りなのですがハッシュ関数を使った一連の計算作業のことを言います。

 

そうするとハッシュとかハッシュ関数とはそもそも何という疑問がでてきますよね。

ハッシュとは不可逆な計算結果を出力するための計算のことです。主にメッセージなどを暗号化するために使います。

たとえば人の名前にハッシュ関数を通すとランダムな値の羅列が生成されます。

 

山田孝之→ハッシュ関数にかける→135ab4f28c8a988798…

 

もともと山田孝之だったのにハッシュ関数をかけることでランダムな値に変わりました。

この時の「135ab4f28c8a988798…」の部分をハッシュ関数を通してできた値から、ハッシュ値と呼ばれています。

 

「135ab4f28c8a988798…」の値を元に山田孝之を生み出すことはできません。不可逆というのは逆算できないという意味です。ああ、孝之はどこ。

 

次に”やまだたかゆき”としてハッシュ関数をかけると「135ab4f28c8a988798…」とは全く別の値が生まれます。

たった一文字でもずれていたら全く違う値が生成されていくのがハッシュ関数の特徴です。

 

ハッシュ関数を使えば各仮想通貨で求められたハッシュ値を公平に生成することができます。

仮想通貨でのハッシュ関数を使った一連の計算をハッシュアルゴリズムと呼びます。

 

草猫店長
ちなみに不可逆と言ったけど手当たり次第にハッシュ値を元のメッセージに変換させるためのハッキング技名を「ブルートフォース攻撃」と言うんだにゃあ。
コネ

ブルートフォース攻撃ってボスキャラの必殺技のようでカッコいいネーミングですねぇ〜

草猫店長
総当たり攻撃のイングリッシュだにゃあ。エヴァンゲリヲンや攻殻機動隊に出てくるような場面で使えそうだにゃあ「これは、ブ、ブルートフォース攻撃だ!」って笑

 

①. SHA-256

SHA-256は一番代表的なハッシュアルゴリズムです。ビットコインに用いられています。

SHA-256の「256」とは計算結果が256ビットでアウトプットされるので「256」とついています。

 

他に「SHA-2」「SHA-3」「SHA-384」「SHA-512」とシリーズ化されています。

 

SHA-256が使われている仮想通貨
ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ピアコイン(PPC)、Bytecoin(BTE)、Ixcoin(IXC)、Terracoin(TRC)、Battlecoin(BCX)、テイココリン(TAK)、ユニコイン(UNIC)

 

②. Scrypt

Scryptの最初の採用はライトコインでした。SHA-256に業者の参入が増えてマイニングが民主的でなくなっていたために採用されました。

 

Scryptとはどのようなハッシュアルゴリズムなのでしょうか。

 

SHA-256と比較して複雑な計算が必要

メモリの消費量が大きい

 

この二つの特徴を持っているのがScryptです。

ブルートフォース攻撃をされないように複雑な計算を行う代わりに大きくメモリを消費します。

計算にCPUとGPUの両方のパワーが必要になります。

 

Scryptが使われている仮想通貨
ライトコイン(LTC)、Dogecoin(ドージ)、FeatherCoin(FRC)、DigitalCoin(DGC)、PandaCoins(PND)、GoldCoin(GLD)

 

業者対策だったのですが結局、専用マシンであるASICがScrypt専用でもつくられました。

 

③. Ethash(Dagger)

Ethashは名前からも連想できるようにイーサリアムのマイニングに対するハッシュ関数です。

もともとはDagger Hahimotoという人の名前のようなハッシュ関数を採用していたのですが、計画されていたアップデートに伴ってEthashに改善されました。

 

EthashはSHA-3(Keccak)をベースにしたハッシュ関数です。違う点はASIC耐性と言って業者の専用マシンに対応した仕組みになっています。

 

Scryptと同じようにメモリー消費が大きいところが特徴です。

ですが残念なことにASICが発売されました。とはいうものの市販の良いGPUの 1.5倍 程度の性能しかないらしく脅威は小さいそうです。

 

Ethashが使われている仮想通貨
イーサリアム(ETH)、イーサリアムクラシック(ETC)、Expanse(EXP)

 

④. CryptoNight

CryptoNightはCryptoNoteと呼ばれる規格を取り入れた仮想通貨に使われているハッシュアルゴリズムです。

CryptoNoteを採用していた代表はモネロですが、モネロといえば匿名通貨として有名です。

 

リング署名と呼ばれる匿名制の高い方法を採用していますが、CryptoNightのハッシュ関数を利用して実装できています。(モネロに限ってはCryptoNightV7にハードフォークしています。)

 

CryptoNightが使われている仮想通貨
モネロクラシック (XMC)、Bytecoin(BCN)、Dashcoin (DSH)、DarkNetCoin (DNC)、FantomCoin (FCN)、Boolberry (BBR)

 

CryptoNightもASICが開発されています。

 

⑤. X11

X11の特徴は複数のハッシュ関数をかけてハッシュ値を出す方法です。

 

この「11」という数字は11種類のハッシュ関数を使う意味になります。

(blake, bmw, cubehash, echo groestl,jh, keccak,luffa, skein, shavite, simd )

 

これらを組み合わせて行って一つのハッシュ値を出すのでセキュリティ性は高いと言われています。

 

X11が使われている仮想通貨
ダッシュ(DASH)、CannabisCoin(CANN)、MonetaryUnit(MUE)、StartCoin(START)、XCurrency(XC)、Karmacoin(Karma)

ASICももちろんあります。

 

ASICの光と闇

Liquid by QUOINEのデメリット

ここまでASICという単語がたくさん出てきましたがASICとはなんでしょうか。

ASICとはハッシュアルゴリズムに特化したマシンです。

 

一般的にマイニングで利用されるGPUは汎用性が高いです。ゲームに使えたり、動画の編集に使われたりする際に描写速度をあげるためにも使われます。

 


ですがASICはマイニングするためだけに特化しています。

 

ミニ四駆でいえば、決められたコースを走ることに特化したミニ四駆のようなものです。

遊戯王でいえば、決まった敵に対してだけ強いカードを集めたデッキのようなものです。

 

ハッシュアルゴリズムのためだけに作られたチップであればASICと呼べるでしょう。

 

少ない電気で大きなハッシュパワーを生むので計算力あたりの消費電力を節約することができます。

ですのでよくある世界で使われている電気量の緩和にもつながっているという声もあります。

 

高まる不公平感

しかしそれでもASICの特化型のチップは一般人のマイナーが製造することはできないため不公平感が漂っています。

 

潤沢な資産のある企業がASICを作って自分たちで安く仕入れてライバルにはそこそこの値段で販売するのですから儲からないわけがありません。

 

利益が生まれ資金力で一般人にできないことを行い、また利益を生んでいくという利益のスパイラルに入っています。

 

市場を完全に独占しないまでも、そこそこマイナーが儲かるくらいにマイニングを行い、マイニング市場で最大利益が得られるようにコントロールされているでしょう。

 

ASIC業界を代表するのはビットメインと呼ばれる企業です。ビットメインのCEOはビットコインキャッシュへビットコインをハードフォークをさせるのに一役買った人です。

このビットメインがASIC業界で一番有名で、営業利益も非常に大きいです。

企業として上場するのも時間の問題です。

 

マイニングはオワコン?

企業の独占によってマイニング自体が終わった風潮が執筆時の空気です。

未だに詐欺のような案件でお年寄りをマイニングは紙幣局のようなものといい、高額でハッシュパワーを売ることをやっている人がいますが、今のタイミングから他人を仲介しても費用を回収すらできないでしょう。

 

まだ上場したらビットメインの株を買ったほうが儲かる可能性が高いです。これからもマイニング市場を独占していくように思えます。

 

マイニングの独占に反対した動きの代表がモネロ

モネロはマイニングの独占に反対した仮想通貨です。

モネロのハッシュアルゴリズムは現在、CryptoNightV7となっています。

 

もともとCryptoNightだったのですが、ASICの登場でマイニング市場が独占される恐れが出てきたため、それに対抗するために多数決をとりました。

 

ASICに反対する人が多かったためにハードフォークが行われました。ハードフォーク後はハッシュパワーが一気に下落しました。

 

イタチごっこになってしまいますがモネロはASICが登場する度にこれからもハッシュアルゴリズムをアップデートしていく姿勢を見せています。

 

GPUマイニングならこれ

冒頭で紹介した5つのハッシュアルゴリズムは全てASICに対応となってしまいました。

一般人のマイナーでこれからマイニングへ参入しようと思ったらハッシュアルゴリズムの中でもASICに対応していないものを選択したほうが良いでしょう。

 

とは言ってもそんなに数は多くありません。

一般人が今のところ参入できる代表的な仮想通貨はモネロでしょう。

 

モネロはASICに対応できていませんので、他の仮想通貨と比べてハッシュパワーあたりの収益性は高いです。

とは言っても市販のものをただ買って利益が得られるほど優しくなく、電気代を安くしたりハッシュパワーを最大限に生かす工夫をしないと投資したお金を回収することは難しいです。

 

電気代はどのくらいかかるのかについては全国の電気代を比較しながら具体的にかかる費用を計算した 「 マイニングに必要な電気代 」全国の電力価格と仮想通貨マイニングで確認できます。

 

マイニングは儲かるのか

ここまでで

「マイニングは儲からなさそう。」

という流れで解説してきました。

 

ですが、仮想通貨全体の相場が高まってくれば採算が合うようになるのも事実です。

仮想通貨のトレーダーの間ではセリングクライマックスと言ってみんなが絶望したタイミングが狙い目と言われています。

 

一番の落ち目で少しでも収益を出せてる人は次のピーク時には大きな利益が得られる可能性はあります。

ただ、他の投資方法よりも効率は悪いです。

 

ですのでマイニングのやり方が好きな人がトライしてみれば良いかと思います。そうした人やお試しでいいから触ってみたい人はまずは無料でマイニングを試してみると良いかと思います。

「 無料でクラウドマイニング 」5分でクラウドマイニングを始める方法でお金を使わずにマイニングができる方法をのせています。

 

個人的にはマシンをいじるのが好きな人はbotを作るのに向いていると思うのでbotを作ってみたら良いんじゃないかなと思っています。

プログラミングがなくても 0円 から bot を作ることができるサービスを最近発見したのでプッシュしているのですが、0円ではじめるbotライフ ~ 無料で仮想通貨の自動売買 ~なんかの記事を見てもらえればわかるかと思います。

 

マイニングのアルゴリズム一覧

ここまで紹介したアルゴリズムは5つだけでした。

マイニング業界のハッシュアルゴリズム

①. SHA-256

②. Scrypt

③. Ethash(Dagger)

④. CryptoNight

⑤. X11

 

これ意外にもたくさんの種類の仮想通貨ハッシュアルゴリズムがあるので紹介したいと思います。

 

ハッシュアルゴリズム一覧
X13

X15

Keecak

Nist5

NeoScrypt

Lyra2RF

Lyra2RFv2

Lyra2Z

WhirlpoolX

Qubit

Quark

Axiom

ScryptJaneNf16

Blake256r8

Blake256r14

Blake256r8vnl

Hodl

DaggerHashimoto

Decred

CryptoNightV7

CryptoNightHeavy

Lbry

Equihash

Pascal

X11Gost

Sia

Blake2s

Skunk

X16R

他にもASICに対抗したハッシュアルゴリズムが登場して行っている可能性があるので、定期的にチェックしてみると良いと思います。

 

ニッチな仮想通貨を狙おう

ASICはメジャーな仮想通貨のハッシュアルゴリズムで利用されます。

企業はでかいマーケットにでかいお金をぶち込むことによって大きなリターンを得ています。大抵は周到な計画書を作ってから行います。

 

ですので明日の吹く風の向きでどうなるのか分からないニッチな仮想通貨には手をつけられません。

 

とはいえ、1500種類を超える仮想通貨の中からハッシュ効率の良い仮想通貨を見つけることは手動では難しいです。

海外のサイトであれば便利なサービスがあるので海外のサービスを利用しながら見つけると捗りますよ。

海外のサービスを使って良さげな仮想通貨を見つける方法は【 最大効率で仮想通貨マイニングをする 】採算に見合った採掘リサーチにのせています。

 

マイニングのアルゴリズム5選 まとめ

マイニングの代表的なアルゴリズムを紹介しました。

マイニングのハッシュアルゴリズムは仮想通貨を支えるとても大切な技術です。

 

マイニングに興味がある人はもっと勉強すると良いと思います。(と言っても検索しても情報が少ないです)

マイニングはとても地味な作業に見えますが、仮想通貨はマイニングによって存続できているので命の綱のようなものです。

 

これからは開発者一人につき一つのブロックチェーンを持つ時代がくる可能性もあるのでその時に最適なハッシュアルゴリズムを選べるようになっておきたいですよね。

 

あと、お金を稼ぎたい人で「クラウドマイニング」はどうだろうと考えている人がいるかと思います。

そうした人に対してはクラウドマイニングのデメリット 知らずにやると損をする可能性アリ、でクラウドマイニングを検討する前に知っておきたい注意点が載っているので参考にしてみてください。

クラウドマイニングのデメリット 知らずにやると損をする可能性アリ

2018.09.17