
この中で冷静にメリットデメリットを知りたい通貨があったら投票よろしくにゃ!フォロワーが30人超えたら更新するにゃ!$XP $PAC $ADK $BNB
— 草猫店長🔰仮想通貨速報💲 (@CryptoKusacoin) 2018年1月14日
2018年1月14日にTwitter上で$XP $PAC $ADK $BNBでどの通貨についてもっと知りたいのか投票を受け付けてみたところ、合計128票中に僅差でADKがNo.1となりましたので記事を書くことにしました。フォロワーが増えたらもっと記事を書きますので良かったら@CryptoKusacoinを応援してやってください。お役に立てたら拡散して欲しいです(筆者のエネルギーになります)
❷XP 30パーセント
❸PAC 29パーセント
❹BNB 8パーセント

$PAC 最強じゃん….みんな買ったほうがいいんじゃない…..。 pic.twitter.com/jcSXZkTZbQ
— モイ@1万円から始める仮想通貨 (@moy8184) 2018年1月16日

さて、話を戻して今回はこの記事を読めばADKの実態が把握できるようにしました。草コインの中でもADKは特別視されていて漠然としたイメージだけがネット上に飛び交っているイメージがあります
しかし昨年末、インフルエンサーのニシノカズさんがテレビ番組で具体名は控えていましたが番組上でADKと推測されるコインの話をされたことでも知名度と噂が日に日に交錯しているADKです。有名なインフルエンサーでも次の取引所の再会次第、大きな割合で資産をADKへ移すことを公言していたりとあちこちでそのような声が散見されています。
今回はそんな話題性も高まっているADKの情報を詳しくわかりやすくまとめてみましたので参考にして見てください。
2018年1月16日現在も取引所は閉鎖状態です(公式ツイートではフライングされて送られてきたビットコインの所有者を照合させることに大きな問題があり時間がかかっている模様です)
草猫店長の目次ノート
ADKとは一体何
まずはADKという通貨は何かについて説明していきます。
ADKの取引所での初公開日は2017年6月6日です
ADKはAidos Kuneenの略称です。Aidos Kuneenはギリシャ遺産のヘルメットのことを指す意味だそうです。ヘルメットは顔を隠すもので頑丈なので匿名性とセキュリティの高さを暗喩していると思われます。
機能で言えば、基本的にビットコインの弱点をビットコインとは違う技術で補いかつ匿名性に特化した通貨です。
ADKの特徴
❷高い匿名性(ゼロ知識証明の技術ZK-Booを用いて匿名転送に優れた技術AkShuffleを採用)
❸量子コンピューター耐性(ZK-Booの採用で克服)
❹スケービラリティの問題克服(iMeshでトランザクションが増えるほど早く処理できる協調型のPoWを実装)
❺非ブロックチェーン(DAG構造を形成するiMeshを採用)

各技術の詳細
ゼロ知識証明の技術、ZK-Booとは

もう少し詳しく知りたい人は外部リンク:ゼロ知識証明(ZKIP)か外部リンク:ゼロ知識証明とは?(Zero-knowledge proof)を参照にゃ
例えばパスワードの話に置き換えるのであれば
答えを言わずに答えを知っている=パスワードを表示させずにパスワードを認証できる
ということになるから匿名性が強いんだにゃ
Zk-Boo(ZKB++)はSHA-1とSHA256に対応したゼロ知識証明の技術といったところになります。リソースはGitHubで確認できます
AKShuffleとは

Googleで検索するにゃー


残念ながら検索しても論文やその他の詳細情報は出てこないにゃ〜。独自開発技術の名前かもしれないにゃ。
ここでホワイトペーパーの第7章を参照したいと思います
例えば、アリスが、暗号化関数fk ( x ) に対して入力xを暗号鍵kで入力し、xという入力はyを出力、すなわちy = fk ( x ) であるとします。 ボブはアリスが実際にfk(x)がyを返すようなkを持っていることを知りたいとします。しかし、アリスは彼女のkを明らかにしたくありません。ZKNIはこういった目的のための技術です。
私達はZKNIの実装として [8] で言及されたZKBoo(ZKB ++)を利用します。ZKBooは、量子コンピュータ耐性(筆者注:量子計算機に対して耐性がある暗号方式)なハッシュと暗号化関数(AES)のみを使用します。
詳しい部分は省きますが、AKShuflleに使われる技術はZNKIとZKBooの二つを合わせたものということがわかりますね。
まとめるとAKShuflleでは匿名性のコイン送信を実現するためにZKNIを用いています。そしてそのZNKIを実現するためにZKBooを用いているということになります。
DAG
DAGとは非ブロックチェーンの技術です。この技術はまだ新しく、仮想通貨でもByteball、IOTA、ADK、IoT Chain、Raiblocksの5種類しか確認できいません。
ブロックチェーンの技術では、一般的にトランザクションの塊と暗号化するための要素をまとめた箱のようなものをブロックと呼びます。
大まかには以下の3つの重要要素で構成されたものがブロックです。
❶前回のブロックを暗号化した値(ハッシュ値)
+
❷今回のトランザクションの塊
+
❸ナンス値
常に前回のブロックの暗号化した値を参照しながら新しいブロックを生成しており、その一連の流れが鎖状に繋がっているということでブロックチェーンと呼ばれています。
そしてこのブロックチェーンの一連の流れを支えているのがマイナーになります。
次のブロックを生成するためには「❶前回のブロックを暗号化した値(ハッシュ値)」を解かなければならず、一番最初に解いた人が現れたらそこでブロックが承認されて、次のブロックが生成されていきます。「❶前回のブロックを暗号化した値(ハッシュ値)」を解く人たちには対価として報酬がもらえます。その報酬こそ皆さんが支払っている送金手数料です。
その一方でDAGにはブロックが存在しません。トランザクションの塊の代わりにトランザクションが各トランザクションを参照しながら網目状に広がっていきます。そして重要なポイントとしては取引をする人自身が過去の2つ以上のトランザクションを承認させるマイナーの代わりを果たします。そのためマイナーが不在になるのでトランザクション料金、いわゆる送金手数料を支払わなくて済むのです

図の作成に手が回っていないのでTweetを拝借するにゃー
DAGとは?
次世代のブロックチェーンと言われてる新技術です( ºωº )DAGの仮想通貨はどれも注目を浴びてるのでぜひチェックしてみてください😋😋😋
RT励みになります( ¨̮ )笑 #仮想通貨手書きメモ
no.06 pic.twitter.com/RdBXQxHuW8— ココ・コインちゃん(仮想通貨) (@cococoin_chan) 2017年12月29日

DAGの構造を実現させるのがiMesh方式だにゃ〜
ADKの今
ADKの取引
BTC建てで購入できるようになります。Aidos Marketが取引所となります。
現在は過去に上場していた取引所(CryptoDAO)で詐欺に遭遇したため開発者が取引所不信に陥りました。そのため確実に騙されないようにと開発者自身が取引所を制作しました。
2018年1月16日現在では登録は出来ますが送金は禁止されています。公式アナウンスではすでに送金できるはずですが着金に関わるトラブルでマーケットの開放が延長されています。
ADKの価値
2018年1月16日現在(coinmarketcap調べ)
$32.68 USD (3619円)
0.00190002 BTC
となっています
発行済みのコイン総数は2500万枚
時価総額 = 3619円 x 2500万枚 = 90,475,000,000円 = 約900億円

提携先の企業
タンザニア銀行と連携
ミスタータンゴと提携
仮想通貨カジノと提携
※提携に関しては記事がたくさんあるので時間に余裕のあるタイミングで加筆します。
ADKの開発者であるリカルド・バドエルの人物像
Ricardo Badoer (リカルド・バドエル)とは何者でしょうか
長年の間、金融関係の仕事を務めており、2社の金融関係の経営者でもあったそうです。オフショア銀行との提携する仕事の経験もあり、ADKは実務経験から着想が湧いたのではと推測できます。
5年間の暗号通貨の投資経験もあり、かなり早期の暗号通貨プレーヤーだったと伺えます
※こちらも他の方の記事がたくさんあるので余裕のあるタイミングで加筆します
ADKのコミュニティ
ADKのコミュニティは日本人が非常に多いです。なぜ、開発者は日本を最初のマーケットに選んだのでしょうか。日本は規制の合意を得るまでに時間がかかる国です。仮想通貨の過去を見てもMt.GOXが取引所の場所に仮想通貨の規制の緩い日本を選んだ理由と近いのかもしれません(書籍:デジタル・ゴールド参考)
もっとも活発なコミュニティは
Slackとtelegramです。どちらも英語で会話がなされているようです。Slackは招待コードを入手できずに入れませんでした。telegramは英語で会話がなされていました。
Twitterを調査
現在、telegramとslackで支持者たちのコミュニティを形成しています。Twitterアカウントの方はどうでしょうか。調査してみましょう。
@Aidos_kuneen


3スクロールほど繰り返して見たところ、9割は日本人だったにゃ〜
フェイクアカウントのスコア


Inactive=呟きをしていないアカウント
Good =普通のアカウント
このようになるにゃ〜

続いては@AidosMarketだにゃ〜
@AidosMarket

フェイクアカウントのスコア

どちらも同じくらいの割合ではないでしょうか。ちなみにIOTAは92916人フォロワー、Byteballは12691人フォロワー、RaiBlocksは62024人フォロワーとなっています。Aidos_Kuneenは市場を主に日本に限定して6201人になっています。
ADKのトレンド調査
キーワードのトレンドもおまけで調べてみました


「Aidos Kuneen」であれば韓国がNo1で次に日本です。「Aidos Market」であれば日本のみの検索流入です。
ADKの将来像
開発者が今後も真摯に取り組み、技術的に大きな問題がなく、富裕層をうまく取り込み、かつイナゴタワーで寿命を縮めず、規制と政治に左右されないなど様々なことが考えられると思いますが、それらをクリアした場合と対象にしているマーケットを考慮すると数年単位で価値は大きな振れ幅で成長するのではないでしょうか。
ADKの開発陣
ADKの公式ページで公表されている開発陣は3名です。

❷Norman Freiherr von Bush
❸Ogami Ittō(尾上 伊藤[当て字です])
Ricardo Badoerが先導引いて開発をゴリゴリに進めています
Norman Freiherr von Bush氏はググっても出てきませんでした。
続いてcoding SamuraiのOgami ittoです。
When I don’t know what to do, I ask myself what would ogami itto do? #ogami #itto #OgamiItto pic.twitter.com/2gj3AY3YQT
— Declan Owen (@DeclanROwen) 2016年8月25日
?!写真を見た感じ完全にサムライです。強そう(ググってもこの侍しか出てきませんでした)
ADKが経済に与える力
ADKが狙う市場は現時点の仮想通貨市場よりも大きい市場
ADKの開発者が狙っている市場はタックスヘイブン市場です。タックスヘイブンについてはパナマ文書で脱税(節税含め)、巨額なマネーが流出していることがわかりました。ハーバードビジネスレビューによると企業だけでもその額は2300億ドル(約270兆円)です。(英文:ハーバードビジネスレビュー「The Market Punished “Panama Papers” Firms to the Tune of $230 Billion」を参照)
パナマ文書以降、摘発待ちだった通貨がもしADKマーケットへ流れた場合、世界的に税収の取り立て先が別の矛先へ向かっていくでしょう。

1億円でもいいから分けてもらいたいにゃー
ADKがタックスヘイブンの市場を拡大させる
2018年1月18日現在の仮想通貨の市場でも50~90兆円程度と言われております。270兆円の内10%でも市場を獲得すれば27兆円です。現時点での仮想通貨の市場の半分でも獲得できればADKの存在は世界的に見ても無視できません。
それに加えて新しい租税回避の手法にもなりえます。今までは巨額の資金のある組織や個人がオフショア関連の専門家や特別な人脈でもってマネー回避をしていました。しかしADKの手段がもし敷居の低いものになれば今まで参入できなかった富裕層の新たな参入によって市場そのものが拡大するかもしれません。ADKの利便性次第ですので未知数です。
ADKの課題
ADKは様々な点で課題があります
信憑性
取引所(Aidos Market)は開発者自身でリリースされました。開発者が悪さをしようと思えば何でもできてしまいます。性悪説で考えると、私が開発者であるとすれば誰かにサイトのハッキングを頼んで自作自演でお金を盗ませることもできるでしょう。要するに盗みたい放題です。それだけに開発者の人柄に信頼性の大部分が担保されているかと思われます

絶対にバレないでできて1億円くれるならやるにゃ〜(嘘)
技術とノウハウ
ホワイトペーパーに記載されている情報だけでも3点と技術実証が足りない1点の合計4点に課題があります
❷妥協案のバイナリベース署名
❸トランザクションサイズの大きさ
❹まだ実証が足りていない技術
❶プログラムコードの流用のされやすさ
ホワイトペーパーを参考にすると公式では以下のようなことがいわれています

言い換えるとプログラムコードの流用されやすさがIOTAよりも劣ると言えるにゃ〜
しかしADKが今後成功して、プログラムコードが流用されたとしても既に信頼を獲得しており手数料が無料のADKから乗り換えるメリットが利用者にあるのかどうかはわかりません。
❷妥協案のバイナリベース署名
バイナリベースの脆弱性がどうなのかによるところでしょう。少なくともIOTAと比較すると署名技術はセキュアではないということでしょう。
❸トランザクションサイズの大きさ
実際に稼働できれば500KBytesサイズでも問題ないかと思いますが、トランザクションサイズについては別記事で取り扱いたいと思います。
❹まだ実証が足りていない技術
現状のDAG仮想通貨の中で、現状で一番利用されているのはbyteballとIOTAです。byteballでは負荷テストを行うことを計画しているそうです。これで問題が無ければ後発のADKも良い兆候となるかもしれません。
結論
総合的には技術が理論通りに働けば全く有りです。コミュニティも厚く、開発者自身もイナゴタワーを避けていて短寿命にしないでゆっくり育てていこうといった方向性は継続的にドンは主張しているようです。
しかしAKShuffleのような一部の技術が調べても出てこなかった部分は不透明なのと複数の技術課題の解決の見込みも不明でした。
まずは日本でコミュニティでテストしていくことは理解できますが韓国との関わりがイマイチ掴めませんでした。キーワードのトレンドでは韓国が1位になっていましたが韓国語の記事をあまり見かけませんでした。
開発陣営のogami ittoという名のcoding samuraiはネタに思えますがそこのセンスはドンの人柄と捉えるとこなのかどうかは人によるかもしれません
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