暗号資産の古物商って何?【仮想通貨の実需へ貢献する可能性】

暗号資産の古物商って何?【仮想通貨の実需へ貢献する可能性】

「暗号資産の古物商がすごいことらしいけど何が違うの?今までの仮想通貨でのやり取りとの違いがいまいちわからない」

そんな方へ向けて記事を書きました。

結論から言うと、暗号資産古物商は二つの可能性があります。一つは目は「決済として仮想通貨が普及しやすくなる」二つ目は「間接的にICOのように投機銘柄を売買することができる」

詳しく解説します。

1. 決済に仮想通貨が普及しやすくなる

古物商(こぶつしょう)は、古物営業法に規定される古物を、業として売買または交換する業者・個人のことである。 なお、古物をレンタル、リース等する場合であっても、顧客に貸与し、または顧客から返還を受けることが同法の「交換」に該当し、古物商に該当する。

Wikipedia – 古物商

Wikiの解説だと少しわかりづらいと思います。要するに中古品を売買する事業になります。仮想通貨を経由して中古品の決済が可能になるということです。

日本の古物商

・ブックオフ

・買取王国

・セカンドストリート

中古本屋さんから古着屋まで国内有名なチェーン店も古物商の事業者となります。

暗号資産(仮想通貨)の古物商

上記、暗号資産の場合はどのようなところで活かせるのでしょうか。

まだ現実世界で仮想通貨を決済に導入するにはハードルが高いです。仮想通貨のウォレットを用意し、取引所で両替してそれからウォレットへ送金して、決済するにしてもカード決済なんかよりも手間がかかります。

ですのでデジタル上での中古品のやりとりがメインになるのかなーという印象です。

例えば、Yahooオークションやメルカリなどのプラットフォームで中古品のみで縛れば決済に仮想通貨を用いることが合法でできます。

既にプラットフォームを作っている方もいます。

仮想通貨を含む複数の通貨によって売買できるそうです。当然、モノの売買に仮想通貨が用いられるケースが増えれば実需としての価値が高まることにつながります。

2. 間接的にICOのように投機銘柄を売買することができる

二つ目の暗号資産の古物商における可能性として投機銘柄との交換に用いるということです。

こちらに関しては懸念される人が多いと思います。実際のところ、通貨を得る目的のために価値のないモノを送りつdけるICOのように投機銘柄を売買することが可能だと思います。

監査役のポジションが現れる

怪しい通貨やプロジェクトに関しては暗号資産古物商協会を通じて行えるように整備していくようです。

予定では警察から情報をやり取りすることで監査に加えて最新情報を提供していく予定とのこと。

ブロックチェーン業界ということもあり、仲介者が増えてしまうことは賛否両論ありそうですが、怪しいビジネスの数は減らせるかもしれません。

これからどのような展開を見せるのかはぜひフォローして見ると良いのかなと思います。

もともと合法だったことが周知されただけではある

この記事を見ている人なら岡部さんのツイートを見た方も少なくないと思います。このツイートをはじめとして暗号資産の古物商が話題になりました。

法律が変わったのではなく、警察から確認を取れたということは、言い換えるともともと本来はグレーではなかったことが知れ渡ったということです。(それでも回答をもらえたこと自体がすごいですが)

新品である場合は警察の許可が不要とのこと

岡部さんより補足をもらったので記載します。新品の場合は許可なく商売できる。とのことです。

 

みんなの声

暗号資産は古物商って何? まとめ

暗号資産は古物商って何? まとめ

暗号資産古物商は期待の声の方が大きいなという印象です。

私個人としては警察に管理されながらでないと売買できなくなるのは微妙だなという印象ですが、グレーではなく合法に参入できるようになった声明により、そこそこのサイズの企業も参入しやすくなるのではないでしょうか。

今後とも期待ですね。