「 ブロックチェーンで地域通貨 」地域活性化の仮想通貨にツッコミ

ブロックチェーンで地域通貨 まとめ

あまり話題になっていませんが、地域活性化を目的として仮想通貨の導入をひそかに?試みている地域が国内にもいくつかあります。

 

凜とした女性
ブロックチェーンで地域活性化はできるのかな
マッチョな男性
仮想通貨を使って何か面白そうなことをしたい。参考にできる実例はないのかなあ

 

そうしたことを考えている未来のイケてるコイナーの皆さんに向けてこの記事を作ってみました。

 

世界でも実用化が果たされている仮想通貨です。

ベネゼエラでは通貨の逃避先としてビットコインが選ばれて一時的に価値が上がったことがあります。

経済的な危機に直面した地域と仮想通貨は関わりが大きいです。

 

一方でこの記事を書きながら私は実際にヨーロッパを地で回りエストニアに到着していますが、表面上ではほとんど仮想通貨に触れることはありません。

ビットコインATMの普及はしているようですが、意識的に探さなければ見つかりません。

 

「ブロックチェーンの海外事例について知りたいな」という人は  ブロックチェーンで地域活性化 ブロックチェーンを海外の応用事例から見る に具体例を載せているので参考になるかと思います。

 

この記事を読むことで、地域活性化のために使われている実例をまとめて知ることができ、実際に通貨を発行するためのヒントが得られます。

 

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実際の利用ケースのまとめ

これを読んでいる人は「実際の利用ケースを見せて欲しい」って思ってると思いますので最初に利用ケースを紹介します。

地域での仮想通貨の導入事例
❶. さるぼぼコイン

❷. かごんまコイン

❸. 近鉄ハルカスコイン

発見次第、追加していきたいと思います。

 

さるぼぼコイン

さるぼぼコイン公式サイト

さるぼぼは岐阜県の飛騨高山(ひだたかやま)で開発されたコインです。しょっぱなから、すみませんなのですが、このさるぼぼコインはただの電子マネーです笑

ちょっとややこしい!

 

地方の特産品や料理のお店などを中心に導入しているようです。

決済の方法は仮想通貨よりも利便性が高いかもしれません。(アプリによりますけど)

 

株式会社 アイリッジという会社が導入しているのですがブロックチェーンを使うことも検討していたそうですがあえて使わない決断をしたそうです。

 

一方、ブロックチェーンではないですがDG Labという組織のブロックチェーンの技術の一部は実証実験として使用されたそうです。

(情報があまりありませんので詳細不明でしたが、講演ではアイリッジはブロックチェーンを使ってないと発言してます。)

これまたややこしいのが少し残念です。サーバーとかどうやってるのでしょうか。

 

普通の電子マネーよりブロックチェーンのようです。(ちょっと矛盾してますね笑)

あえて、ブロックチェーンを直球で使わないのは良い判断だなと思います。

 

あくまで電子マネーだそうですが、利用用途などは仮想通貨に近いものになっています。仮想通貨を意識して作られているかと思います。

ブロックチェーンのイベントにも登壇していますしね。

 

コスト、セキュリティ、使いやすさを考慮して電子マネーを選んでいると思います。

これは仕方ないところですね。ブロックチェーンのアプリの場合はバグの修正がしにくいのと事例がまだまだ少ないので企業が導入するなら電子マネーが無難だと思います。

 

電子マネーとブロックチェーンの違いとは

電子マネーとブロックチェーンの違いですが、電子マネーは会社のサーバーが管理しているので会社のサーバーがダウンしたり倒産したら消失の恐れがあります。

改ざんリスクももちろんあります。

 

ブロックチェーンは世界中の人のコンピューターの能力を元気玉のようにかき集めて自動で回っています。

改ざんリスクはありません。(可能ですが割にとても合いません)

 

取引履歴を保存するための過程がまるで違います。

ブロックチェーンの仕組みを知ればすぐに違いがイメージできるようになるのでブロックチェーンとは ~やさしく仕組みを覚えて仮想通貨を楽しむ~で仕組みについて知っておくと良いですよ。

 

さるぼぼコインは飛騨(ひだ)で使うことを限定されていますが公共交通機関や他の使い方にも利用されていきそうです。

江戸の風景が残っているすばらしい地域ですので時間に余裕がある人は実際に訪れてみると良いと思います。(行って取材するから切符とか寝床をおごって欲しい)

 

かごんまコイン

かごんまコイン公式サイト

①地方クリエイターの施設に使えるようにする

②鹿児島の経済圏を作る

③地方の商店などと一緒に使える仕組みを作る

 

このような目的でICOを行ったのが鹿児島県のかごんまコインです。市と提携はまだ特にしていないようです。

市民による自発的なプロジェクトみたいです。先ほどのさるぼぼコインとは対照的です。

 

もちろん自発的にプロジェクトが立ち上がること自体は仮想通貨らしい運動だと思うので公式、非公式は問題ないと思います。

ただ、事例がまだない中でICOをしてしまったらしく、投資した人たちへの還元するために上場を果たしています。(プレセールで購入した人は損失を被ったとしてやや炎上しています)

 

ツイッターもあまり活発ではなく、運営スタッフも少なく(おそらく日常メインで取り組んでなさそう)、情報の不透明さとPoSというコインのため問題もあるようです。

 

特に地域通貨系は市民との人脈ネットワークがないと普及に繋がりにくいと思いますので普及は時間がかかりそうです。

また、上場してしまうと「紙幣」と同等の価値を持てるようになるので気軽に配りにくくなりそうです。

 

一方でこれから実利用に向けてICOの資金を投入していくそうですので信頼をうまく回復できると良いなと思います。

何れにしても素晴らしい試みだと思います。上場後の活動については下に記載があります。

スマホの人は少し読みづらいかもしれないので引用します。

第一目的 : かごんまコインの価値向上と鹿児島に仮想通貨を利用できる実店舗の拡大
・かごんまコイン運営保有分売却による資金から実店舗の割引チケットその他を振り出してもらえるようにお願いしていきチケットをうずらウォレット経由でかごんまコインホルダーに分配する。そのチケットを無償で振り出す見返りとして実店舗にうずらウォレットを介した決済システムを取り入れていただく。
・個性の強い分散型取引所の開発を行いJPKCを追加します。
・別の取引所への上場

分散型取引所の開発はどのように開発するのでしょうか。

少しマニアックな話になりますが 0x や kybernetwork などのプロトコルを利用して立ち上げるのかなと予想します。

草猫店長
分散型取引所とは人が全自動で動く人のいない取引所だにゃあ。

 

discordとはブロガー界隈や仮想通貨のコミュニティでよく利用されているチャットルームのサービスです。

グループLINEの多機能バージョンみたいなものです。

 

第二目的 : かごんまコインはふるさと納税のような地域に密着した見返りがある通貨
・鹿児島県に野菜生産工場やラボの開設運営などの最先端なサービスの展開します。
・野菜工場は少ない人員と多くの土地と設備投資を必要とし人口が減少していて土地代、物価の安い鹿児島にはぴったりのサービスです。
・ラボは3Dプリンター、金属加工機や作業場所を有償で多くの人に提供するサービスを予定しております。もちろん一定以上のかごんまコインホルダーは利用は無料です。

地方のクリエイター層のインフラと一緒に使えるようにしたり、関連したブロックチェーンのアプリを開発していきたいみたいですね。

運営サイドに経験豊富なエンジニアの方がいそうです。

 

画像に乗っていないのですが今後の活動も引用しておきます。

・目的の法律的な問題を洗い出し対策を行う
・運営の再編成
・DEXの開発する
・仮想通貨を利用できる実店舗を増やす
・コミュニティを鹿児島色の強い物にする

まだまだ、これからという事ですね。

 

ネットで情報が少なくて警察に相談しようかと訴えているコメントもありました。

たとえ、少人数体制のプロジェクトでも情報発信は積極的にしないとトラブルにつながるという事がわかりましたね。

うまく普及することを陰ながら応援したいです。

 

近鉄ハルカスコイン

鉄道会社の近鉄グループホールディングス株式会社が三菱研究所と一緒になって開発した通貨になります。

近鉄グループの会員の人の中から実験的に使用することから始めているようです。

 

ブロックチェーンを扱う企業は増えてきましたが、企業が個人向けにブロックチェーンを利用するケースとしては一番目立っているのではないでしょうか。

 

SUICAやご当地の電子マネーのように、専用の受付スタッフや、専用機械を通して通貨をチャージするようです。

 

利用者のメリットとしては、ハルカスコインをチャージすることで、地域の商店街の品物がお得に購入できる。

ハルカスコインと連携したサービスを割引して利用できたりするようです。

個人間でコインを交換することも可能で、今後の実験も気になるところですね。

 

実は地域通貨自体は流行っていた

実は日本国内だけでも地域通貨は流行っていました。2003年に 225種類 の地域通貨が発行されていました。

ブームがひと段落して 2006年 以降は 600種類 で天井になりました。

 

2017年の地域通貨数は全国で 677種類 だそうです。(ここぷろ調べ)

 

流行ったまでは良かったのですが、地域通貨には問題点がいくつかありました。

従来の地域通貨の問題点
❶. 通貨の発行と管理にコストが大きな負担になる

❷. 偽札のリスクがあるのと通貨を通貨として見てもらえないリスク

❸. 税金などの法律の問題

 

潜在的なデメリットがどんどん現れてきてしまって、やがて新しい通貨が発行されなくなってしまいました。

 

ですが仮想通貨であればこのうち❶、❷に関しては仮想通貨で克服できますね。

 

仮想通貨は地方ではなくコミュニティに使われるべき

あくまで仮想通貨はその通貨が重視する「価値」に共感したコミュニティの内輪で使われるべきだと思います。

 

ですのでA地域とB地域とエリアを超えて使われても良いはずです。

そして、仮想通貨は複数でも良いです。(最初は1通貨で良いと思います)

おじいちゃんコインというのを発行して、おじいちゃんコインはおばあちゃんコインとも両替できるというものです。

 

地方創生だからと言って物理的に地方に限らなくて良いということですね。仮想通貨はコミュニティに使われれば場所は関係ありません。

対戦要素を入れて見ても良いかもしれません。

 

例えば「優しみコイン」を発行したとしましょう。「いいことを何かして優しみコインのアドレスとともにツイートする」でマイニング(コインを貰える)する事ができます。

 

そして「さいたま」と「千葉」でどっちが多くマイニングできるかを競い合い「民度の高さ」を争ってはどうでしょうか。

 

仮想通貨を使った良いケース(地方通貨じゃないけど)

そもそも皆んなが使いたくなるコインを作ることができるのであれば地方でも全国でも関係ありません。

実際、地域に溶け込んだケースは国内で見受けられません。

シェアハウス内で実験的に使ってみているコミュニティなどはありますが、一気に流行るのかと言えなどうなんでしょうか。

 

流行るためには興味を引くものでないといけません。

そこで「ネタ」路線でレアなグッドケースがあります。ぽんぽんさんです。


Twitter界隈をネタでいつも賑わせているのがぽんぽんさんです。ネタ漫画が多めです。

 

大喜利のようなテーマを出して、優勝者には使い道のないPONPONコインが送られます。ネタコインです。

(欲しかったけど面倒だから応募しなかった)

 

ぽんぽんさんって誰だよ、というところですが、選んだ仮想通貨の銘柄がことごとく下落するのでぽんぽんさんが選んだ銘柄は利確した方が良いよ。という感じの人です(雑)

 

下がってますやん

 

 

PONPONコインは完全な企画のためのネタコインだったのですが、いつの間にか使い方が拡張されました笑

 


これは驚きました笑

「ネタ」で盛り上がった後に徐々に、「ネタ」の枠を超えて使われ始めています。

ノリで作られたと思われるコインですが、「ネタ」でありながらも小さく始めて徐々に使われ方が拡張しているのは地域でも十分に応用できるなと思いました。

 

例えばですが下の使い方なら割と幅広い年齢層でも使えそうです。

大喜利大会を開催してグランプリを決める。優勝者に使い道のないコインを発行→みんなで面白い使い道を考える。

例:

テキーラ一気飲みをさせる権利、

壁ドンしてもらう権利、

コスプレイヤーからコスプレ教えてもらえる権利、

地方のミスコンの子に肩もみしてもらう権利(気持ち良さそうな顔をしてるところを写真に撮られてツイートされる権利とセット)e.t.c

 

オーギリコインとしましょう。半期に一度くらいオーギリコイン長者番付のために取材して地方の新聞にでも載せて「使い道がなくて困ってる」と喋らせてましょう。

誰かがお酒か何かをオーギリコインで売ってくれます(きっと)

 

仮想通貨は便利と言ってもいちいちスマホを取り出してアドレスを入力してそれからアプリも用意して、、などとなるとまだまだハードルが高いのが現状です。

 

「ネタ」になれば使うモチベが高まります。もっと「ネタ」で使っとけば良いと割とガチで考えております。特に地域活性化に興味がある人は真面目な人が多い印象です。

飲み会のネタになる使い道から始めれば良いかもしれません。

 

単純にグチなんですが、仮想通貨ってインテリな人がインテリに使い方を模索しすぎな気がします。もっと、技術を無駄遣いしたいところですね。

 

地域通貨のグッドケースが紹介されている本

Amazonの「エンデの遺言」のページ

地域通貨について関心がある人は「エンデの遺言」は必読ですよ。

実際に通貨を導入して失業者が減って豊かになった村の利用ケースが紹介されています。

話の中心は金融資本主義の病的な部分についてです。

 

この内容が必ず正解とは言いませんが人間の暖かさを感じる暮らし方を送りたい人にとっては良い解決策になりそうです。

 

その他の使い方

寄付でアフリカに募金などあります。こちらも発見次第、少しずつ追加したいと思います。

DOGEコインなんかはボランティアのために発行された面白い仮想通貨です。

 

弘前さくらまつり

青森県の「弘前さくらまつり」のための寄付活動がビットコインで行われました。 なおどのくらい集まったのかは探してみつりませんでした。

現在は寄付を中止しているようです。

 

まとめ

以前、知り合いになった銀行で新卒入社した人が銀行でブロックチェーンを導入する流れがあったそうで、それを利用して何か地域活性化に活かせないものかと相談されました。

実際にリアルで活用された事例がないためイメージがしにくいのかなと思います。

 

またエンジニアの方々でもとりあえず何かしたい、と思っていても行動に移す人は少ないかなと思います。

実際に作れるスキルがあるのに何もできないのってすごくモッタイナイと思います。

 

紹介した地域通貨の例を参考に何かイベントを起こす人が一人でも増えたら良いなと思います。

 

もし何か地域通貨でやりたい!という人がいたら 草猫店長 @Cryptokusacoin のアカウントまでご連絡ください。

 

これからもっと、世界的に地域通貨が増えていくかと思います。特に経済的に追い詰められている国は切実な意味合いで普及させていきそうです。

ここまで読んでブロックチェーンの実態がいまいち掴めないでいる人は 【 ブロックチェーンの本質 】インターネットを継ぐものを読んでみてください。