日本にあるブロックチェーンのスタートアップ9選

凜とした女性
ブロックチェーンが世界的に盛り上がっていることは分かってきたけど日本だとどんなスタートアップ企業がブロックチェーンに取り組んでいるの?

ブロックチェーン業界は1年ごとに大きな進化を遂げていて、HIREDというアメリカのリクルートサービスの統計によると、2017年から18年にかけて求人が400%増加したそうです。

 

しかしここ日本では、どういったスタートアップがあるのか情報がまとまっていません。

 

そこで、ビットコインバーゲンではWantelyなどで見つけたブロックチェーンスタートアップの9社を取り上げて見ることにしました。

(メディア系や取引所ではなくブロックチェーンの技術を実際に使っていっているところだけに絞っています)

 

この記事を読めばブロックチェーン業界への転職や市場について知りたい人は業界の雰囲気をより強く感じられるようになるかと思います。

 

取り上げたスタートアップ9選まとめ

国内スタートアップ9選

①. GINCO

②. ZEROBILLBANK LTD

③. Emurgo Co.

④.オタクコイン協会

⑤.chaintope

⑥.クーガー

⑦.ハウインターナショナル

⑧.Aerial Partners

⑨.シビラ

 

①. GINCO

GINCOはウォレットアプリを開発しているスタートアップです。

スマホに秘密鍵を保存するタイプのウォレットで、ウォレットの利便性を高めるためにブロックチェーンの技術や関連事業を積極的に取り入れています。

ですので、業界でできることを包括的に行なっているように見えます。

 

2018年度の悲観相場でもGMOコインのような取引所は億単位で利益を出していました。(もっともマイニング事業で大損益だったようです)

儲けを意識するなら取引所を運営すればよかったタイミングからクオリティの高いウォレットアプリを開発しており、最近はモンゴルにマイニング工場を立ち上げていたりして面白いですよ。

 

プロダクトについてはウォレットアプリGincoとは 実際に触りながら使い方まで解説してみたで解説しています。

 

②. ZEROBILLBANK LTD

ZEROBILLBANK

ZEROBILLBANKは各種ブロックチェーンのスマートコントラクのAPIを提供している会社です。

主に事業の自動化に特化しているようですね。

IBMなどが大企業へ向けて導入を進めていますが、中小企業でも手軽に導入できるようになると良いですね。

 

③. Datachain

DataChainの公式サイト

DataChainはDapp開発のプラットフォームを開発している会社です。

プラットフォーム系やインフラ系の仮想通貨も最近は盛り上がっていますが、企業という立場からどのような強みを発揮していくのかは直接聞いてみたいところはあります。

 

これまでに可視化されていなかったデータを可視化させ、それらを組み合わせて独自の自動評価の機能を実装したいようです。

 

分散型のためにブロックチェーン利用していこう、というよりも独自の価値観に基づいた評価基準のあるトークンエコノミー社会を実現していきたいようです。

マネタイズのポイントは、企業へトークンを導入してからの個人データや導入するための受託でしょうか。

 

④.オタクコイン協会

会社ではないのですが、Wantedlyでアルバイターを募集していて少し気になったので取り上げてみました。

アニメスタジオを応援するとオタクコインがもらえて、支援者だけがもらえるグッズをオタクコインで入手できる仕組みを作っていこうとしているそうです。

 

まだサービスのローンチはされていません。LPもみたのですがロードマップが2018年までで止まっていました笑

 

ICOも行われておらず、トークンそのものも発行されていません。ですので上場もしていません。

情報が少ないのですが、ネットのそこら辺の記事ではあえて法定通貨としての価値を持たせないようにICOは行わなかったようなことが書かれていますね。

トークンは発行後も資金調達としてのICOは行わないようです。

 

どのみち、2019年のタイミングだとただのトークンだと規制でICOはむずかしそうですけどね。おそらくイーサリアムベースのERCトークンになるのではないでしょうか。

 

スキャムな仮想通貨かな?という印象も拭えませんが運営会社はTokkyo Otaku Modeというアニメグッズの商品開発を行なっている会社です。

販促とかけ合わせてオタクコインを普及していきたいのではないでしょうか。

 

⑤.chaintope

chaintope

chaintopeはブロックチェーンおよび関連技術そのものを開発しているところですね。

画像の電力取引のプラットフォームを開発もそうですが、独自のサイドチェーンやプロトコルの製品化も行なっています。

 

ブロックチェーンの最先端技術のプロジェクトが盛んなのはベルリンだったりしますが、国内でも数少ない中のブロックチェーン開発研究ができる会社ではないでしょうか。

 

ブロックチェーンエンジニアの育成コミュニティも立ち上げているそうなので、本気でブロックチェーン技術の研究開発を行なっていきたい人は関わっておくに越したことはないかもしれません。

 

育成コミュニティでは濃い技術が学べるコンテンツが投下されています。

スクールに通っても学べないレベルのものですね。Atomic Swapが学べる動画は国内でもここくらいな気がします。

育成コミュニティのGBECの公式サイト

 

⑥.クーガー

クーガーの公式サイト

サイトがかなりカッコイイです。真面目にLP制作への練習のために模写させてもらおうか悩むレベルでした笑

 

最先端技術 x ブロックチェーンのある社会を実現するためのプラットフォームを横断的に開発している会社です。

仮想通貨のICOプロジェクトでもよく、AIやドローンと掛け合わせたものがありますが大抵は時代を先取りし過ぎていてスキャム(詐欺)だな〜と思ってしまいます。

 

ですが、クーガーの場合はプロダクトも実際に開発が進んでいるようです。

 

また、CEOが検索エンジンの開発業務の経験があったりとユニークな経歴があります。

どこまで本当かわかりませんが、ビジネス+IT(人工知能があらゆるところにある未来は、ブロックチェーンが作る)の取材によるとイーロンマスクのスペースXの誘われて入社する直前に、Googleに対抗できる検索エンジンを開発したいという動機から蹴ってクーガーを立ち上げたそうです。

 

国内の中ではひときわ尖っているスタートアップだと思います。

 

⑦.ハウインターナショナル

ハウインターナショナルの公式サイト

ブロックチェーン関連技術の開発とクラウド関係の開発を行なっている会社です。

面白いのは本社が東京ではなく福岡県飯塚市という福岡の中でもなかなか地方にあることです。

 

九州でブロックチェーン関連の会社に興味がある場合は調べてみると良いかと思います。

ただすみません、スタートアップ企業の特集ということですが、ハウインターナショナルは99年から活動している歴史の長い企業でした。

 

ただし、ブロックチェーンの技術が存在しなかった頃からある地方の会社が、ブロックチェーンの製品開発を行なっているという点はどこに目をつけて取り入れたのかは注目ポイントかと思います。

 

⑧. blockchain technology

blockchain technologyの公式サイト

受託系の会社になるかと思います。コンサルや法人向け研修もやっているそうです。

ブロックチェーン導入の受託企業は探せばまあまあ出てきます。IBMをはじめとした大手が多い印象ですね。

 

色々なブロックチェーンのプロジェクトに関わりたいと言う人は受託系の会社は良いかもしれません。

 

⑨.シビラ(sivira)

シビラの公式サイト

シビラは篠原ヒロさんという尖った方がCEOをしている会社です。

ブロックチェーンという言葉が普及する前の2013年頃からビットコインのブログを開始したことをはじめに今も多方面に活動しているようです。

 

既存の社会システムを支えている中央集権的な存在(銀行や大手サプライチェーンなど)をディスラプトさせる力がブロックチェーンにはあると信じているようでして、業界についてあまり知らないとすこし過激に思える発言もあります。

人間でないもの同士が近い将来、コミュニケーションを取るようになると予想していて話を聞くと面白いかと思います。

 

ミスビットコインの美女である藤本真衣さんらとサロン運営なども行なっています。

シビラという会社ではブロックチェーンの先進的なプラットフォームをローンチしています。

 

Soul Gemと言うブロックチェーン上に交際履歴を永久保存できるサービスも開発中です。(ローンチされていたが現在はサービス休止中)

 

他に面白いブロックチェーン関連の国内組織

他にもブロックチェーンの技術を直接扱っていなくても、スタートアップ規模のから大手企業までのユニークな会社がたくさんあります。

ブロックチェーン関連の企業や組織

Metaps Inc

DMM

LINE

AnyPay株式会社

Gunocy

withB

HashHub

Loom Network

Infinity blockchain Lab

Aerial Partners

スタートアップであれば、HashHubやwithBあたりがコミュニティとしても興味深いものになりそうです。

HashHubはHigashiKojiさんと言う「ビットコイナー反省会」と呼ばれるYoutubeコンテンツで有名な人がCEOをやっている会社です。

 

濃いブロックチェーン開発のコミュニティを東大の近くで運営しています。

会社サービスとしてはコワーキングスペースの提供になります。

国内で新規事業アイデアをブロックチェーンで考えているのであれば訪問したりイベントに参加してみると良いかと思います。

 

withBはミスビットコインの藤本真衣さんが運営している会社で、ブロックチェーン企業を繋げる企画を立ち上げています。

直近では、国内初のブロックチェーン合同企業の説明会を実施して、ブロックチェーンエンジニアと企業への架け橋をつくっています。

 

藤本真衣さんはビットコインしかまともになかった時代に恵まれない子供達への募金を行なって貴重なユースケースを実現した人でもあり、男だらけのブロックチェーン業界のみんなのアイドルでもあります。

 

最近、世間をブイブイ言わせているDMMやLINE、Gunocyなどなど、IT企業の先駆者がブロックチェーンの事業を画策しています。

特にLINEは身近なブロックチェーンを使ったサービスをローンチしている企業ですね。未来予測のプラットフォームがあります。

 

あとは関連サービスで、仮想通貨の税金計算を簡単にするサービスを開発しているAerial Partnersなどもブロックチェーンを直接使わないまでもビジネスモデルが多様化していってる実用例になりそうです。

 

小さなプロジェクトなら無数にある

推しの仮想通貨ではそれぞれに濃いコミュニティがあります。

NEMやMONAは日本で代表的な仮想通貨のコミュニティを有していると思います。

 

NEMやMONAでは仮想通貨内でのやり取りをもっと柔軟で楽しくするために自発的に個人開発をしてイラスト屋さんがPixivに絵を投稿するようにサービスを作っていたりします。

投げ銭サービスが多いですね。

NEMであればNEM版メルカリが売却できたという朗報がありました。

 

ビットコインにおいてもLightning Networkといった新しい技術を取り入れるための仕組みを作ろうとするような人たちがいます。

 

ですので、Wantedlyなどで露出度を高めている人たちとはまた別に可能性を秘めたプロジェクトはコミュニティ毎に数多くあるかと思います。

 

特にブロックチェーンは個人開発に向いている技術とも言われています。

今はまだインフラやフレームワークが十分に感じませんが、DAppsへの開発の容易さがもっと高くなれば個人開発が加速して会社ではない形で露出の多くなるプロジェクトは増えてくるかもしれませんね。

 

ブロックチェーンは投資家がインターネットの再来のようにどんどん投資したがっている分野でもありますのでしっかりと乗るならチャンスは掴みやすいかと思います。

 

日本にあるブロックチェーンのスタートアップ9選 まとめ

ブロックチェーンはメディアで喧伝されているほど、実装が容易ではない印象を私は持っていますが間違いなく伸び代は無限大の業界です。

インターネットの誕生によく例えられますが、普及までに乗り越えないといけない泥臭い部分というのは無限にあると思います。

 

簡単ではないからこそ乗り越えると気持ちいいんだという人はぜひ、チャレンジしてみるのはどうでしょうか。

 

ちなみに「ブロックチェーン業界に関わっていきたいけど何から始めたらいいのかわからないよ」という人にはスクールをオススメしています。

オススメする理由は時短とモチベーションの維持ですね。少しでも興味があれば【 ブロックチェーンスクール3選 】スクールへ通うメリットと注意点を読んで参考にしてみてください。

 

アメリカでブロックチェーンエンジニアの需要が伸びまくっていて、プログラマーになるにはコンピューターサイエンスの学士がないと難しいものでした。

ですがブロックチェーンとなると合宿キャンプなどで短期間で転職できているケースが増えているので未経験者にとってはIT業界への入り口としてはチャンスなようです。

ブロックチェーンエンジニアの世界的な需要と、日本での需要に関しての記事もあります。

 

やる気のある人は独学でCryptoZombieあたりでスキルを習得すると良いかと思われます。

ブロックチェーンを学習するならCryptoZombie(クリプトゾンビ)が良い

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2019.01.28