【 ブロックチェーンの電力エネルギービジネス 】解決する課題とメリット

ブロックチェーンの電力エネルギービジネス サムネイル

ブロックチェーンの技術を利用してエネルギー交換をもっと柔軟に行おうとするプロジェクトが増えました。

国内だとあまり情報源も少なく、割りかしメディアに宣伝されたりしないなと思っているのですが、エネルギー市場は言うまでもなく巨大です。

大きな市場である以上は、今後のためにも知っておいた方が良いかと思いこの記事にまとめてみることにしました。

 

この記事では、ブロックチェーンと電力エネルギーが結びつくのかを電力業界が抱える課題を交えて解説します。

そして解決策としてどのようなセグメントでブロックチェーンが利用されているのかをまとめました。

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ブロックチェーンで解決され得る課題

 

ブロックチェーンの解決できそうな問題

需要家とアグリゲーター間における不便性

使った分だけ支払いたい欲求

小さな規模で電力の売買を柔軟にしたい

 

需要家とアグリゲーター間における不便性

需要家 = 電力供給する会社

アグリゲーター = 供給側の組織

この両者の間では節電目標を決めていて、目標に達するとアグリゲータから報酬がもらえる仕組みになっています。

しかし、電力料金は不変的で地域によっては気候に左右されて高くなってしまうこともあります。

不確定要素の高い電力消費量があるため、アグリゲーターは1社1社に個別の目標を定めるアナログなやり方をこれまで行ってきたそうです。

 

ここにブロックチェーンを導入することで、2つの融通の効いたやり方を実現できると言われています。

ブロックチェーンを導入するメリット

①需要家同士での電力使用量の売買

②アグリゲーターと需要家の間での売買の効率化

①需要家同士での電力使用量の売買

需要家によっては気候変動や時期によって目標達成が困難になることがあります。

ですが、目標達成を消費量が超えてしまった際の良い策がありませんでした。

 

しかしある電力会社では、そのタイミングだけたまたま目標を余裕で達成できる会社があるとします。

そうした会社からブロックチェーン上の取引で余剰分だけ購入できるようになるそうです。

 

②アグリゲーターと需要家の間での売買の効率化

アグリゲーター達は需要家へまとまって、電力量を販売します。需要家は早い者勝ちで電力を購入していました。

ここをブロックチェーンの取引で売買すれば必要な時に必要な量を、購入するタイミングで電力料金を最適化させて購入することができます。

 

仮想通貨の取引所を使ったことのある人ならわかるかもしれませんが、成行買いのようなことを需要家ができるということですね。

ですので戦略的に安く買うための工夫は必要なくなっていくことが考えられます。

 

使った分だけ支払いたい欲求

電力は固定料金と変動料金があります。

さらにアンペアを大きくすると固定料金が高まるのである程度は電力量を消費しないともったいないということが生じます。

本来はその都度、必要なアンペアと必要な電力量を使いたいと考えている人も多いかと思います。

 

しかし誰にも改ざんされない前提で安全に電力の取引を可能にすればもっと柔軟に個人が電力を購入することができます。

 

例えば、旅行で1週間しか家にいないから今月は1週間分だけ購入しようとすれば、それが可能になります。

これだけだと今までとあまり変わらない感じがしますが、自分の好きな会社から好きな量の電力を好きなだけ購入できることに繋がります。

 

例えば原子力発電所の電力は安いけどクリーンなエネルギー出ないから、ちょっと高くても水電力の会社の電力を買おう。といったことです。

今だとパッとイメージできないところですが、24時間いつでも電力を売買できるようになって、電力をその人が使ったのかどうかを判定できるようになれば可能です。

 

実際、ソフトバンクが電力関連のビジネスに攻めようとしていることもありますし、今後はAmazonやGoogleといった会社もベンチャーよりな発電所の電力販売をクーポンなどと一緒に販売することが考えられます。

 

ここ最近の印象的なニュースの一つはファミリーマートの電力取引実験のニュースです。

外部リンク:ブロックチェーンで電力融通、ミニストップらが参画する実証が19年4月から

 

急速に大手業がチャンスに飛び乗ってきている気がします。

 

小さな規模で電力の売買を柔軟にしたい

太陽光発電が一時的に流行りました。個人の余らせた余剰電力を業者が買い取ってくれるサービスですね。

ですが、発電で本格的に個人で稼ぐという形にはなり得ません。純粋に電力を販売するためのプラットフォームがないんですね。

 

また、クリーンエネルギーで環境を汚さない発電など、見えない付加価値のついた電力を個人へ販売するための入り口も求められています。

 

それらをブロックチェーン上で改ざんされないように売買できれば解決できます。

 

非中央集権の類の話ではない

ブロックチェーンが絡んでいるから非中央集権の話と結びつけた記事もありますが、電力会社の場合は電力関連会社同士でのやり取りの効率化、個人の参入のしやすさが高まった案件です。

ですので、ブロックチェーンを導入したからと言って企業の電力支配から逃れて個人発電家で世界が回っていくと言うのはまた違う話になってきます。

 

電力取引という生活インフラにもしも不正が起こってしまうと国全体に悪影響を及ぼしかねません。

ここに、改ざん不要性の高く検閲性の高いブロックチェーンを用いることが合理的であったと言うことです。

 

電力ビジネスにブロックチェーンが絡んでいてブロックチェーンを扱う必然性を感じなかった人、

データベースで同じことをおそらく安く、高効率に行えることをなぜブロックチェーンを使うんだろうと思った人、

色々いると思いますが、改ざんされにくいと言う強みがあるために導入が進んでいるのが実情に近いと思います。

 

あと、非中央集権とは別の話と言いましたが、生活インフラでブロックチェーン実用化がされれば、ブロックチェーンに対する世間の認知度も高まり、企業が導入するための心理的なハードルは下がると思います。

 

ですので間接的には関わってくるとは思います。

あくまで副作用的なことでしょうし、世界の電力会社にブロックチェーンが導入されたところで直接的な意味で非中央集権は考慮することのない要素です。

 

電力会社のデジタル化

ここまでの話を聞くと、すごく先進的なイメージのある話と思った人もいるかもしれません。

私も記事を書きながら調べているので新鮮な気持ちがあります。

 

ただ、冷静に考えてみると今までのフィンテック業界がやってきたことをそのまま電力会社でやろうという話でしかないのかもしれません。

売買の柔軟性もFXや株であればとっくの昔に実現されていたことです。民間企業の介入だっていうまでもありません。

 

ただ、改ざんや不正のリスクがあったのでデジタル化が進まなかったところに従来のデータベースよりも導入コストは高くついても安全にデジタル取引ができる媒体ができたことが大きいかと思います。

要するに、電力業界に関しては、ブロックチェーンでみるより電力業界のデジタル化という目線で見た方がしっくりくるかと思います。

 

シェアリングエコノミーの台頭

ブロックチェーンが今の所、安全に改ざんもされずに取引を実現させてくれることから、個人対個人が加速されていく未来はよく喧伝されています。

 

実際私もそうだと思います。デジタル化するにはリスクが高すぎる分野でデジタル化を導入できるということは、それだけ柔軟に交換が行えるということです。

株やFXの取引が現実世界にどんどん拡張していく感じだと思います。

 

具体的には自分の所有物をミクロな単位で交換できるようになる未来です。

部屋を2週間だけ貸したり、土地の所有権を10%だけ購入する。といったこともありえます。(実際にプロジェクトとしてある)

あとは、ビルの建設プロジェクトで工程をセグメント化して、部門ごとに報酬を置くことで複数の組織がかかわりやすくするプロジェクトなんかもあります。

 

これまでアナログだったところをいくらでもブツ切りにしていく先に真のシェアリングエコノミーの未来がありそうです。

 

デジタル化に伴って隙間プロジェクトが世界で生まれ始めている

一番目立っているのはP2Pですが、電力決済に特化したものや、発電や送電側のプラットフォーム開発プロジェクトも生まれています。

 

太陽光の売買の最適化に特化したオーストラリアのPowerLedger

電力のトークン化を国家単位で目指すエストニアのWePower(外部リンクの詳細記事:Wired

電力需要と供給のバランスを自動予測する売買プラットフォームを開発するスイスのGreeneum

電力融通システムの東京大学

 

などなど、世界に数百のプロジェクトが生まれているようです。

合計80個のプロジェクトをリスト化しているnoteがあったので気になる人用に貼っておきます。

ブロックチェーンのビジネス事例(2018年9月更新)

 

日本でもプロトコルが開発されていた

chantopeの公式サイト

国内ではchantopeと呼ばれるブロックチェーンの基盤技術の研究開発を行なっている会社がP2Pの電力交換プラットフォームを開発しました。

電力を個人間で売買するためのプロトコルになっています。

再生可能エネルギーを中心とした電力会社に向けて使えるようにしているそうです。

 

ブロックチェーンの電力エネルギービジネス まとめ

まとめ

①電力の売買が個人レベルまで柔軟になる

②非中央集権の話ではない

③自分の好きな電力エネルギーを選べる時代になり得る

一般企業も参入しようと考えているので、電力会社は今後どうなってくのでしょうか。

 

民間企業でも電力発電するメリットが生じると、永久機関を研究開発しようとする民間企業も現れてもおかしくなさそうですね。

あとは、危険な発電所を民間でつくって環境問題を引き起こすといったSFのディストピアな未来像も見えなくもありません。

 

規制も同時に進んでいかないと行けなさそうです。

課題は山積みでしょうが、再生可能エネルギーを自由に売買できる未来はいいなと思うのでこの先が楽しみです。

 

以上までのようにブロックチェーンはじわじわと、確実に世の中に浸透しつつあります。

これからのコンピューターサイエンスにとっては学んで当たり前の技術となっていってもおかしくないと思います。

この記事を読んでいるあなたもそれなりにブロックチェーンについて関心を抱いていて読んでいると思います。

 

起業家のgumi国光さんなども起業家にとってこれほどの投資家がお金を投げやすく世の中を変えていけるチャンスのある時代に生まれてこれてよかったといっているくらいです。

もし、実際に自分もプレイヤーとして、社内の新規事業として戦ってみたいと思ったのであれば、ブロックチェーンを基礎から学んでみてはどうでしょうか。

 

ビットコインバーゲンでも基本的なところをできる限りかみくだいて説明しています。

ブロックチェーンとは ~やさしく仕組みを覚えて仮想通貨を楽しむ~を読んでみることをお勧めします。

 

時間がない中でやりくりするのであれば無難にスクールへ通うことを検討した方が良いと思います。

スクールについては現状でまともそうなところを選んだ【 ブロックチェーンスクール3選 】スクールへ通うメリットと注意点の記事を読んでみてください。

 

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2019.01.28