ブロックチェーンで地域活性化 ブロックチェーンを海外の応用事例から見る

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こんにちは!私はクリプトマニアなら一度は訪れてみたいエストニアに滞在中です。

これまで仮想通貨に関する記事は 約200記事 に登ります。

この記事の前にも国内の地域通貨に関するまとめの記事をつくりました。

「 ブロックチェーンで地域通貨 」地域活性化の仮想通貨にツッコミ

2018.09.15

 

そんな私が今回は、海外で実際にブロックチェーンを利用した実例をまとめてみることにしました。

 

仮想通貨及びブロックチェーンは実際に価値の交換手段として用いられてこそ本当の価値を発揮すると私は考えています。

ブロックチェーンの本当の価値については 【 ブロックチェーンの本質 】インターネットを継ぐもので語っています。ブロックチェーンの価値は非中央集権にはないという理由がわかります。

 

この記事では海外でブロックチェーンが現実世界のコミュニティでどのように利用されたのかその実例を知ることができます。

 

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ブロックチェーンで地域活性化 具体的な事例

ブロックチェーンの地域活性化の具体的な事例を最初に紹介していきたいと思います。

 

地域活性化の具体例
❶. ウクライナのエリザヴェトヴカ村( Elizavetovka )

❷. ロシアのICOで作られた地域通貨 Kolion

❸. 国単位の仮想通貨 オーロラコイン

まだ数は多くありませんが、様々な規模感で仮想通貨の地域専用での発行と実例があります。

日本でも地域活性化のために支払いなどの利便性を高める目的として利用され始めています。

 

ただ、海外の場合はもう少し経済的な問題や国の規制の問題から解き放たれるような目的で利用されている印象です。

 

それぞれの事例を解説していきたいと思います。

 

ウクライナのエリザヴェトヴカ村( Elizavetovka )


ウクライナのペトリキフスキ(Petrykivsky)には面白い村があります。

村の名前はエリザヴェトヴカ村( Elizavetovka )なのですが、ここに住んでいる人たちはみな暗号通貨を所有するための所有権があるそうです。

実際に卵や肉や牛乳といった食料の売買で仮想通貨を使ってやり取りすることができるそうです。

 

村の議長のケヴィンさんという女性の人が村の予算を仮想通貨に充てることを積極的に行っているそうです。

 

実際に村の人たちは全て仮想通貨を所有しているそうです。

2018年の4月にはこの村ではカルダノをメインに投資しているようです。

 

村のあるペトリキフスキ(Petrykivsky)の地域はドニプロペトロフスキー(Dnipropetrovsk)という場所にあります。

そこの代議員であるゴロスノイさんは仮想通貨でうまくいけば自己資金で領有権の問題なども対処できるようになるかもしれないと期待しているようです。

ただ、住民がみんな仮想通貨を持っているエリザヴェトヴカ村( Elizavetovka )はあくまで実験的な試みだそうです。

 

村の議長のケヴィンさんは自分の資産で仮想通貨をしているそうです。

ロシアのICOで作られた地域通貨 Kolion


モスクワから125km 東南にある Kolionovo という農村を活性化させるために生み出された仮想通貨が Kolion です。

国から大きな融資を受けたとしても大手の農家が98%を持って行ってしまい末端の農家には少しもお金が入ってきませんでした。

 

Kolionはもともと、仮想通貨が生まれる前から地域通貨としてありました。自給自足と自立、自由を目的として発行されています。

銀行融資を得ようにも10%を超える利子つきで、農家が銀行の奴隷になる状況が背景にありました。

 

ある日、ミハイルは自分たちでお金をつくるしかないとして、酔った勢いで印刷会社へ電話してKolionを印刷することにしました。

 

そして2014年にKolionが実際に発行されました。

1Kolionはジャガイモ10kgと交換することができました。2Kolionは卵10個と交換できました。

 

ですが1年後の2015年に発行者であるミハイル(Mikhail Shlyapnikov)がロシアの検察庁に睨まれてしまい裁判所に呼び出されて逮捕されます。

そしてKolionが強制的に没収されてしまいましたが、あきらめなかったミハイル(Mikhail Shlyapnikov)は仮想通貨として Kolion を発行し直して ICO で 約500万ドル を集めることに成功しました。


2017年の9月頃に実際に発行されたようです。

ウクライナの村の場合は自治体が関わっていましたが、ロシアのミハイルの場合は個人からの活動でした。

最高で1Kolionが9ドルになったことがあります。

執筆時のタイミングであれば 0.6ドル にまで下がっています。

 

ですが自給自足を目的として発行されていますし、2017年度には集まったお金で農村に対して投資ができていたそうですのでプロジェクトは成功と言えるかもしれません。

 

国単位の仮想通貨 オーロラコイン

アイスランドのオーロラコイン(Auroracoin)は 2014年 2月 2日 に発行されました。

ライトコインを基にしたコインです。

ビットコインの父であり匿名のサトシナカモトを意識したのか、バルドル・オーディソン(Baldur Friggjar Óðinsson)という匿名でコインを発行しました。

 

2014年次に発行ということでビットコインの名前すらほとんど世界に知れ渡っていない頃ですね。

 

3度の期間に渡って国民に配布した仮想通貨です。

約1/6はオーロラコイン財団の運営費として保有されています。

 

アイスランドの金融危機

オーロラコインについて知る前にほんの少しアイスランドの金融危機の知識があると理解が深まります。

アイスランドは 2008年 にリーマンショックの影響で金融危機に晒されました。

 

もともと、金融業を中心に経済が回っていたアイスランドは 15% の金利で銀行が世界のマネーを集めていました。

異常な金利で集めたお金はサブプライムローン系の金融商品に費やしてしまったがゆえに、リーマンショックと共倒れになりました。

 

今は観光業をメインに経済が順調に発展しているそうですが、金融危機をや国民はできる限り海外に資産を持ちたがっています。

そうした背景もあり、オーロラコインは資産逃避の意味合いで普及されました。

 

 


世界最大級の露天風呂、ブルーラグーンを開拓したり、金融業から観光業に大きくシフトチェンジしたのがわかります。

 

オーロラコインの持つ意味

オーロラコインは国単位で仮想通貨が浸透するのかどうかの社会実験。アイスランドの地域や国を超えて通貨が流通するのかどうかを実験しました。

オーロラコインは当時の国の中でも特に仮想通貨で実験を行うためにかなり適した国だと言われています。

 

アイスランドは世界一位のインターネット普及率を誇っていますし、銀行に政府が管理された過去もありました。

また、2014年の時点で政府を巻き込んだ仮想通貨のプロジェクトが走っていたのは奇跡のような柔軟性だと思います。

そして良くも悪くも金融業の過去があったからこそ仮想通貨にチャレンジできたし、それだけ追い詰められていたからでしょう。

 

最初は失敗、でもパナマ文書で活躍して復活する

2014年の2月末にエアドロップ(無料配布)を国民に行いました。

SMSを通じて行うのですが国民IDなどと一緒に使うことで受け取れたそうです。

 

受け取りを申請した国民だけが受け取れるものだったので最初は一部の国民だけの配布だったそうです。

これを3回の期間に分けて行いました。

 

その結果、価格が高騰して3ドルが90ドル台にまで高騰しました。

そこまでは良かったのですがみんな仮想通貨を現金に変えてしまい価格が急落してしまい、プロジェクトは失敗だったなと思われます。

 

ところが世界的な脱税のリークであるパナマ文章の追加リークが起こったタイミングでオーロラコインに資産の一部が逃げました。

そのおかげでまた盛り上がりを見せました。2017年度末から3月までにかけて3ドルまで回復しました。

 

ですが現在は 0.3ドル まで下がっています。

公式Twitterなどもあまり活発でないようなのでもうブームは過ぎ去ってしまったのかもしれませんね。

 

ブロックチェーンで地域活性化 まとめ

地域活性化の目的としての仮想通貨の利用は行政の自主的なものから行政の規制から逃れるための手段としてまで幅広く利用されています。

 

特にモスクワ郊外にある自給自足の例はとても良かったと思います。

冒険投資家として世界に名を広めたジムロジャーズはこれからの時代でもっともクールな職業は農家になるかもしれないと言っていました。

 

これから紙幣と換金できない仮想通貨で生活するコミュニティも増えていくる可能性があります。

 

そんなコミュニティが増えた未来の農家はとてもクールな職業として尊敬されるようになるかもしれませんね。

国内での活用事例をみたい人は「 ブロックチェーンで地域通貨 」地域活性化の仮想通貨にツッコミを読むことでどんなプロジェクトが走っているのかを知ることができますよ。

 

あなたはブロックチェーンの仕組みを中学生にも説明できますか?ブロックチェーンを理解する上でブロックチェーンの仕組みの理解は必須です。

 

今一度、確認しておこーかなあという人はブロックチェーンとは ~やさしく仕組みを覚えて仮想通貨を楽しむ~を読むことでブロックチェーンの仕組みだけでなく、関連技術についても知ることができますよ。

ブロックチェーンとは ~やさしく仕組みを覚えて仮想通貨を楽しむ~

2018.08.24