今回はNodeJSを使ってbitcoinの価格をbitFlyerから取得する解説です。
bitFlyerを選定する理由はbitFlyerの場合はネットで探すと情報がたくさん落ちているからです。
現在は新規登録を規制しているためこれから取引所に登録しようとしている人はできないですよね。(※この記事では登録する必要はありません)
後日、記事か何かを追加しておこうと思います。
この記事ではこれから自動売買取引をはじめてみたい、プログラミング初心者の人を対象に板情報を取得するところまで解説しています。
手前味噌なんですがプログラミングがなくても自動売買できるおすすめサイトを紹介した1万円からはじめるbotライフ ~ 無料で仮想通貨の自動売買 ~の記事があります。
プログラミングが難しいな、という人は参考にしてみてください。
草猫店長の目次ノート
実は公式サイトにコードが落ちている件
bitFlyer Lightning API Playgroundのページを開きましょう。

するとページの左側に様々な「GET /v1/以下略」が出てきました。
「GET/v1/ticker」を開いてSubmitボタンを押すとコードを取得できます。

画像のピンクの枠がコードになっていて、これらのコードを出力して結果を表示するとピンクの枠の上の文字列(JSON)を取得できます。
nodeJS環境がある人はコピペして実行するだけで取得することができます。
nodeJSを触ったことがない人は下の内容を参考にしましょう。
NodeJS環境を整える
nodeJSというのはJavaScriptを使ってサーバーを扱うことのできる環境のことです。
仮想通貨の取引所でプログラミングについて調べていると度々見かける「API」と呼ばれるのは一般的に取引所が所有している「サーバー」のことになります。(特に一般人が使えるように制限フリーにした部分を指します)
当然ですが、取引所の「サーバー」へ命令すれば価格を取得できますよね。
そのためにパソコンの中にサーバーを扱える言語、nodeJSをインストールしていないと使えません。
WindowsOSならwindows10にNode.jsをインストールする
MacOSならNode.js / npm をインストール (Mac環境)
を参考にしてみてください。
最適なバージョンを選びたい人はNodeJSの公式サイトで「LTS」と書かれているバージョンを選ぶと良いでしょう。
Windowsの人はダウンロードできたらコマンドプロントで「node -v」
MacOSの人はダウンロードできたらターミナルで「node -v」を入力するとv10.15.3のようなバージョンが表示されます。
VScodeをDLしよう
実際にコードを入力して実行するための環境が必要です。
初心者がターミナル上から操作するのは再現性が低そうなのでおすすめしません。
VScodeはターミナル一体型のテキストエディタです。(お気に入りのエディタがある人はどちらでも良いです。)
WindowsOSの人はVisual Studio Code (Windows版) のインストール
MacOSの人はMacにVisual Studio Codeを導入してみる
を参考にしてダウンロードしてみてください。
ファイルを作ってtest.jsファイルを作ろう
VScodeを開くと以下のような画面が開かれます。

もし表示されていないよ。という場合は新しいWindowを開きましょう。

新しいウィンドウが開かれていたら「openfolder」を選択して、nodeJSのファイルを作る場所を選びましょう。

もしも、フォルダを作っていない人はFinderやいつも使ってるフォルダの中に適当な名前「bitFlyerTest」などで作っておいて開きましょう。
あとはピンクの枠のところで新しいファイルを作ってコピペして実行すればOKです。

試しにファイルの名前を「bitflyer.js」で作ってみましょう。
そして、実行結果をすぐに見れるようにVScodeが備えているターミナルを開いておきましょ。

コピペして実行しよう
それでは「bitflyer.js」のファイルでコピペしてみましょう。
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var request = require('request'); var path = '/v1/ticker'; var query = ''; var url = 'https://api.bitflyer.com' + path + query; request(url, function (err, response, payload) { console.log(payload); }); |
次に 「require(‘request’)」でrequestライブラリを使っているのでインストールします。
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npm install request |
をターミナルで入力しましょう。

あとは以下のコードで実行すればOKです。
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node bitflyer.js |

すると以下のような文字を取得できたことがわかります。
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{"product_code":"BTC_JPY","timestamp":"2019-06-16T08:46:01.003","tick_id":1520536,"best_bid":988000.0,"best_ask":990000.0,"best_bid_size":3.44210013,"best_ask_size":0.995,"total_bid_depth":1629.56752365,"total_ask_depth":1032.76942173,"ltp":990051.0,"volume":169684.00792334,"volume_by_product":8978.11817642} |
これで無事に価格を取得することができました。
best_bidはもっとも安い売り気配(売り板価格)
best_askはもっとも高い買い気配(買い板価格)
になります。
あとはこれらの文字を整形して見やすいようしましょう。
説明するには少し文章ボリュームが必要なので、APIで取得したビットコイン価格のJSON文字列を好みに整形をぜひ参考にしてください。
何をしているのか意味がわからない!という人へ軽くキホン解説
今回は下の命令コードでbitFlyerのサーバー(API)へアクセスして叩いています。
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var request = require('request'); var path = '/v1/ticker'; var query = ''; var url = 'https://api.bitflyer.com' + path + query; request(url, function (err, response, payload) { console.log(payload); }); |
サーバーはアクセスしたことを確認すると、命令コードに基づいた内容で値を返してくれます。
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var request = require('request'); |
console.logではログを出力しています。payloadの中に値が入っているのでconsole.logで出力しています。
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request(url, function (err, response, payload) { console.log(payload); }); |
ビットコイン価格をJavaScript(node.js)で取得する方法 まとめ

今回は比較的にお手軽に「 ビットコイン価格をJavaScript(node.js)で取得する方法 」を解説しました。
ここで取得したデータを好きに加工して見ましょう。
自動売買をしたい人は、bitFlyerの別のコマンドから実行することができるのでチャレンジしてみてください。
そこはまた別の記事で取り上げます。
難しかったという人、プログラミング以外の方法でもやってみたい人は1万円からはじめるbotライフ ~ 無料で仮想通貨の自動売買 ~からでも自動売買がお手軽にできる方法を載せているのでよかったら読んでみてください。
文字整形したい人はAPIで取得したビットコイン価格のJSON文字列を好みに整形をどうぞ。
次は実際に注文をいれてみましょう。
ccxtと呼ばれるライブラリを利用するのですが、bitFlyerからAPIで売買注文を入れる方法 【コピペ】に同じようにコードを載せています。
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