
そんな人へ向けて記事を書きました。
前回は、【 1万円で始める積立投資 】 仮想通貨(暗号資産)の積立投資は最強だったという記事で1万円から積立投資を初めてみた場合のシミュレーションと共に解説した記事を書きました。
・リップル積立投資は他の投資法よりも精神的に楽
・リップルは長期目線でみるとどうなるのか分からないので注意
・基本的には手動で定期的に購入していく
草猫店長の目次ノート
リップルをもしも2年間だけ積立投資していたら

実際にシミュレートしてみました。(過去のデータがUSDドルからしか取得できなかったので日本円へ110円=1ドルで計算しています。大雑把ですみません。)
上の画像だとわかりにくいと思うので利益がどのくらいかわかる所だけ切り出してみました。

もし2年前の2017年5月から毎月積立投資をしていた場合、暴落があったにも関わらず全ての期間で黒字を維持しています。
(この記事を書いている5月19日だと1XRPは44円なので利益率41%です。)
ほとんどの人は高値で掴んでしまいずっと塩漬けの状態で、途中で脱落したような人も多かった印象です。
投資は精神的なプレッシャーで損してしまう方向に気がついたら進んでしまいやすいものです。
その中で常に黒字の状態でキープできているのは積立投資ならではの強みではないでしょうか。
リップル積立投資の注意点
実際にリップル積立投資を始めようとするのであれば注意しておきたいポイントがあります。
①リップルは長期ではどうなるのかわからない
②できれば保管専用の場所を作って保管する
③保管するアドレスに10XRPが必要
①リップルは長期ではどうなるのかわからない
2年ほど先を見据えた積立投資ならあまり気にしなくて良いと思っていますが、5年、6年先になるとリップルは価値を高め続けるのかは疑問です。
というのも、ブリッジ通貨と呼ばれるリップルですが、銀行側が法定通貨と結びついた仮想通貨であるリップルをずっと使い続けるのかといった疑問があるからです。
今はリップルが優位ですが、IMFが独自でトークンを発行してみたり、JPモルガンがリップルとほとんど同じ仮想通貨を発行してみたりと今後はわかりません。
詳細についてはRippleの今後と将来性が知識0からワカる | リップル (XRP)の記事で価格がどのくらいまで上昇するのかについて解説しています。
ですのでリップルは中期的には伸びる見通しを私は持っていますが長期的にはどうなるのかわかりません。
積立投資の強みとは最終的に右肩上がりで価格が上昇していくチャートで強みを発揮します。
普通に、現物で保有しているよりもはるかに精神的にラクな気持ちを保ったまま投資を続けていくことができます。
途中で乱高下に遭遇してしまっても最終的に右肩上がりになっていればプラスになります。
しかしリップルの場合は5年、6年先となるとむしろ価格は銀行側に配慮してほとんど一定かもしくは他の通貨に置き換えられていくかかなと考えているので私としてはどうなのかなという気持ちがあります。
②できれば保管専用の場所を作って保管する
実際に保管するのであれば積立投資に専用のアドレスで保管すると良いかと思います。
基本的には100%コールドウォレット対応の取引所で良いと思います。
現状ではbitbank、Liquid by QUOINE、ディーカレットの3種類がコールドウォレット対応です。
ディーカレットはまだ新しいので1年間は様子見したい所です。そのため、bitbankかLiquid by QUOINEのどちらか使ってない方を選択すると良いと思います。
金額が大きくなるのであればGINCOなどのような仮想通貨ウォレットに分散させて送金して保管すると良いかと思います。
半分はコールドウォレットの取引所、もう半分は仮想通貨ウォレット。という形ですね。
(XRPは送金手数料が安いので気にならない金額だと思います。)

最低限やっておきたいセキュリティ対策については【 仮想通貨のハッキング対策 】コレだけはしておきたい暗号資産の対策を読んでみてくださいね〜
③保管するアドレスに10XRPが必要
リップルの場合はコールドウォレットを利用している取引所(ほとんどの取引所)で新たにアドレスにXRPを預ける場合、10XRPがアドレス(口座)代として最初に必要です。
分散投資でアドレスをたくさん作る場合はアドレスの数だけ10XRPが必要なので心配な人は価格が安いうちにいくつか作っておきましょう。
リップル積立投資のメリット
注意点を踏まえた上で、リップル積立投資をして嬉しい所は何でしょうか。
①精神的にラクになる
②時間的に節約できる
③損失時のダメージが少ない(一気に資産を投資した場合と比べて)
①精神的にラクになる
損失を被るか、もしくは一気に価格が急騰すれば価格について常時、気にしてしまうようになります。
プロのトレーダーでないのに少しの上下で一喜一憂してしていれば仕事どころではありません。
機関投資家やクジラと呼ばれる大きな資産を持った人たちはそうした恐怖してしまう新参者とは逆の方向にポジションをとって大きくサヤを稼いでいます。
積立投資の場合は、価格が下がれば安い時期に仕込めると考えられるし、価格が高くなれば利益が出ている状態なので安心して投資ができます。

②時間的に節約できる
毎月決まった日に決まった金額をリップルで購入するだけです。細かいニュースは見なくても良いでしょう。
プロのトレーダーであればチャートのみの分析で事足りるかもしれませんが、一般的な人が短期間で売買する場合はファンダメンタル(情報で変わる人の気持ち)も頭にいれておかないといけません。
そうした時間もですし、一喜一憂してなんどもチャートを眺める時間、買い増ししようか悩む時間、他の通貨の方が価値が高まっていることなど。
例をあげれば色々なところで使っている時間があり、積立投資のやり方では不要なので時間を節約できます。
③損失時のダメージが少ない(一気に資産を投資した場合と比べて)
シミュレーションの画像でも見たように、途中で大暴落が訪れてもマイナスはありませんでした。
ただし、年末あたりから参入した人の場合はマイナスの含み益を抱える期間が長くなっていたと思います。
それでも、いきなり100万円を投入してから価格が8割減少するのと、最初に投じた10万円が8割減ってから次に10万円を投じて100万円を合計で投じるのでは損失は異なります。
仮想通貨への投資を価格の変動が大きいために躊躇していた人は手動で毎月お金を投じる価値はあるかと思います。


リップル積立投資のやり方
現時点でリップルを自動で積立してくれるサービスはありません。
そのため、手動で行います。
予算がある人であれば予め取引所に1年間の日本円を入れておいて、決めた日に購入すると良いと思います。

給料日でも良いと思いますし、毎月一日に入金するでも良いと思います。
自分がわかりやすいと感じる日にしましょう。

リップル(XRP)で積立投資をする注意点とメリット まとめ

リップルで積立投資は損失は少ないですが得られる利益もそのまま一気に投資したパターンと比べて利益が得られにくい傾向がありましたね。
また、リップルに関しては5年より先はビットコイン以上に全く先が読めないと思うので期間を定めるのであれば5年未満が良いかなと私的には思います。
あと、記事では紹介していませんでしたが、得たい利益を決めて到達したら撤退というのも良いと思います。
ゴールが決まっている人の方が上手に手仕舞いできる可能性が高まります。
そうしたところも考慮してリップル積立投資をするのであれば良いかなと思います。
さらに、リスクヘッジをしたい人はリップル以外にもビットコインと合わせて積立投資するのも良いかと思います。
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