【Weiss Ratings社の解説付】格付ランクをA~Z順で記載!仮想通貨レーティング

※ Weiss Ratings の 格付ランク は 2018年 5月 24日 の 更新情報 で リライト しました。

 

2018年1月24日の日本時間23時にWeiss Rating社が企業としては世界初の仮想通貨の格付ランクを発表しました。

早速ランキングをチェックしてみましょう。

 

Weiss Ratings者による仮想通貨格付ランク発表結果(全74銘柄掲載)

Weiss Ratings社の発表によると今回はAクラスの通貨は一つもないそうです。

 

Weiss Ratings社によるランキングの説明

公式によると

格付説明
A = Excellent

B = Good

C = Fair

D = weak

E = very weak

とのことです。ニュアンスとしては

Excellentは優秀

Goodは良い

Cは可もなく不可もなく

といったところでしょうか。D以下は投機としても微妙という判断になるかと思います。

 

Weiss Ratings社のC+までの上位ランク通貨

B

EOS(EOS) B
Cardano(ADA)  B
Decred(DCR)  B

 

B-

Ethereum(ETH) B-
NEO(NEO) B-
Steem(STEEM) B-
Bitcoin(BTC) B-
BitShares(BTS) B-
Ripple(XRP) B-
Stellar(BTS) B-
tron B-
zillipa B-
ontology B-

 

C+

Skycoin C+
Bitcoin(BTC) C+
BitShares(BTS) C+
PIVX C+
Dash(DASH) C+
Komodo C+
Waves C+
Litecoin(LTC) C+
NEM(XEM) C+
ECT C+

 

コインチェック上場コインに絞ってみた

コインチェック上場コイン銘柄リスト
コイン名 略称 レート
ビットコイン BTC C+ → B-
イーサリアム ETC B → B-
リスク LISK C
ファクトム FCT なし
モネロ XMR C
オーガ REP なし
Zcash ZEC C
ネム XEM C+
ライトコイン LTC C+
ダッシュ DASH C+
ビットコインキャッシュ BCH C- → C
リップル XRP C → B-

 

Weiss Ratings社の格付ランクをAからZ順で並べてみた

2018年 1月24日 → 5月24日 に記録を更新しました。

 

A

Aeon(AEON) C-
Ark(ARK) C
Asch(XAS) C
Auroracoin (AUR) E

 

B

Bitcoin Cash (BCH ) C- → C
Bitcoin Gold (BTG) C+ → D
Bitcoin(BTC) B-
BitShares(BTS) B-
BlackCoin(BLK) C
Blocknet(BLOCK) C
Burst(BURST) C → C-
Byteball Bytes(GBYTE) C+ → C
Bytecoin(BCN) C

 

C

Cardano(ADA) B- → B
CloakCoin(CLOAK) C- → C

 

D

Dash(DASH) C+
Decred(DCR) C+ → B
DigiByte(DGB) C- → C
DigitalNote(XDN) C- → D+
Dogecoin(DOGE) C → C-

 

E

Einsteinium(EMC2) D- → D+
Electroneum(ETN) C- → E+
EOS(EOS) B
Ethereum Classic(ETC) C → C+
Ethereum(ETH) B → B-
Expanse(EXP) D → E-

 

F

Feathercoin(FTC) C- → C

 

G

GameCredits(GAME) D+
Gulden(NLG) D+ → D-

 

H

なし

 

I

I/O Coin(IOC) C+ → D+

 

J

なし

 

K

Komodo(KMD) C → C+

 

L

Lisk(LSK) C
Litecoin(LTC) C+

 

M

Matchpool(GUP) D → E
Megacoin(MEC) D+ → E
Metaverse(ETP) D+
Monero(XMR) C

 

N

Namecoin(NMC) C- → D+
NAV Coin(NAV) C
Neblio(NEBL) C →  C-
NEM(XEM) C+
NEO(NEO) B-
Nexus(NXS) C
Novacoin(NVC) D → E+
Nxt(NXT) C

 

O

ontology B-

 

P

Peercoin(PPC) C
PIVX(PIVX) C → C+
PotCoin(POT) D
Pura(PURA) D+

 

Q

Qtum(QTUM) C
Quark(QRK) D → E

 

R

RaiBlocks(XRB) → Nano(名前変更) C
ReddCoin(RDD) C- → D+
Ripple(XRP) C → B-
Rise(RISE) D → D-

 

S

SaluS(SLS) D → E
Shift(SHIFT) C
Skycoin(SKY) C- → C+
SmartCash(SMART) C → C-
Steem(STEEM) B-
Stellar(XLM) C
Stratis(STRAT) C
Syscoin(SYS) C

 

T

Tron(TRX) B-

 

U

Ubiq(UBQ) C-

 

V

Verge(XVG) C → C-
Vertcoin(VTC) C
Viacoin(VIA) C-

 

W

Waves(WAVES) C → C+
WhiteCoin(XWC) C-

 

X

XTRABYTES(XBY) C → C-

 

Y

なし

 

Z

Zcash(ZEC) C
ZCoin(XZC) C → C-
ZenCash(ZEN) C- → C

 

草猫店長
読者さんのイチオシ銘柄はどうだったにゃ?草猫はLiskが好きなのにCでちょっと残念だにゃあ。

 

Weiss Ratings社のメジャーコインに関する見解(Google翻訳)

2018年の1月24日にメジャーなコインの格付けに関して少し議論が起こりました。

当時の格付けの理由について文章を引用しています。

 

Weiss Ratings見解の元ネタ記事はこちらだにゃ:Korean Cyberattack Fails to Foil Crypto-Ratings Release

 

ビットコイン C+

引用
Bitcoin (rated C+) gets excellent scores for security and widespread adoption. But it is encountering major network bottlenecks, causing delays and high transactions costs. Despite intense ongoing efforts that are achieving some initial success, Bitcoin has no immediate mechanism for promptly upgrading its software code.

 

2018年5月24日の現在は B- です。

 

イーサリアム B

引用
Ethereum (B), the second most widely adopted cryptocurrency, benefits from more readily upgradable technology and better speed, despite some bottlenecks.

 

2018年5月24日の現在は B- です。

 

Novaコイン D と SaluS D

引用
Novacoin (D) and SaluS (D) are weak in terms of both technological innovation and adoption.

 

Steem B-

引用
Steem (B-) enjoys a relatively good balance of moderate strength in nearly all the key factors considered along with a social network feature.

 

草猫店長
4つの内、3つは技術の適応が容易かどうかで判断をくだしているようだにゃあ。また、Weiss Ratings社はあくまで全ての通貨がまだ初期段階の相場だから安全な通貨はないといっているにゃあ。

 

Weiss Ratings社の今回の格付で重要視したポイント

仮想通貨の問題点

現在、仮想通貨銘柄が過大評価されがちになっており、このままだと相場がクラッシュしてしまう恐れがあると考えているそうです。

 

今の市場には公平な格付が必要だと主張しています。

 

格付ポイント

通貨の技術、用途、取引パターンとプロダクトなどを考慮しているそうです。

 

Weiss Ratings社とはどんな会社か

アメリカのテキサス州に本社を置く会社です。掲載する会社からは報酬をもらうことなく格付をして客観性を高めている会社だそうです。

 

1971年に設立されておおよそ47年間の歴史のある会社で、顧客対象は主に個人投資家やアナリストです。

 

格付した調査データを有料で提供してマネタイズしている会社のようです。

 

草猫店長
公式ページによるとこれまで40000社を超える投資格付を行ってきたそうだにゃ〜

 

最高評価(B)だった仮想通貨について

あまり日本国内では著名ではない仮想通貨の3つが紹介した中で最高評価であるBの格付けがなされています。

 

EOS(EOS)とは

EOSとは、ブロックチェーンのスタートアップ Block.one によって発行されたイーサリアムのトークンです。

企業の業務サポート向けトークとして発行されました。

 

Block.one は世界中から注目されているスタートアップで、Block.one経由で発行されたために価値が高まりました。

 

Cardano(ADA)とは

チャールズ・ホスキンソンが開発に参加したことで有名になりました。

チャールズ・ホスキンソンは暗号通貨の初期の頃から研究をしている有名な数学者です。

企業と政府向けの金融アプリケーションで利用されることを目的とした仮想通貨です。

 

Decred(DCR)とは

Decredは保有者が運営方針を決められる仮想通貨として発行されました。

保有者が投票できるように設計されています。

民主的な仮想通貨を目指した仮想通貨がDecredです。

 

筆者の所感

EOS、ADA、 DCRのそれぞれについては詳しく調べていませんが、イーサリアムよりも格付けランクが高くなることには違和感はあります。

もちろん全く、デタラメという感じもありませんのであくまで、参考程度にですね。

 

Weiss Ratings社の格付対象

公式ページによるとニュースメディア教育機関病院医療機関保険会社銀行クレジット会社など幅広く調査を行ってきたようです。

 

米国政府会計検査院(GAO)ウォールストリートジャーナルニューヨークタイムズなどにも注目されていると公式ページに述べられています。

 

Weiss Ratings社のTwitterと他の有名格付会社との比較

草猫店長
フォロワー数から発言力をちょっと確認してみるにゃあ。

 

Weiss Ratings
草猫店長
Weiss Ratingsのフォロワーは2717人だにゃあ。

 

Weiss Ratings2
草猫店長
ムーディーズは56739人だにゃあ。

 

Standert&poor's
草猫店長
スタンダードアドプアーズは13106人だにゃあ。

 

FetchRatings
草猫店長
フェッチレーティングスは119690人だにゃあ。

 

世界的に有名な機関と比べると4桁フォロワー数はWeiss Ratings社だけでした。あくまでツイッターの中ではそこまで発信力のある会社ではないようです。

 

WeissRatingsの最近のツイート

和訳
顧客への注意:ツイッターや他のwebサイトで仮想通貨の偽情報の投稿がなされているので注意してください。唯一の正しい情報はこちらですhttps://t.co/ec61TcJlDE

フェイク情報がはびこっているので課金して情報を購入してくださいだそうです。

草猫店長
商売上手だにゃ〜

 

Weiss Ratings 格付ランクまとめ

ムーディーズのように大きな会社でもないので参考程度で良いのではないでしょうか

 

しかし、SNSなどでどのくらい拡散されるのかによって相場への影響度合いも変わっていくかと思いますので、引き続きこの格付ランクニュースがどの位、盛り上がっていくのかはチェックしておいた方が良いかもしれません。

 

これから他の格付会社も様子見した後に追随して格付していくかもしれませんね。

 

Weiss Ratings が格付けを発表する前はインフルエンサーの方で格付け予測して楽しんでいました。

下はまとめた記事になります。

【新仮想通貨ランク】Twitterインフルエンサーの俺の(私の)格付まとめたよ速報

2018年1月26日