【資本力で取引所を選べ】仮想通貨取引所の選び方はマネーパワー?

【資本力で取引所を選べ】仮想通貨取引所の選び方はマネーパワー?

仮想通貨の取引所って何を基準に選んだらいいのかわからない

そんなあなたへ捧げています。

 

ズバリ仮想通貨の取引所の選び方、タイトルにもあるのですが 資本力 で選んじゃいましょう。

世の中の大抵のことは銭で解決できるもんです。地獄の沙汰もカネ次第。

 

と、言いたくて「資本力で取引所を選べ」と断言している訳ではありません笑

世の中お金というのは半分当たっていると思いますがこの記事ではお金の哲学についても語るつもりはないので安心してください。

退屈だと思いますので。

 

さて、ではなぜ仮想通貨の取引所では資本力を持った取引所を選ぶと良いのでしょうか。

それにはある理由があります。これまで230記事を超えて仮想通貨の記事を書いてきた私が一周回って気づいた資本力のある取引所を選んだ方が良い理由。

一体それは何でしょうか。

 

この記事を読んで仮想通貨取引所の選び方を以外な視点から覚えて行ってください。

 

ハッキングされた後のことを考えるとそうなった

ハッキングされた後のことを考えるとそうなったの画像1

「○○の取引所はセキュリティが高いですよ」「ここはサーバーが落ちたことすらないから安全です」

これを読んでいる人でもしかしたら何度もこうした売り文句を聞き飽きた〜という人もいるかもしれませんね。

 

実際のところ、どこの取引所であったとしても、いつ、何時ハッキングが起こってあなたの資産が盗まれるのかわかりません。

 

いきなり不安を煽るようなことを言ってしまいすみません。

ですがこれはある意味、当たり前のことでもあります。

 

そもそもセキュリティとはなんですか?という話に繋がります。この先、人工知能や最新技術でどうなっていくのかはわかりません。

ですが、世間でセキュリティだと騒がれているものって実は全部「過去」の履歴に基づいて対策がとられたものになっています。

 

未来を予測してセキュリティを構築するのって難易度がとても高いんですね。

セキュリティソフトの会社に至っては最先端を走っているだけあって未来のウイルスを予測して防いでくれますがほんの一部の業界に限ってです。

 

結局は過去に起こったハッキングだのなんだのに基づいてしか対策はとれません。

「この辺りは気候が変わりやすいからよく火事になるぞ」

と過去のデータがあれば対策をとれますが、火事になったことがない場所で「火事になるぞ」といって防火材をふんだんに使って建物をつくりつつ町に消防士をたくさん用意できますでしょうか。

 

おそらく潤沢で有り余る予算がない限りはそんなことに対する優先順位は高くないはずです。

火事の例えのようにセキュリティというのは過去の実績がなければ様々な理由で構築しにくいものです。

 

企業でセキュリティ対策をきちんと取ろうと努力している企業の半数は過去にハッキングを受けた会社に偏っているそうです。

 

そしてハッキングは自然に起こることではなく一部の才能の使い道を誤ってしまった天才たちによって引き起こされます。

 

プログラミングの世界は100人の雑魚より天才ひとりの方が仕事が早くなる世界です。

こうした天才達が手を汚さずに抜け穴を見つけることはその気になればいつだってできます。

 

GIGAZINE:伝説的ハッカーが自動運転カーをわずか1カ月で自作、すでに公道走行済みという記事で紹介されていた動画です。

自動運転車を一人で作ってしまったという動画です。

もちろん完璧な仕上がりではないでしょうが、数百人いてもプロトタイプすら何年もかかりそうなものを一人でアッサリと作ってしまったようです。

※動画は英語なので苦手な人は字幕をつけましょう。

 

要するに世界中には一人で自動運転車を作ってしまうような無邪気なハッカーがたくさんいて想定外の方法で攻撃は行われるということです。

 

矛先が取引所へ向かうと取引所もいつハッキングが起こって盗難に合うのかわかりません。

ですのでハッキングというのはいずれ起こってしまうものだと考え方を変えた方が良くないですか?という結論になりました。

 

つまり、起こってしまうことを前提に取引所を選びましょう。ということです。

実はこうした考え方はサーバー管理の世界でも普及し始めています。

 

100%稼働するサーバー管理を目指すのではなく、サーバーが落ちることを見越して復旧しやすいように普段から自動化なりなんなりをしておきましょうという考え方です。(SREと呼ばれるGoogleの手法です)

 

「起こったことを前提なのはOKとしても、じゃあもしも起こってしまったらどうするの?」

 

ということに関しては、資本力が大きい会社ほど補填してくれる可能性が高い。と言えます。

利用者の方から何かはできませんが、資本力が大きいほど返ってきやすいです。

あたりまえ、無い袖は振れませんからお金のないところは補填できません。

 

2017年の1月の時点で仮想通貨に興味を持っていた人なら誰も忘れはしないコインチェックのハッキングがあります。

580億円ハッキングされました

とんでもない金額です。ですが業界の先行者利益をいっきに稼ぎまくっていたコインチェックはなんと全額補填することができました。

 

これには驚いた人も多いです。ただ、この件で資本力を有しているところほど、このような処置を受けやすい可能性が高いということが実例でわかりました。

 

資本力ランキング

それでは一体どこの取引所の資本力は大きいのか比較して見ましょう。

仮想通貨取引所販売所資本金
1位. BITPOINT44 億 3000 万円
2位. bitFlyer41 億 238 万円
3位. QUOINEX20 億円
GMO コイン17 億 5800万円
DMM Bitcoin12 億 9000 万円
bitbank11 億 3100 万円
Zaif8 億 3013 万円

これは資本金のランキングです。資本金のランキングを見るとBITPOINTが一番大きいですね。44億円です。

確かに大きな金額です。ただちょっと待ってください。

 

GMOコインの17億5800万円は少ないですが、これは子会社だからです。親会社はどのくらいでしょうか。

親会社であるGMOインターネット株式会社になると50億円の資本金です。

おまけにGMOグループ全体で見ると余裕で2000億円を超える年商と、200億円を超える営業利益があります。

 

数十億程度の被害では倒産して夜逃げなんてとても起こりそうもありません。

 

次に実質的に大きいのはDMMビットコインをもつDMMです。こちらも営業利益で余裕で200億円を超えてますし、2015年の時点で売り上げは1358億円を超えています。

 

ただし、DMMビットコインの場合は特殊で、仮想通貨のレバレッジ取引に特化しているのでレバレッジをすることを前提にしなければオススメしません。

レバレッジ取引にも興味がある!という人はDMMビットコインの公式サイトへ訪問してみてください。

 

そして次に資本金というか資本力に余力があるのがBITPOINTかQUOINEX(Liquid by QUOINE)になります。

 

BITPOINTは資本金の他に営業利益や売り上げもLiquid by QUOINEよりもグンとあって良いです。

ただ、Liquid by QUOINEの場合はICOで124億円を調達しています。本当に最後の手段の際には切り札になる可能性があります。

 

それにBITPOINTは取引所としてあまり好きではありません。正直言ってサイトのデザインがダサいです。

デザインよりも使いやすさの方がもちろん大切なんですが、平成初期感のある操作性と、WindowsPCに特化したソフトがダサいです。

 

なので資本力はバッチリですが個人的にはオススメしません。

Liquid by QUOINEの方がオススメです。

 

bitFlyerについては現在、新規登録者を規制しているので除外したいと思います。かなり利益を出していてここもオススメしたかったところですが規制解除したら更新しようと思います。

(2018年11月情報)

 

もっともハッキングを受けるのが”怖い”のはどこ?

先ほど資本力について開設しました。

もう少し話を広げてみます。上の会社の中で一番ハッキングを受けたくないなと感じている取引所はどこでしょう。

 

それは全部の会社がそうだろ

って言われるとそうなります笑

 

ただその中でも歴史が長く、社員も多く、ブランディングの為に積み重ねて来たものが大きいところほどハッキングを恐れます。

 

そうなると当然、大企業であるGMOとDMMの名前が上がって来ますね。

ベンチャー企業であれば失敗しても失うものが少ないのでガンガン進んでいけます。

 

ですがGMOとDMMは背負っているものの量が違いますので比較的に安全で保守的になりやすいと考えます。

 

そして万が一に悪いことが起こってもブランドを守るために保証してくれる可能性は他のベンチャー取引所よりも高いはずです。

GMOコインの取引所に登録してみる

 

ハッキングに備えて予備の取引所を登録しておく方が賢い

ハッキングは予測できないんだからハッキングが起こる前提で取引所を選んだ方が良いと説明しました。

ですがハッキングを前提に取引所を選ぶのであれば取引所は予備のものも用意しておいた方がすぐに立て直すことができます。

 

A取引所がハッキングを受けたからすぐにA取引所の資産を引き上げてB取引所へ移行する。

ということは予備の取引所がなければできませんよね。

 

ですので最低でも2つの取引所を開設しておくことをオススメします。

どこの取引所の組み合わせが良いの?

 

というところですが、GMOコインとLiquid by QUOINEの二つが良いと思います。

BITPOINTでも良いですがサイトの見た目がダサいのでオススメしません。

 

圧倒的な資本力と誰でも使いやすいGMOコインに登録する

セキュリティが厚くてスマホアプリがイケてるLiquid by QUOINEに登録する

 

「Liquid by QUOINEの雰囲気がちょっと苦手かも」という人はbitbankですね。

bitbankは公表されている分の資本力については特に際立ってはいません。

 

その代わり1日に取引される通貨は全てbitbankの資産でやり取りが行われています。

 

そのため、見かけ上は自分の資産を動かしていても全てbitbankの資産が実際には動いているのでハッキングを受けても顧客の資産が無事です。

実際にオンラインに晒されている資産においてのハッキングなら顧客はノーダメージになるのでbitbankがオススメです。

 

自分の資産を完全オフラインでトレードできるbitbankに登録する

 

リスクを背負えないならやるべきではない仮想通貨

「ハッキングが少しでもあり得るのであれば取引所を使いたくない」

という人も中にもいるかと思います。

もちろん、私もハッキングが起こるよ?って取引所に言われたら利用する気が失せます笑

 

ですがいかにも安心そうなことを言っていざ起こってから「投資は自己責任だからね」というのはズルイと思うので先にハッキングを見越しましょうとあえて解説しています。

 

この記事をここまで読んで、

「やっぱり怖いからやめとこう」

と感じたのであればやらない方が良いです。強い不安を感じながらのトレードは誰にとっても良いものにはなりません。

 

危ないのは仮想通貨ではない。インターネットだ

危ないのは仮想通貨ではない。インターネットだの画像1

そもそも仮想通貨ってどんくらい危ないの?ってところなのですが、実際のところインターネット全体の犯罪に比べたら大した脅威ではありません。

ただ、有事の際に今までは組織が被っていた負担が、仮想通貨という分散型ネットワークの性格が組織から個人へリスクの割合を高めていることが個人の被害者を増やしてしまっているだけです。

 

確かに2018年の初頭までに 1800億円 の被害がこれまでの仮想通貨の被害としてありました。

ですが世界全体(インターネット)の中でこの被害は 0.26% の割合でしかありません。

 

銀行はハッキングによって何兆円の損害を余裕で被っているし、組織はたいていはブランディングの毀損を恐れるので被害を公にしません。

詳細については仮想通貨は安全なのか サイバー犯罪から見る仮想通貨の安全性と対策でサイバー犯罪がこれからどれだけ大きくなって仮想通貨はどの程度なのかわかるように記事にしてます。

 

個人にも被害が飛び火し始めているのは確かに仮想通貨ですが、実はインターネット全体がそもそも犯罪だらけだし、悲しいことに毎年かなりの勢いで闇産業が成長していっています。

 

仮想通貨だけがあたかも危ないように宣伝されていますがそれは0.26%に偏りすぎでインターネット自体が危険が多いだけだということです。

 

取引所を登録するならお早めに

どうせ登録するのであればできる限り盛り上がりが絶頂に達していないタイミングが良いです。

理由は単純で、そのほうが早いからです。繁忙期だと取引所を開設するまで一月は平然とかかってしまうこともあります。

 

これを読んでいるタイミングが絶頂期だったら仕方ないですが、取引所を開設したところでお金はかからないので早めに登録しておきましょう。

ここまで紹介した3つの取引所のURLを貼っておきます。最低2つは取引所を開設しておいた方が賢いですよ。

 

圧倒的な資本力と誰でも使いやすいGMOコインに登録する

セキュリティが厚くてスマホアプリがイケてるLiquid by QUOINEに登録する

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各取引所で悪い噂を聞いた?どんな風に見られているのか気になる?なら各取引所の評判の記事を読んでみてください。

 

仮想通貨取引所の選び方はマネーパワー? まとめ

仮想通貨取引所の選び方はマネーパワー? まとめ画像

仮想通貨取引所の選び方は資本力ありきが良いです。

それに加えて有事の際に備えて予備の取引所がある方が対応しやすいです。

 

ここまで取引所はハッキングを前提に開設した方が良いと言いました。

ですが、そもそも取引所になくなると困る金額をおいたままにするのってそもそも初心者のすることです。

ちょっと慣れてくると仮想通貨を保管しておく専用のウォレットにみんな保管していますよ。

 

金額が少し大きくなってきたらハードウォレットなんかは人気です。

ハードウォレットってそもそも何?って人もいるかと思います。ソフトに理解 ハードウォレットとは何か その仕組みや懸念点も解説で基本的なところからハードウォレットを解説しています。

ハードウォレットとは何か

ソフトに理解 ハードウォレットとは何か その仕組みや懸念点も解説

2018年5月5日

 

ハードウォレットは少し大げさすぎるなあ。という人にはGINCOがオススメです。

GINCOはウォレットアプリの中で使いやすさは際立っています。

 

ウォレットアプリとしてはもちろんですが、ウォレット内で仮想通貨の交換をかなり低い手数料で行えます。(kyberNetworkというプロトコルを上手に使っています。)

GINCOについてもっと知りたい人はウォレットアプリGincoとは 実際に触りながら使い方まで解説してみたで使い勝手などを見ることができます。

ウォレットアプリGincoとは サムネイル

ウォレットアプリGincoとは 実際に触りながら使い方まで解説してみた

2018年7月4日