ビットコイン(仮想通貨)で一目均衡表(雲)を設定する 【 引き方わかる 】

ビットコイン(仮想通貨)で一目均衡表(雲)を設定する サムネイル

「一目均衡表って色々な設定があるけれどどのように調整していったらいいの。」

「ビットコインにおいて設定で何か特別な何かが必要なのかな」

結論として、一目均衡表(雲)は見た目以外は特に日数で変更する必要はありません。

一目均衡表は数字の変更が必要ない理由

・デフォルトの値が世界中で意識されやすい値である

・デフォルトの値が発明した細田悟一氏が研究を重ねて出した結論であるため特別な理由がなければ変更不要

・カラフルすぎて見た目が汚くなりがちなので見た目は変えた方が良いです

相場は人の心理によって形成されているため、人が意識しやすい値というのは有効です。

一目均衡表に関してはビットコインに関してもデフォルトの値でよく利用されているため特別な理由がなければデフォルトで良いかと思います。(世界中を把握はしていません)

この記事では雲の設定は特に不要であることと画像のように雲を引いたり線のスタイルを変更するところまでの実践を開設しました。

雲の見方を覚えよう

この記事の信憑性

これまで400記事に渡り、積立投資をメインとしつつ少額で信用取引をする方法をおすすめしてきました。
逆イールドやGE粉飾決算といったようなファンダメンタルの最新情報にも目を通しつつテクニカル分析の解説も行なっています。
半年間にわたり特に「エリオット波動」と「フィボナッチ」は自動売買の設定調整によく使っています。

前回は分析での見方やエントリーポイントなど中心に解説したビットコイン(仮想通貨)で一目均衡表(雲)の見方を解説 【 やさしく覚える 】の記事があるので見方を知りたかった人はこちらを参考にしてみてください。

ビットコイン(仮想通貨)で一目均衡表(雲)の見方を解説 サムネイル

ビットコイン(仮想通貨)で一目均衡表(雲)の見方を解説 【 やさしく覚える 】

2019年9月3日

デフォルトの値が世界中で意識されやすい値であり理論的な値である

一目均衡表には三大理論と呼ばれるものベースで作られています。

「時間論」、「波動論」、「値幅観測論」と呼ばれるものです。

一目均衡表は未来に線を描写するところから変わったテクニカル指標として見られていますがこれは「時間論」の理論に基づいているためです。

これらの理論を理解せずとも一般のトレーダーの人は利用できると思うのでここでは掘り下げませんが、日足に基づく「時間論」からデフォルト値である9日、26日が導き出されています。

実際に使われているのもこれらのデフォルト値であるため特に理由がなければ変更する必要はないと思いますし、ビットコインにおいてもそのまま使ってOKでしょう。

実際に草猫店長(私)が分析に使ってみてもBTC/USDでも効いているのが伺えました。

カラフルすぎて見た目が汚くなりがちなので見た目は変えた方が良いです

最初にこれを見たときはどこから見ていいのか訳が分からなかったです。見た目は自分がわかりやすければそれでOKですが私なりに直感的にわかりやすい形に変えて行きます。

一目均衡表のデフォルト

実際に一目均衡表を引いてみる

それでは実際に一目均衡表を引いていきましょう。使っているツールは世界中でおそらく最も使われているであろう、かつ国内プロトレーダーもよく使っているTradingViewを用います。

この記事をみながら実践する行動の早めな人はTradingViewの公式サイトへ行って登録をどうぞ(登録なしでもできます。ただし設定が消えます)

画面を開くと注意点や広告などが表示されますが画像はそうしたものを消した段階です。広告などはバツ印を押して消しても問題ありません。

実際に一目均衡表を引いてみる1

次に表示されたインジケーター一覧で「ichimoku」と入力すれば「ichimoku Cloud」が選択できるのでクリックします。

実際に一目均衡表を引いてみる2

このように表示されていればOKです。

一目均衡表のデフォルト

期間はデフォルトの設定が世界的に意識されやすい期間なので基本はそのままでOKです。

最初は雲だけ引いてみる

雲だけ利用できればOKという人も多いと思うので雲だけでOKな人は以下の通りで大丈夫だと思います。

雲だけを引いてみる1

Lead1のパレッドをクリックすると色を選べます。Lead1は薄いグレー、Lead 2はもう少し濃いグレーにします。

雲だけを引いてみる2
草猫店長
Lead1は先行スパン1のことで、Lead2は先行スパン2のことだにゃあ。先行スパン1が上に来たときは上昇トレンドでサポートラインが強くなりやすいにゃあ。

最後に雲のバックグラウンドのカラーを変えます。Color1は先行スパン1(Lead1)に対応しています。透明度は30パーセントくらいにしておきましょう。お好みです。

雲だけを引いてみる3

これで割と直感的な雲が完成しました。

雲だけを引いてみる4

黒い雲は下に圧力が働きやすくて、白い雲は上に傾きやすいことが見た目で判断しやすいのではないでしょうか。

次に全部出してみる

他の線も引いてみる

次に全部の線を出してみます。細かすぎてみにくいと思うので線を一番太いものにしてみましょう。

頻繁に使う人はデフォルトのままでOKだと思います。

他の線も引いてみる2

これで基準線、転換線、遅行線も含めた全ての一目均衡表のラインを引くことができました。

「基準線、転換線、遅行線とか専門用語でてきて見方がわかんないよ〜」という人は前回のビットコイン(仮想通貨)で一目均衡表(雲)の見方を解説 【 やさしく覚える 】を参考にしてみてください。

もう少し一からTradingViewの使い方について知りたい人は仮想通貨でテクニカル分析のやり方をおすすめチャート分析ツールで紹介の記事がTradingViewってそもそも何だよというところから解説していてわかります。

一目均衡表における時間足はどれを参考にすればいいの?

基本的には日足ベースで作られているため日足が基準です。

ですが、実際には時間足でも効いているという声も多く、30分足くらいまでならなんとか使えるかなという印象です。

時間足までで直近でうまく効いていそうであれば分析に使えます。

分析の事例

実際にどんな風に分析で活用されているのか探してみました。

ファンダメンタルと一緒に分析している人もいますね。

他のインジケーターと一緒に分析する人も少なくありませんね。

ビットコイン(仮想通貨)で一目均衡表(雲)を設定する まとめ

ビットコイン(仮想通貨)で一目均衡表(雲)を設定する まとめ
一目均衡表のまとめ

一目均衡表(雲)は基本は日足で見ます

30分足くらいまでなら効いています

雲はデフォルトだと見にくいので設定で直感的に理解しやすいようにしておきましょう。

エントリーポイントなどは前回のビットコイン(仮想通貨)で一目均衡表(雲)の見方を解説 【 やさしく覚える 】を参考にどうぞ。