仮想通貨の送金手数料を比較 これを行った上で3つに絞ってランキング化させました。
仮想通貨の取引所から別のところへ送金するのって意外に高いですよね。
ですが、送金するためにお得な取引所を知っていれば高い手数料を支払わなくても良くなります。
今回、国内取引所の中でも送金手数料が安くてお得な取引所をベスト3で紹介します。
私は過去に2タップで計算できる送金手数料の計算機を自作したりしています。

仮想通貨の送金手数料を比較 ランキング基準について

今回は4つの指標で比較しました。
使いやすさ・安さ・対応銘柄数・セキュリティ
よく送金手数料がとにかく一番安いところだけを紹介している記事がありますが、送金メインの取引所であったとしても安さ意外にも注目すべきところがあります。
特に、操作ミスがあると資金が消失することがあります。そのため取引所自体が使いやすいのかどうかも考慮に入れました。
DMMビットコインのようにビットコインとイーサリアムしか取り扱っていないような対応取引所の少ないところはもちろん除外しています。
セキュリティに関してもハッキングを経験した取引所やサーバーがダウンしやすい取引所も中にはあります。
それらのポイントについて三つ星で評価して総合的に一番「お得」な取引所をランキング形式で表示しました。
1位 GMOコイン

第1位はGMOコインです。
GMOコインの対応銘柄と送金手数料

編集中 通貨名 | 送金手数料 | 送金試算 |
---|---|---|
![]() | マイナー手数料のみ負担 | 100万/BTC →? 200万/BTC →? |
![]() | マイナー手数料のみ負担 | 5万/ETH →? 10万/ETH →? |
![]() | マイナー手数料のみ負担 | 100円/XRP →? 200円/XRP →? |
![]() | マイナー手数料のみ負担 | 10万/BCH →? 20万/BCH →? |
![]() | マイナー手数料のみ負担 | 2万/QASH →? 4万/QASH →? |
GMOコインの評価

GMOコインはなんと全て送金手数料(マイナー手数料も含めて)無料です。
送金手数料は、GMOコインが負担していることになります。
対応銘柄もそれなりにあります。
GMOコインの送料の安さ 星2.5
確かに無料なのですが、GMOコインの場合は実は少し違います。
GMOコインは販売所のため買値が相場より少し高くなる傾向があります。
そのため送金手数料は確かに無料なのですが、トータルで見たときにすごいお得な訳ではありませんので「送料の安さ」の星を少し減らしました。
販売所と取引所の違い
販売所は企業から仮想通貨を買います。
取引所は個人同士で仮想通貨を買います。企業が売買の場を提供しています。
販売所から買うと少し高いのですがその代わり確実に買えて操作が単純です。
筆者もはじめて買い板と売り板を見たときに、きちんと売買できるのか不安になって販売所で最初は買いました。
ですので、ビギナーの方にはもちろん、あまり使う人の慣れに関係なく誰にでもおすすめできます。
GMOコインの使いやすさ 星2.5
また、使いやすさの点で、GMOコインの場合は「販売所」で売買するためのスマホアプリがありません。
そしてアプリ自体はリリースしていますが、ビットコインFXに特化しています。(かなーり使いやすいので激押ししています)
そのため、「販売所」としてのアプリがありません。そのため「使いやすさ」の点で星を少し下げました。
海外取引所への送金も視野に入れて初心者が選ぶ取引所としてはGMOコインはかなり良い選択肢だと思います。
GMOコインの対応取引所 星3
GMOコインの取り扱い銘柄を見てみます。
基本的に、XRPとBCHの二つがあれば大体の取引所に安く送金できることができます。
特にXRPは送金速度が早くて一番安いのでとりあえず送金目的ならXRPのある取引所があれば良いんだな、位に思っていてもいいくらいです。
海外取引所の中にはXRPに対応していないところももちろんありますので次はBCHが良いですね。
BCHであればほとんどの取引所で対応しています。
GMOコインのセキュリティ 星3
GMOコインのグループ会社にGMO証券があるようにトレーディングに関しては比較的に長い歴史がありノウハウがあります。
セキュリティに関しても信用できます。
GMOコインの場合のコールドウォレットは、必要な最低限度だけホットウォレット化にして資産の管理を行うようです。
GMOコインの海外送金にベストな仮想通貨
GMOコインの海外送金にベストな方法はビットコインです。
通常は海外取引所で送金にベストなのはXRPですが、海外取引所へ預けた後に、希望の仮想通貨を買うためにBTCに両替しないといけません(ほとんどの通貨がBTC建てで購入できるダメです)
少し面倒ですよね。
もともとBTCで送金してしまえばその手間が省けます。ですので海外取引所の中で両替することに苦手意識がある方でもオススメですね。
ただしビットコイン(BTC)は送金詰まりと呼ばれる送金に行列ができてしまう症状が起きやすいです。
そのため急ぎの人はXRPで良いかと思います。
GMOコインは送料無料ですのでそのメリットを最大にいかせるのはビットコイン(BTC)です。
GMOコインに登録してみようという方は下のリンクをクリックしてください
GMOコインについて興味を持った方は下の記事もっと細かい話を取り入れているのでチェックしてみてください。
2位 QUOINEX

2位はQUOINEXです。
QUOINEXの対応銘柄と送金手数料

通貨名 | 送金手数料 | 送金試算 |
---|---|---|
![]() | 無料 | なし |
![]() | 無料 | なし |
![]() | 無料 | なし |
![]() | 無料 | なし |
![]() | 無料 | なし |
QUOINEXの評価

使いやすさの点で評価を下げました。理由を説明していきますね。
QUOINEXの送料の安さ 星3
QUOINEXの送金手数料も無料です。
ただしQUOINEXがとる送金手数料はありませんが、マイナー手数料は必要です。
マイナー手数料とは、マイニング報酬を支払うための送金手数料のことです。
QUOINEXではQUOINEXがマージンを一切とることなく、送金するタイミングにかかる最低送金手数料のみで送金することができます。
本当の意味で、総合的に一番安く送金手数料を安くすませられるのはQUOINEXかなと思います。
QUOINEXの使いやすさ 星1.5
初心者の方には売買が少しややこしいかと思います。

専用アプリもあるのですが、なれると使いやすい!といった印象です。
初心者の方だと少し戸惑うのは否めない感じですね。
本当に送入金に特化するのであれば初心者でも十分に使えると思います。
中級者以上の方は送金目的でQUOINEXはNo1ですね。
セキュリティに関してはQUOINEXは100%コールドウォレット管理です。長期保管にも使えます。
ただし、他のコールドウォレットもですが、XRPでのコールドウォレット管理には 20XRP が維持費に必要です。
QUOINEXでも 20XRP ないと管理できないので注意が必要です。
(いうまでないかもですが自分で管理しなくても良い入出金できるコールドウォレットで20XRPは余裕でメリット上回ってますね。)
QUOINEXの対応取引所 星3
XRPとBCHがあるのでほとんどの海外取引所にも対応できます。
QUOINEXのセキュリティ 星3
QUOINEXは国内で唯一の100%コールドウォレット管理の会社です。
そのためセキュリティの水準がとても高いです。
実はQUOINEXは出金に時間がかかると言われています。
ですが、デメリットと言うよりはセキュリティを高めるために出金に関わる作業の一部に人のチェックも入れています。
あえて人を挟むことでよりハイセキュリティに仮想通貨やお金を管理することができます。
100%コールドウォレット管理なこともあるので、ハードウォレットなどの自前のコールドウォレットなどを買うのをためらっている方は中長期でQOINEXで仮想通貨を管理することも有効だと思います。
100%ハッキングの事件を防げるかどうかはわかりませんが、被害が生じたとしても理論上は最高でも一瞬だけホットウォレットになった通貨分だけになるかと思います。
ハッキングが起こるんじゃないかと考えるストレスなく売買ができるのはQUOINEXです。
QUOINEXへ登録したい方はしたのURLをクリックしてみてください。
QUOINEXの海外送金にベストな仮想通貨
QUOINEXの場合はQUOINEXが送金手数料からマージンを一切取らないスタイルなので送金手数料は無料となっています。
ただし、他の取引所もほとんどマイナー手数料しか取っていないと思います(おそらく)
どのみち、手数料はかかりますが、結論としては送金手数料が必要最低限度になった場合はXRPが一番お得で海外取引所の対応も多いです。
次にBCH > ETH > BTC > QASHになります。
QASHの場合は、対応取引所が少ないのでほとんど使えないですね。
そこそこ有名な海外取引所であるHuobiなどでの送金には使えます。
ただし、送金手数料が無料だからといって単純に”お得”かといえば少し考えなければなりません。
QUOINEXについてもっと詳しく知りたい人は下のリンクをクリックしてみてください。
QUOINEXに創業までの道のりについてや、QUOINEXのメリットデメリットの関して詳しく書いています。
3位 bitbank

3位はbitbankです。
bitbankの対応銘柄と送金手数料

通貨名 | 送金手数料 | 送金試算 |
---|---|---|
![]() | 0.001 BTC | 100万/BTC →1000円 200万/BTC →2000円 |
![]() | 0.005 ETH | 5万/ETH →250円 10万/ETH →500円 |
![]() | 0.15 XRP | 100円/XRP →15円 200円/XRP →30円 |
![]() | 0.001 BCH | 10万/BCH →100円 20万/BCH →200円 |
![]() | 0.001 LTC | 2万/LTC →20円 4万/LTC →40円 |
![]() | 0.001 MONA | 500円/MONA →0.5円 1000円/MONA →1円 |
bitbankの評価

解説していきますね。
bitbankの送料の安さ 星2.5
bitbankはGMOコイン、QUOINEXと違い送金手数料がかかります。
そのため「送料の安さ」の星を少し減らしました。
とはいえ、送金手数料はすべて相場と同じくらいです。取引高も比較的に大きいので相場が反映されているので適当に選ぶくらいなら間違いなくbitbankもおすすめです。
bitbankの使いやすさ 星2
bitbankは操作性は少し初心者の人にはややこしいのがネックです。
最近、アプリもリリースされましたがチャート機能は使いづらいです。
そのため使いやすさの評価の星を減らしました。
bitbankの対応取引所 星3
XRPとBCHの両方に対応しているので、ほとんどの海外取引所でも利用できます。
対応取引所数に関してはGMOコイン、QUOINEXと同時です。
bitbankの場合はQUOINEXのようにXRPのコールドウォレットの手数料である 20XRP がかかりません。
そのため、様子見で安い海外送金用の口座を開設するのであれば
bitbank > QUOINE
ですね。
bitbankのセキュリティ 星3
世界で一番セキュリティ水準が高いといわれているセキュリティ専門企業の「BitGO」と技術を提携しており、安全性に関しては比較的に信頼できます。
ブロックチェーンのエンジニア養成やビットコインの技術的に詳しいことが書かれているメディア「BTCN」を運営していることからも、技術の方でもしっかりしている印象が大きいので安心点です。
bitbankの海外送金にベストな仮想通貨
bitbankの取り扱い銘柄の中では執筆時点でもMONAが最安値です。
ですがMONAに対応している海外取引所はあまり多くありません。
次に安いリップルですが、XRPを取り扱っている海外取引所は非常に多くあります。
そのため、利便性と安さの両方で考えればXRPが一番です。
送金速度に関してもリップル > MONAになります。
その次にLTC > ETH > BCH …
といった優先順位となります。
他社よりもイーサリアムの送金手数料(0.001 ETH)が安いのが特徴です。

ちなみに、
bitbankは 2018年 6月 18日 まで取引手数料が無料キャンペーンをやっています。
また、日あたりのXRPの取引高で世界一になったことがあるほどXRPの流通量は多いです。
海外送金手段としても、XRPの扱い使いやすさは抜群です。
bitbankに登録したい方は下のリンクをクリックしてみてください。
番外編 bitFlyer
bitFlyerの評価

最後にbitFlyerも紹介しておこうと思います。
bitFlyerは販売所がメインで、アプリも使いやすく、操作性、セキュリティもともに優れています。
特に使いやすさに関しては今日紹介した中で一番おすすめできます。
ただ、送金に的を絞るとやはり少し高いかなと思います。
MONAコインが送料無料なのでMONAコインの送金目的で利用するのもありかなと思います。
またbitFlyerにはXRPの取り扱いがありません。そのため、BCHかLTCがメインでの送金銘柄になってきます。
ですがbitFlyerは万人に使えます。また、ビットコインの取引高が日本1位で、国内では相場が一番綺麗に反映されています。
サーバーの問題や取引所の悪い噂が原因で、取引所の中だけで価格が変動することがありますが、
そうした心配が一番低いのはbitFlyerではないでしょうか。
投資とは関係のないところで要らない心配をしたくない方はbitFlyerに登録してみてください。
bitFlyerについてもっと知りたい人は詳細を詳しく書いた記事があるのでこちらも参考にしてみてください
まとめ
最後に登録を考えている方にリンクを貼っておきます。
取引所の口座開設はどの会社も0円です。開設しているだけでお金が取られたりすることはありません。
それに加えてコインチェック事件のようにいつ、取引所がハッキング被害を受けて使えるようになるのかわかりません。
ですのでいざという時のためにも複数の取引所をもつのは標準となってきています。
筆者も数えなくても10以上の取引所のアカウントは少なくとも持っています。
また、コインチェック事件前に資産を残していたのですが複数のアカウントがあったので難を回避しました笑
複数口座があると、特性がそれぞれ違うので使い分けるので便利ですよね。
資産を分散させて管理することを覚えることにも繋がって一石二鳥ですのでもし、本日のランキングの取引所にまだ登録していない方がいれば登録してみてください。
取引所別に一番オススメの送金方法を紹介した記事です。
この記事を読めば、この記事に載っていなかった取引所で一番送金に適した仮想通貨がわかりますよ。
「ビットコインの買い方がわからない」という方には
ビットコインの具体的な購入の仕方についても画像を40枚も使って解説した記事があるので参考にしてみてください。
スマホ&ブラウザーの両方から解説しています。
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