そうだったのか! ビットコインの送金手数料が高い そのワケ | 仮想通貨

ビットコインの送金手数料が高い

「 ビットコインの送金手数料が高い 」なんて思ったことはあるのでないでしょうか。

 

この記事ではなぜ、ビットコインの送金手数料が高くなってしまうのかをまとめ、もっとお得に送金できる方法についてまとめました。

 

この記事を読めば、仮想通貨の手数料についての知識が深まり、仮想通貨の送金をもっとお得に選べるようになります。

 

それでは解説してきます。

 

ビットコインの送金手数料ってどうやって決まるの?

マイナー報酬

そもそも承認方式って何?

通常、何かの取引には第三者が仲介になります。

日本円でいえば、送金の際は銀行が間に入ってチェックを行います。

 

ビットコインの場合も当然、誰かが不正をしたかどうかをチェックしないといけません。

 

チェックする人が0人になってしまうと永遠に誰の送金処理も行うことできなくなってしまいビットコインが存続できなくなってしまいます。

 

 

Proof of Work(プルーフオブワーク)とは?

 

もちろん、人がチェックを挟むワケではありません。

ビットコインの場合はPoW(プルーフオブワーク)と呼ばれる方法で承認します。

 

PoWでは一番最初にコンピューターが決められた計算式から決められた答えを算出した人が不正がないかチェックできる権利が得られます。

 

権利が得られて問題がなければみなさんの取引が正式に完了します。

 

もちろん会社が管理しているワケではありませんので自発的にコンピューターを用意して動いてくれる人が必要です。

この人たちはボランティアで動いているワケではありません。

 

ビットコインの場合、不正のチェック作業(承認)を完了させると 12.5BTC(2018年 4月)を報酬としてもらうことができます。

 

ここまではご存知の方が多いと思います。

ですが、不正チェック作業(承認)以外にもマイナー報酬があります。

 

送金手数料

不正チェック作業(承認)以外にも得られるマイナー報酬とは、優先待遇の報酬です。

 

優先待遇の報酬とは、要するにみなさんが送金する際に支払う送金手数料のことです。

 

そのことについて調べにきていると思いますが、不正チェック作業(承認)と混合している方もいると思うので説明しました。

 

この送金手数料は実はマイナー側で決まっているワケでも、ビットコイン側でもともと決まっているワケでもありません。

極端なことをいえば、実は 0円 でも送金できてしまいます。

 

ではなぜ 0円 で送金できるものを 200万/BTCを超えた 2017年度末 には 1回 あたりに 2000円 以上の送金手数料が必要だったのでしょうか。

 

先ほどもいったように、優遇待遇の報酬と関わる問題になります。

 

取引件数の増大

送金つまりとはどのような症状なの?

 

ビットコインは 10分間につき 3000件、多くて 4000件 程度の取引しか処理することができません。

秒になおすと、最大で 7件 / 秒 になります。

 

1秒につき 7人以上 の人がビットコインで送金することは容易に考えられるかと思います。

実際のところ、時間帯によっては余裕でそれ以上の人が送金をしています。

 

そこで、どのようにすれば速く送金できるのでしょうか。

そうですね。手数料を高く支払えば速く送金することができます。

 

マイナーはある程度、手数料を高く支払った人を優先的に処理することができます。

 

もちろん、ある一定の割合で手数料にかかわらず先に送金待ちしていた人を優先的に処理する量も含まれます。

 

とはいえ、送金つまりを起こした後に、さらにビットコインが時間あたりに捌ける 4000件 以上の取引件数が超えていき、どんどん送金待ちの人が増えていく時期が過去にもありました。

 

その際に、送金手数料を高く支払った人ですら待たないといけなくなります。

ここまで説明すれば、もうわかってきたかと思います。

 

取引所の中の人の立場で考えてみます。

 

送金手数料を高く支払っても送金できなかった(1日経っても着金しなかった)場合、

利用者から「取引所のせいで着金しなかったかもしれない」と思う人が増えることは容易に考えられます。

 

そうならないために常に少し高い送金手数料を決めたくなりますね。

加えて、私が取引所を運営していた場合、突然の送金つまりに備えて少し高い手数料を決めておきたくなります。

 

送金手数料の値上げが起こる

少数の人がそう思うのであれば問題ありませんが、そんなことはありません。

そこで取引所が何をするのかといえば送金手数料を高めていきます

 

それで速く送金できる人が増えてよかったで終われば良いのですが、周りの取引所も一斉に送金手数料を高めていきます。

そうするとまた周りの取引所もさらに送金手数料を高めます。

 

このように値上げのループが生じて送金手数料が高くなってしまいます。

 

 

2017年度末の送金手数料

送金手数料が高まった時期の一つの例として 2017年度末 があります。

この頃はビットコインの価格が高まり、バブルのような熱狂もあったことから送金手数料がみるみる内に高まって行きました。

 

1回 送金するために 世界の平均で6000円 を超えることがありました。

 

取引件数の少ない時期でも送金つまりは生じる

送金つまりとはどのような症状なの?3

ビットコインはデフォルトで 最大4000件程度 の取引を保存できます。

2018年度の 2月頃 ~ 3月頃 は特に送金する人は減りました。

 

それでも 1日のうちで 6000件 を超える時間帯がありました。

ビットコインの価格そのものもかなり下落して 60万円台 に突入していました。

 

そもそもビットコインは送金に向いていない

送金時間が長い

ビットコインはブロックの生成時間に 10分 かかります。要するに、最低でも 10分以上の送金時間が必要になるということです。

 

送金つまりはバブルのようでない時期でも生じるので実際にはもっとかかることもあります。

 

容量が少なすぎる

1MBの容量は少ないです。

一件あたりのデータサイズが 300キロバイト程度になるため 1ブロックあたり 3000件 程度しか捌くことができません。

 

そもそもなぜ 1MB なのでしょうか。

それは誰でもマイニングに参加することができるようにするためでした。

 

ブロックができたことを伝える必要がある

ビットコインは自律分散型のネットワークを作ります。

自律分散型というとややこしいですが、みんなが過去すべての取引データを持っているので、一人が過去のデータを失っても他の人も失うということがないということになります。

 

ですが一般の人は過去すべての取引データを持っているわけではありません。

主にマイニングをする人が過去すべてのデータをダウンロードして保存しています。

ビットコインの 2009年 誕生した頃からのすべての取引データをすべてのマイナーが持っています。

 

そして、新しく生成されたブロックデータも随時、更新していきます。

マイニングをするためには必ず更新しないといけません。

 

理由はマイニングを始めるためには一個前のブロックを常に参照しなければならないからです。

前のブロックを参照できなければ当然、新しいブロックを作ることはできませんね。

 

そしてブロックができたことが通知されてから、 1MB のブロックデータをとても安全な状況で受信するためには高速のデータ転送量が必要になります。

 

一般人の方であれば 1MB を安全に受信するくらいのデータ転送量は用意できます。

 

もちろん 8MB や 32MB でも時間をかければデータを素早く転送できますが 0.5秒未満 で受信できなければマイニングできる確率が一気に下がってしまいます。

 

容量サイズが大きくなることは事業者だけが儲かる構造につながっていきます。

 

誰でも参加できることは素晴らしい一方で現実が追いついていない

このようにマイナーが誰でも参加できることでビットコインを作ったサトシナカモトの思想である「非中央集権」を実現できると考えられています。

 

一部のお金のある組織だけがマイニングできたら「非中央集権」的ではありませんからね。

 

とはいえ、利用者側からしたらそれよりもお金をきちんと送金できないものを通貨として取り扱いたいと思いません。

 

そのため一部のマイナーによって支配されてしまったとしても現実のニーズに合わせてハードフォークが必要でした。

そこで誕生したのがビットコインキャッシュです。

 

とはいえ、容易にビットコインキャッシュもハードフォークできませんでした。

ビットコインキャッシュが誕生するまでについては下の記事で説明しています。

【2018年】 ビットコインキャッシュの将来性 特徴と今後の展望予想 | BCH

2018.04.25

 

容量を減らすことで送金手数料も少しは安くなっていた

実際、ビットコインは Segwit と呼ばれる技術によって 実質 1.7MB 分の処理を行えるようになりました。

そのため、最大で 7000件程度 の処理を今は行えることができます。

 

とはいえ人気すぎる

とは言っても、ビットコインはまだまだ人気で送金手数料が割高になりがちです。

 

他の仮想通貨が信用できないという方ももちろんいると思うのですが、送金だけを目的にした場合は、ビットコインはとても最適解だと思えません。

 

ただし、送金手数料が無料の取引所であれば別です。

ビットコインで送金できると利用したい取引所の中で他の通貨からビットコインへ換金する手間が省けるので便利です。

送金無料の仮想通貨について知りたい人はコチラの記事を参考にしてみてください。

仮想通貨の送金手数料が無料 仮想通貨別に国内取引所を紹介 | BTC XRP

2018.04.23

 

送金の時は送金手数料の安い仮想通貨を選ぶべき

送金に適した仮想通貨

ビットコインが仮想通貨の中で一番信用できるかもしれませんが、送金に何時間もかかったり、タイミングが悪ければ1日経っても送金できないことがあります。

 

そして今は 1500種類以上 の仮想通貨があります。

その中に送金手数料がやすく速く、プラスの機能(匿名性)もつけて送金することができます。

 

国内で買える中で送金手数料がお得な仮想通貨

仮想通貨の種類はたくさんありますが国内取引所の中で購入できる送金に関してお得な仮想通貨は限られています。

 

XRP、BCH、LTC、MONA

 

この4つが送金に適しています。

中でもXRPが一番スピードと送金手数料と対応取引所の総合的な面で優れています。

次にBCH、LTC、MONAになります。

 

とにかく安いので良いのであればMONAが良いのですが対応取引所が少ないところがネックになります。

 

このように送金するのに安い仮想通貨は複数あるのですが状況によって一番送金にお得な仮想通貨は変わってきます。

 

取引所によっても相性がある

仮想通貨の中だけでも場面に応じて使い分ける必要があるのですが、さらに取引所によっても変わってきます。

理由は全ての送金手数料が無料の取引所であれば最初からビットコインを使えばいいです。

 

また、色々と銘柄を扱ってそうに見えてFX専用でしか購入できないため、送金にあまりふさわしくない取引所もあります。

 

こうした違いがとくに初心者の方に紛らわしい思いをさせているのかなと思っています。

 

次の記事ではこれまでに 30社以上 の取引所を触ってきた筆者が送金に適している取引所を3社まで絞りました。

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2018.04.21
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