「エアドロップで仮想通貨が無料で本当にもらえるの?怪しいけど正直ちょっと気になる」
始める前にちょっと待った!
エアドロップにチャレンジするのはいいけれど、この記事読んでみてからでも遅くないですよ!!
よくわからないままエアドロップの案件に足を踏み入れそうになっているあなたへ向けてこの記事を書きました。
まず最初に実際のところエアドロップはどうなのかと結論を言います。
「エアドロップ案件は本当に無料で仮想通貨をもらえます。」
ただし、
実際に価値が出るのかわからない通貨も多いです。
詐欺が横行していて日に日にやり方が巧妙になってきています。
もし、エアドロップを始めてお小遣い稼ぎをしようと思ったらまずはどのような詐欺があるのか確認してみましょう。
この記事ではエアドロップで発見された手口をできるだけ網羅的にまとめてみました。
新しい詐欺が見つかり次第、どんどん追加していきます
草猫店長の目次ノート

エアドロップの基本的な受け取りパターンと条件
まずはじめにエアドロップでよくあるタイプのエアドロップの受け取るまでの流れをご紹介します。
後ほど紹介する詐欺パターンと照らしあわせて見ていってもらえれば詐欺かどうか判断しやすくなるかと思います。
仮想通貨の保有数に応じてエアドロップを配布するパターン
すでにある程度メジャーになっている仮想通貨でもままあるケースです。(偽情報も多いので注意です)
zコインを発行した同じ組織が別プロジェクトとしてハードフォークなどとは別に新しく保有しているコイン枚数に応じて配布する場合があります。
テレグラムなどに参加パターン
仮想通貨はコミュニティが大切とよく言われます。仮想通貨自身が完璧に機能していなくとも、コミュニティに惹かれて人が集まるケースはよくあります。
コミュニティをつくるためにエアドロップをテレグラム参加を条件によく配布されることがあります。
テレグラムとは
テレグラムとはチャット専用のSNSです。日本ではあまり普及していませんが世界的に見れば盛り上がっているSNSです。ICOやマイナーコインをリサーチした経験のある方であれば少しはなじみがあるかと思います。
閲覧するためにはアプリをダウンロードする必要がありますのでリンクを貼っておきます。

メールアドレスを登録パターン
一番よくあるケースだと思います。
名前やメールアドレスのみを登録して、あるタイミングで専用ウォレットへ送金してもらえます。
エアドロップのフィッシング詐欺系
ここから具体的な詐欺ケースを紹介していきます。
まずはフィッシング詐欺からご紹介します。
昔からある古典的なハッキング手法です。何らかの方法でユーザーを偽サイトへ飛ばし、偽サイトのフォームにパスワードを入力すると入力したパスワードがそのままハッカーへ渡ってしまい不正ログイン後にお金を盗まれるパターンです。
一昔前は銀行でよくあったそうです。緊急事態を装うメールを送信して、見た目は全く同じwebサイトへ飛ばしてパスワードを抜く手法でした
エアドロップで実際に見受けられたフィッシング詐欺のパターンをご紹介します。
ケース. ドメインの文字を一文字だけ変えてあとは全く同じであるパターン
例えば、url内のeがéである。という一瞥だけしても分からない場合があります。
例:正解『binance.com』 → 偽物『 binancé.com』
フィッシング詐欺の流れでよくあるのは、二段階認証のパスワードを入力してもログインできなくて「おかしいなあ」と思っている間に仮想通貨が盗まれることです。
エアドロップのパスワード(秘密鍵)をハッキングする系
ケース. エアドロップを受け取るためにパスワード(秘密鍵)を入力してくださいのパターン
パスワード(秘密鍵)を聞いてくるパターンで詐欺のケースは一番多く聞きます。
絶対にパスワード(秘密鍵)教えないことと、パスワード(秘密鍵)を尋ねてきたエアドロップ案件には参加しないようにしましょう。
通常、エアドロップで仮想通貨を配布する人は認知度向上とブランディングのためにエアドロップをします。
みんなが詐欺だと思う方法でエアドロップを開催すると、ブランドを傷つけてしまうので配布側は損するだけです。
もし本当に配布してくれる案件であったとしてもそのような仮想通貨には将来性がないので時間の無駄です。
- 受け取り専用ウォレットをインストール
- ウォレットに対象となる仮想通貨を送ってもらう
- 受け取りを許可する
- エアドロップを受け取る
どこのタイミングであっても秘密鍵を求められたら詐欺である可能性は非常に高いので無視しましょう。
エアドロップのウイルス系
ケース. 受け取り専用のウォレットのアプリケーションにウイルスを仕込まれるパターン
極端な例ですが過去の取引所のハッキングでもPCがウイルス仕込まれたケースが多いです。
怪しいウォレットのアプリケーションはダウンロードしない、もしくは公式ページを確認してからダウンロードにしましょう。
怪しいの基準は伝えられませんが、
アプリのレビューで極端に星1つが多い場合はレビューをよく読んでみる
少しでも怪しいと感じたらアプリ名で検索にかけて詐欺情報が出てこないか調べて見る
疑いが少しでもあれば上記の対策は最低限することをお勧めします。
エアドロップのアカウントハック系
ケース. 本物の公式仮想通貨のアカウントをハッキングして偽情報を流すケース
カタリストという解読難易度の高い暗号方法で生み出された仮想通貨のプロジェクトで、
公式webサイト、公式スラック(テレグラムに似たチャットSNS)、メルマガがハッキングされてサイト上に偽のプレセール情報を流されてしまいました。
知らない人から見れば公式発表にしか見えません。周りのユーザーが違和感に気付いていないのか雰囲気を掴んでみてから参加しましょう。
エアドロップの怪しさ目利き情報
ここでは怪しさを判断するための情報を網羅させていきたいと思います。
公式のTwitterのフォロワーが少ないアカウント
一つの目安として 5000人以上 は欲しいという声も上がっていました。
フォロワーが少なくてもきちんと配ってくれるプロジェクトもあります。ですが少ないほど注意することをお勧めいたします。
ICOを行っているかどうか
状況とプロジェクト内容にもよりますが、資金調達を行っていない仮想通貨のプロジェクトの方がマシな場合が多いようです。
ほとんどのICOは実際に社会に還元していけないようなプロジェクトであると言われています。過去に 10 億円 の資金調達をしたにもかかわらず内部の分裂でプロジェクト自体が空中分散してしまったような話もあります。
資金調達を行っているより、資金調達を行っておらず、ロードマップなどもしっかりしているプロジェクトのエアドロップには積極的に参加していきましょう。
その他のエアドロップ注意情報
配布されない
本物のエアドロップ案件であっても管理側に問題がある場合やシステムが不完全であることによってうまく配布されないこともあります。「もらえたらラッキー」位の考えで数を当たろうとする気持ちの方が良いかと思います
電話番号系
これはそのまま、電話番号の入力を求める所は怪しいとのことです。
噂レベルですが、聞かれることはあまりないことを考えると基本は参加をしない、
どうしても気になる場合は公式ページについて熟読して納得した上で入力しましょう。
いつになったら価値になるのかわからない通貨がある
SwiftDemandと呼ばれるベーシックインカムプロジェクトはエアドロップ案件として有名です。
しかし、実際にもらえるもののどこかの取引所で扱えるようになることはまだなさそうで、今の所もっていても意味がない仮想通貨です。
SwiftDemandのように実際に価値がつかないままになる仮想通貨も多いので忙しい方は価値になる期待値が極端に低そうな仮想通貨はパスしても良いかもしれません。
専用のメールアドレスを作る
ICOを参加しすぎると整理することが大変になりがちです。
事前にエアドロップ専用メールアドレスを作っておくと後で助かるかと思います。
パスワードは一つ一つ違うものにする
最低でもいつも利用するwebサイトのパスワードとは違うパスワードを利用しましょう。
面倒くさいですが理想はパスワードをICO毎に一つ一つ違うものにすることです。
よく利用するwebサイトと同じパスワードにするのは危険です。ICO側が詐欺グループであった場合はパスワード情報はそのまま持って行かれる可能性があります。
パスワードの生成方法(参考)
上のリンクをクリックしてください。難易度調整ができるので「最強」にしましょう。
パスワードの管理方法(参考)
パスワードの生成方法とパスワードの管理方法も面倒ですが事前に決めておいた方が良いかと思います。
管理方法がわからない方は以下のパソコンなどと連携できる管理アプリでも管理できます
1PassWord

1PassWordはiCloudやDropboxも利用して、複数のデバイスで情報の同期できます
LastPass

LastPassも全てのデータをクラウドで一元管理しているので、PCからでもデータを同期して管理することが可能です(有料版にアップグレードする必要があります。)
パスワードにお金をかける習慣ない人の方が多いかと思いますが、パスワード一つで資産全てが吹っ飛んでしまう可能性を考えると費用対効果のパフォーマンスは間違いなく高いので、ここに紹介したところに限らずお金を払ってでも管理されることをお勧めします。
その他のパスワード管理アプリ
「パスワード 無料」と調べれば他の無料アプリはたくさん出てきます。
エアドロップ専用として使うのであれば無料でも良いかと思いますが、
アップロードしたり、何かのきっかけで全部データが飛んでしまう可能性もあります。
最低でもバックアップが取れるアプリをお勧めします。
仮想通貨の保有数に応じてエアドロップを配布するパターンについて
公式アカウントではなく、偽アカウントを作って告知している場合があります。
新しいプロジェクトと思わせてパスワード(秘密鍵)を盗もうとする場合が多いです。必ず公式サイトや公式アカウントの一次情報を確認しましょう。
まとめ
エアドロップ案件の詐欺は仮想通貨の種類が増えていくとともに日に日に増えているようです。
資金に余裕のある方が焦って参加しなくても良いかもしれません。
ただし、少ない資金の中で投機の機会を積極的に拾っていきたい方には無料であまり労力をかけずに資産を増やすことができる良い方法です。
また、発信していき、誰かに紹介すれば紹介報酬としても仮想通貨をもらうことができる案件も多いです。
ここまでで紹介してきた注意点や詐欺パターンに対して細心の注意を払っていけば問題ないかと思います。
詐欺への対策についても普段からコンピューター関連の動作に関して慣れている人であれば自然に無意識にやっていることが多いです。
ですが、仮想通貨に純粋に興味を持って参加している方にとっては馴染みがないかもしれません。
騙されてからでは遅いので注意を払った上でエアドロップ、仮想通貨を楽しみましょう。
これから仮想通貨を始めてみようと考えている方はよければ下の記事をクリックして読んでみてください。
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