Zaifの評判 について気になる方は多いと思います。
「Zaifで悪いニュースを聞いたけど大丈夫なの?」
運営歴が他の取引所よりも長いことから良いニュース、悪いニュースともに経験した回数が多いのもZaifです。
この記事を読めばZaifがあなたに合った取引所かどうか判断できるようになるかと思います。
解説していきます。
草猫店長の目次ノート
Zaifの評判 ~Zaifの持つ強み~
さて、手数料が安いといえばZaifです。NEM財団(NEM.io財団)の朝山貴生さんが経営しているZaifです。今回はZaifの強いところから悪い噂まで紹介していきたいと思います。
Zaifの強みは手札の数だと思います。
❷取引所の銘柄が豊富
❸ICOプラットフォームのCOMSAが買える
❹コインチェック事件後の対策としてセキュリティ対策室を設ける(マルチシグネチャ)
❺CEOの朝山貴生さんはNEM財団の理事長のためNEMとの親和性が高くNEM好きはマストな仮想通貨交換業者
❻国内発の仮想通貨交換業者の中では日本一歴史が長い

Zaifの基本情報
Zaif基本情報 | |
---|---|
会社名 | テックビューロ 株式会社 (Tech Bureau, Corp.) |
資本金 | 8億3,013万円 |
創設日 | 2014年6月16日 |
ホームページ | Zaif公式ホームページ テックビューロ公式ページ |
CEO(社長) | 朝山貴生 Twitter:@TakaoAsayama |
よくZaifは会社の名前がZaifと勘違いされがちかもしれません。
会社の名前はテックビューロです。
テックビューロはZaifの他に、企業向けにブロックチェーンを導入し工程を大幅に削減させる「mijin」の技術の普及を行っています。
シリコンバレーの就労経験者と共に普及に勤しんでいます。要するにブロックチェーンの実用例を増やしているバリバリのベンチャー企業ですね。
Zaif = 朝山貴生さん
と言える程、Zaifは朝山さんの印象がとても強いサービスです。
NEM.io財団理事を務める朝山社長

コインチェック事件で一躍有名となったNEM財団で理事を務めています。
具体的に事件時は各メディアや発信力のあるユーザーの誤った情報を指摘して訂正させていっています。
朝山社長に関してはみなりん*さんの追跡でも活躍していますので気になる方はこちらもご参照下さい。
そもそもNEM通貨の価値を大きく向上させたことに大きく貢献したのは朝山社長とコア開発者などの関係者の働きがけがかなり大きいようです。
本日2017年6月5日、弊社テックビューロ代表取締役の朝山貴生が、ブロックチェーンプロジェクトNEMを推進する、NEM.io財団の理事に就任いたしました。
NEMは、2015年4月に始動したブロックチェーンプロジェクトであり、その後NEMのコア開発者3人がテックビューロに合流し、同年9月には世界に先駆けてプライベート利用専用のブロックチェーン製品「mijin」を発表し、現在では300社以上の企業にご利用頂いております。
ーーー以下省略ーーー
これら協業の過程で、時価総額2億円程度であったNEMの暗号通貨XEMは実に1,250倍以上の成長を見せ、2,500億円を超えるまでに至り、NEMは1位のBitcoinと2位のEthereumに次ぐ、世界第3位のブロックチェーンプロジェクトとなりました。
引用元:テックビューロ代表の朝山貴生がNEM.io財団の理事に就任いたしました。
NEM好きの方にとっては朝山社長の動きは要チェックだと思います。
Zaifの経営陣
テックビューロの開発陣にはBASE CTOとして有名な藤川 真一(@fshin2000)さんが「パートナー兼UXアドバイザー」として就任しています。
他、シリコンバレーで実践経験を積んだエンジニアなどがコア開発者として関わっているそうです。
Zaifのセキュリティ
コインチェックの事件を受けて、コインチェックと同じ過ちを繰り返さない対策を取っています
公式ページ:テックビューロ(Zaif)セキュリティ対策室設置について
❷ホットウォレット保有率を更にアルゴリズムで必要最小限に抑えてコールドウォレット保有率を高めること
❸社内外から監査を要請しセキュリティ対策室に専門家を配置すること
❹事件発生時に即時対応できるよう工程を効率化すること
以上の旨が記載されていました。
コメントに勘違いされてるものが多いので追記しますが、プロトコル利用が簡単であることと、サービス実運用のプロトコルにそれを実装するの難易度はまた別の話です。NEM自体には付加機能ではなく、ネイティブでマルチシグが用意されているという意味でした。 https://t.co/jm3cwy65om
— Takao Asayama 🔗 朝山貴生 (@TakaoAsayama) 2018年1月29日

Zaifの取引手数料
取引所の手数料
Zaifはマイナス0.01%です。
基本的に仮想通貨事業者はどこもスプレッド手数料で利益をあげているため0円のところが多いです。無料に少し色をつけてみた感じですね。
販売所のスプレッド手数料

2018年2月の段階でビットコインのスプレッド手数料は約6.8%となっていました。bitFlyerの場合は約5.3%です。
少し高いかもしれませんが、初心者の方は最初はそこまで意識しないでも良いかと思います。
もっと安いスプレッド手数料で売買したい場合はZaifの取引所を利用すれば安く売買できます。
販売所と取引所の違い
Zaif自体は仮想通貨交換業者です。Zafiは販売所と取引所の二つを持っています。
先ほどの6.8%のスプレッド手数料が発生するのは販売所の方です。Zaifが保有している現物を売買できます。一方で取引所は一般ユーザーが売買する通貨をマッチングして取引します。
少し業界用語になりますが簡略的に言えば
❷取引所 = C to C(個人対個人)
このように言えるかと思います。例えばメルカリで個人同士で売買するのもC to Cです。
取引所を使うとスプレッド手数料をとても低く抑えることができます。(タイミングに依ります)
特にZaifは取引所の扱い銘柄数が多いので、取引所目的で登録するのもメリットはあってもデメリットはありません。
販売所と取引所の違いがわかる記事はコチラ
Zaifの懸念点
❷補償制度がない
❸社長の昔のビジネスがグレーだった
❹見やすいチャートがない
❺本人確認登録までが遅い
サーバーが落ちやすい
プラスの面をばかりを話しましたがZaifにもデメリットがあります。
それはサーバーが落ちて短期的にアクセスできないことがあります。
確かに短期売買の方にとっては無視できませんね。
とはいえ、「コイン積立」のように1週間以上のスパンで取引をすることを前提にすればほとんど影響はないかと思われます。
Zaifに限らず割けるリソースの問題で各々の仮想通貨事業で優先順位的に対応が十分でない部分があります。Zaifも今後の様子見かと思います。
補償制度がない
筆者の知る限りでは第三者に理不尽にハッキングを受けた場合の補償制度はまだないようです。
社長の遍歴について
詳しく存じませんがよく悪い噂として社長がアダルト系のサイト運営のコンプライアンスの問題で失敗があったそうです。
アダルトで逮捕といえばイメージは確かに悪いですが、DMMの亀田社長などもアダルト分野から始まって成功を収めていますしたまたま選んだ大きなマーケットがそこだったのに過ぎなかったのではないかと考えています。
過去の逮捕に対して肯定するわけではありませんが、元々、輸入業からビジネスを始めていたとのことで叩き上げで経営スキルを身につけていったのではないでしょうか。
ZOZOタウンの社長も輸入からビジネスを始めています。
そして今は現実世界でのブロックチェーンの実用例を増やすためにブロックチェーンの普及に勤しんでいます
ブロックチェーンの普及=仮想通貨全体の価値の向上
です。テックビューロの技術がプライベートチェーンだから云々という話ももちろん更なる議論が必要なトピックですが、まずは現実世界で使われることの優先順位が高いことは言うまでもないかと思います。

まずは利用ケースを増やすことは普及にとってとっても大切なことだと思うにゃ〜。
草猫的にお寿司屋さんとかでXEM払いしてくれたお客さんにはXEM寿司を出すとかやったら拡散したくなるにゃ〜
見やすいチャートがない
筆者の知るところでは見やすいチャートがありませんでした。
また、アプリが使いにくいといった声も多数あります。振れ幅(ボラティリティ)の大きな仮想通貨においては、チャートの見誤りは避けたいところです。
チャートに関しては他に見やすいアプリケーションがあるので気になる方は別の記事がありますのでご参照ください。
ビットコインのチャートを見るなら
登録ハガキ届くまでに少し時間がかかる
繁忙期は少し時間がかかります。繁忙期は2週間ほどかかったとの声もありました。
登録までは1週間ほどゆったりと待ち構える気持ちで登録す以下と思います。
Zaifのユニークな取り組み
確かに幾つかの懸念点はありましたがZaifはユニークな取り組みをしていて面白いです。
コイン積み立て預金
仮想通貨で積み立て預金です。
積み立て預金のすばらしいと思うところは、変に知識をつけて売買するよりも勝率が高いというところです。
現時点で仮想通貨の市場は40〜60兆円程度 (時価総額がすぐに変わるためざっくりです)しかありません。
これから現実社会の中に溶け込んでいくことを考えると、近い将来で今の10倍程度になってもおかしくないと思っています。「ゴールド」の市場でも700〜800兆円ほどはあるそうです。
一つのタイミングで購入すれば確かにギャンブルですが定期的なタイミングで購入すれば一時的な相場に左右されずに市場の拡大と共に資産を増やしていくことができますね。
COMSAが買える
COMSAとはICOのプラットフォームを造る目的で発行されました。
今後、世界の傾向を見ても国内政府からICOを規制されることが考えられます。そのため政府によって取り締まられないICOのプラットフォームとして将来性が買われているプロジェクトです。
2017年11月にICOが開催され約100億円を調達したプロジェクトです。COMSAはZaifでないと購入できません。
美味しい案件が転がってきた際にZaifはハガキが宛先に届くまでに時間がかかりますので機会損失することもあります。登録するのであればお早めにすることをお勧めします。
ソーシャルチップ
SNS経由でチップを送金できる仕組みです。
仮想通貨は実際にリアルの日常の中で使われることによって付加価値が高まります。
国内大手の仮想通貨事業者であるZaifがこのようなシステムを提供していることはとてもポジティブな事例だと思います。
ZaicaでGO
使ったことはありませんがPokemon Goのようにスマホの位置情報機能を利用したゲームだそうです。
日本中の本物の100城を巡るとスタンプラリーのように勾玉がもらえるそうです。
一番巡った人にはZaifトークンのプレゼントがあった模様です。
2016年度に開始したそうです。当時にしてはかなり異例の試みだと思います。
執筆時の2018年2月は既にキャンペーン終了しているそうです。
またどこかのタイミングで開催するかもしれません。
Zaifの取り扱い銘柄
Zaifは合計で26種類の仮想通貨の取り扱いがあります。
アルトコインやトークンの銘柄数は他社の国内取引所よりも多いです。
Zaif 【販売所】 | ||||
---|---|---|---|---|
BTC( JPY ) | ||||
MONA( JPY ) |
Zaif 【取引所】(メジャーコイン) |
---|
BTC( JPY ) |
XEM( JPY BTC ) |
MONA( JPY BTC ) |
BCH( JPY BTC ) |
ETH( JPY BTC ) |
Zaif【取引所】(トークン) |
---|
ZAIF( JPY BTC ) |
XCP( JPY BTC ) |
BCY( JPY BTC ) |
SJCX( JPY BTC ) |
FSCC( JPY BTC ) |
PEPECASH( JPY BTC ) |
CICC( JPY BTC ) |
NCXC( JPY BTC ) |
JPYZ( JPY ) |
その他 CMS:ETH( JPY ) CMS:XEM( JPY ) |
メジャーなコインからカウンターパーティーのようなイーサリアムから発行されたトークンでも売買することができます。
Zaifへ登録する
❶メールアドレスを入力して「無料登録へ」をクリックする

❷届いたメールアドレスのURLをクリックする

❸利用規約、重要事項説明欄をクリックしてそれぞれ読み、その後はチェックボックスにチェックを入れ、パスワードを入力します

❹このページに飛んだら下の方へスクロールします

❺各種必要事項の情報を入力します

あとは案内に従って登録すれば完了です。ハガキが届くのを待ちましょう。
Zaifで実際にビットコインを購入する方法は下の記事でたくさんの画像を使って説明しています。
スマホからの買い方と、ブラウザーからの買い方の両方で説明しているので購入の仕方にちょっと不安を間知る方はクリックしてみてください
Zaifのまとめ
Zaifは新しい試みの多いチャレンジャーな事業です。
また参入時期も2014年度とあり、先見の明のあったタイミングだったかともいます。2014年4月2日に開設された日本初のBitcoin取引所のetwingsを買収して開業しています。
テックビューロの開発陣にシリコンバレーというITの聖地で働いた経験のある人も在籍していることもあり、これからもZaifからはベンチャーらしい新しいサービスがどんどん出てくるのではないかと期待しています。
NEMを買うならZaifは外せません。

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