Liquid by QUOINEのセキュリティ リキッドの手数料からデメリットまで

Liquid by QUOINEのセキュリティ サムネイル
凜とした女性
仮想通貨はハッキングばっかりで怖い。どこの取引所だったら良いのか話からない。 Liquid by QUOINEのセキュリティ は大丈夫なの?
マッチョな男性
どこもセキュリティがばっちりと言いながら結局ハッキングを受けているから信用出来るところがない。Liquid by QUOINEも安全だと聞いたけれど本当なのかな

 

コインチェックに引き続き、Zaifもハッキングを受けて一体どこに信頼をおけば良いのかわかりませんよね。

 

世界の銀行のハッキングの総額が 35兆円 になると言われていることに比べればまだ業界全体で2000億円程度の仮想通貨による被害はかわいいかもしれません。

ですが直接、私たちの損害につながるため全く無視できませんよね。

 

私もちょっと悲観的に見ていて、これからもハッカーは意外な手口を使ったり、バグの隙間をついて大型のハッキングは起こると思っています。

その時に重要なのは何かといえば起こった上でも安全な方法で仮想通貨を扱うことではないでしょうか?

 

今回紹介する Liquid by QUOINE ですがセキュリティについては他の取引所と比較して申し分がないと思っています。

一方で不安に感じないところもないわけではありません。

 

ですのでセキュリティを中心に解説しながら取引所としての魅力や手数料などについても一緒に解説していきたいと思います。

 

この記事を読んで、Liquid by QUOINEのセキュリティがどの程度かを把握して他の取引所と使い分け出来るようになります。

 

Liquid by QUOINEのセキュリティ 結論

 

結論として Liquid by QUOINE はセキュリティに強い取引所です。

 

bitFlyerが金融機関として強いのであれば Liquid by QUOINE は技術的に国内でセキュリティに強いかと思います。

 

Liquid by QUOINEはセキュリティに強いと考える根拠は以下の4つの点からです。

 

Liquid by QUOINEのセキュリティ

❶. 顧客ファーストではなく「セキュリティファースト」を公言している

❷. 100%コールドウォレットは安心できる

❸. 出金や送金に人を仲介している

❹. ログインから既にセキュリティが始まっている

それぞれを順番にサクッと解説したいと思います。

 

❶. 顧客ファーストではなく「セキュリティファースト」を公言している

QUOINE社は「セキュリティファースト」の会社であることを公言しています。

そのため、利用者の使いやすさや利便性よりもセキュリティを優先しています。

 

SNSの口コミでよく「遅い」と言われているのは利用者ではなく良くも悪くもセキュリティを優先にしてるためと言えます。

以前、100%コールドウォレットに関する質問を送ったのですが怪しまれたのか、企業機密なのか、返事が帰ってきませんでした。

 

❷. 100%コールドウォレットは安心できる

国内で 100%コールドウォレットを実現しているのは bitbank と Liquid by QUOINE の2社だけです。

 

「コールドウォレットってなにそれ?」

と言うと、インターネットから切り離された資産になります。

顧客の資産を全て別の取引所に預けています。その代わりにQUOINE社が保有している資産を運転資金として利用しています。

 

これの意味するところは、QUOINE社が仮にネット経由でハッキングを受けてしまっても私たちの資産は安全のままということです。

 

QUOINEはICOで100億超えの調達をして、公言したプロジェクトをLiquid by QUOINEとして実現していっています。

建て直せない位のハッキングを受けてしまったとしても夜逃げをするような会社ではないでしょう。

 

ちなみにコールドウォレットは会社によってはxapoのように昔の軍事施設の土地の中にプライベートサーバー(ネットから切り離されたサーバー)を設置しています。

その中に仮想通貨(秘密鍵)を保管しています。

 

QUOINE社の場合はどの程度のものか知りたかったのでお問い合わせしましたが詳細を教えてもらえませんでした。セキュリティ対策かも知れません。

私がブラックリストに入ってないことを願うばかりですね。

 

実際、今までの取引所のハッキングのおそらく9割以上はソーシャルエンジニアリングと呼ばれる人を油断させて盗む行為がほとんどでした。

逆に怪しいメッセージには答えないというのも安心材料ですね。

 

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❸. 出金や送金に人を仲介している

(不満の声を載せる)

よくLiquid by QUOINEの利用者で「出金が遅い」「数日経過してようやく送金できた」などのネガティブな声を聞きます。

基準は不明ですし全ての件数では不可能だと思いますが、Liquid by QUOINEではお金の移動する際に人のチェックが入るそうです。

 

怪しい動きや大きな金額は検閲しているのでしょうね。

最後は人を通すというのは分散型取引所(DEX)では行えない強みなのでありがたいです。

ただ、急ぎの人にはいい迷惑になりますね。

 

これもセキュリティーファーストの一環になります。

 

❹. ログインから既にセキュリティが始まっている

ログインでパスワードと2段階認証の他にメールで承認作業も入るのはLiquid by QUOINE位です。

一度も使ったことがないIPアドレス(インターネットの住所)を使うとメール承認作業が必要になります。

 

私はあちこちでログインを行うので毎回認証を行っています。

面倒ですがこちらの方が安全と考えれば安い労力ですね。

 

他にもLiquid by QUOINEは仮想通貨誤入金から救出するサービス(手数料が必要)などあります。

 

2段階認証で冷や汗を書いた経験

実は先日、海外で、スマホ寝落ちした日にスマホが盗まれてしまいました。

端末のバックアップとしてQUOINEの2段階認証だけはバックアップを忘れてしまっておりQUOINE社にメッセージを送りました。

 

基本は解除できないそうですが、手順に従ったところ、解除してもらえました。

ログインできないということは資産の失うことを意味しますので冷や汗でした。

QUOINE社だから特別に解除してもらえたのかもしれません。

 

なぜここまでセキュリティにこだわるのか

なぜここまでセキュリティにこだわるのかの画像

大まかに予想できる理由は3つあります。

QUOINEの人材に金融機関の経験豊富な人がいること、自社のシステムを販売する立場からなのと、取引所はもともと法人向けに提供していること。

 

これ以外にありますが、自社のシステムを販売していて金融ノウハウもあると主張している会社です。

この立ち位置となっている会社が一度でもハッキングを受けると信用がガタ落ちなのは間違いありません。

 

また、法人向けにLiquidの前身であるQUOINEXなどを提供しているのでそこら辺の取引所よりも信頼を獲得するのに手間がかかります。

世界の銀行と提携もしているのでセキュリティが安全だと認めてもらうには少し過剰にやる位がちょうど良いのかもしれませんね。

 

そうした理由とは全く別にもともとソフトバンクで海外事業をグロースさせたCEOが東大法学部を出ており、性格として慎重なのもあるかもしれません。

国内で取引所の法整備が整うまでは本社をシンガポールに設置していました。それほど法令遵守にも対して慎重だったんですね。

 

このように技術面だけでなく包括的に他の取引所よりも際立ってセキュリティ対策やそれに関連することを行っています。

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Liquid by QUOINEのデメリット

Liquid by QUOINEのデメリットの画像

ここまで Liquid by QUOINE のセキュリティはバッチリだと言いました。

ですが手放しにしてはいけないポイントもあるのできちんと解説します。

 

Liquid by QUOINEのデメリット

送金が遅い

操作性が悪い

独自のシステムによる不確定要素

開発途上による不具合

 

送金が遅い

これは、あちこちへ頻度高く送金する人にとってはデメリットです。

例えば、アービトラージと呼ばれる取引所同士の価格差で利益をだしていく方法であれば送金に時間がかかるのは機会損失です。

 

また、DAppsなどのWebサービスをよく利用していて欲しい時に仮想通貨をすぐに送金できません。

セキュリティを優先にしたためのデメリットですね。

 

操作性が悪い

Liquidの全身のQUOINEXは操作性のクセがあることで使いにくかったです。

直感的な操作よりも「操作に慣れてから楽に感じる」タイプの使い勝手でした。

 

ただし、Liquid by QUOINEにリニューアルされてからはQUOINEXよりかなり使いやすくなりました。

それでも初心者は少し戸惑いそうです。

 

もともと、株やFXをやっていたとか、bitbankが使いやすいと感じる人であれば全く問題ないかと思います。

 

独自のシステムによる不確定要素

Liquid by QUOINEは資金調達として「QASH」を発行したプロジェクトです。

QASHで集めた資金で「ワールドブック」を実装しました。

 

「ワールドブック」とは世界の取引所のデータを一つの売買板に集めてまとめることによって圧倒的な取引高を実現させる機能です。

中央集権型の取引所で売買データを世界から寄せ集めるのはLiquid by QUOINE以外に存在を確認できていません。

 

そのため、予測のつかないバグや不具合が生じる可能性は否めません。

実際のところ、リリース直後に限ってはサーバーが落ち着かず、チャートに一瞬だけ高値がつくバグが生じたりしました。

 

開発途上による不具合

まだLiquid by QUOINEのプロジェクトは実稼働しているといえ、発展途上です。

独自のブロックチェーンを築いたり、世界の取引所と提携していきます。

 

現状の Liquid by QUOINEでも技術の面で改善していくポイントが山のようにあるかも知れません。

その上で、新しい機能をどんどん実施していくので発展途上による不具合もあることは忘れてはいけない部分になりますね。

 

時間が解決する部分はある

デメリットを述べましたが、送金スピードを覗いて不満な点はだいたい、リリース直後であるところに偏っています。

世界で例を見ない方法の取引所を作っているだけあって不具合を防げていないのでしょう。

 

怖い人は登録だけしておいて様子見をするか、少額で試すのも良いかと思います。

 

Liquid by QUOINEの良い点

Liquid by QUOINEの良い点の画像

逆にLiquid by QUOINEの良い点はなんでしょうか。

 

圧倒的な取引高

国内の取引所でありながら世界的な取引所

スマホは使いやすい

 

この3つだと思います。

取引高は世界トップクラスにこれから変わっていくと思います。


現状で圧倒的な取引高になっています。

「ワールドブック」の機能は世界の取引所のデータを引っ張る技術なので、おのずと世界の取引高が集まってくるようになります。

当然、取引高は大きくなりますよね。

 

仮に世界トップクラスにならないとしたら分散型取引所が人気になっているとかそういう理由だと思います。

 

また、Liquid by QUOINEの操作性が悪いと言いましたが、スマホの「Liquid by QUONEライト版」は扱いやすいです。

選べる仮想通貨の種類を絞ることで使いやすさを最大限に引き出しています。

 

Liquid by QUOINEの手数料

Liquid by QUOINEの手数料は全体的に見た時にとても安いです。

送金手数料、出金手数料、売買手数料、スプレッド、レバレッジ手数料のそれぞれを解説します。(2018年 10 月 1 日確認 )

 

送金手数料

送金手数料はマイニング手数料だけです。

マイニング手数料とは仮想通貨を支えるマイナーと呼ばれる人たちのことです

仮想通貨を支えてくれる代わりに手数料が発生するのですがこれは世界共通のことです。

 

ですのでLiquid by QUOINEが利益にするための手数料は 1円 もありません。

 

出金手数料

500円です。業界の標準的な金額ですね。

bitFlyerも同じくらいですが3万円を超えると 756円 になります。

DMMビットコインは無料ですが販売所オンリーです。

 

業界で最安値はビットコインの取引所も持ったGMOコインでしょうか。GMOコインも出金手数料が無料です。

 

売買手数料

ビットコインに限ってはずっと無料です。

その他は一律 0.25% が無料になっています。

 

QUOINEに対応した自動売買botなどは手数料無料でビットコインの売買ができるのでなかなかオススメできますね。セキュリティの面でも。

 

草猫店長
ビットコインが無料というより、正確には基軸通貨のペアが無料だにゃあ。今はビットコインが仮想通貨の相場を動かしているからビットコインが基軸通貨だにゃあ。

 

スプレッド

スプレッドは取引高が圧倒的なため業界トップクラスで小さいです。

取引所になってくるとあまりもともと価格差がほとんどないため、違いはあまりありませんが短期売買をすると後から大きな違いになってきます。

 

レバレッジ手数料

レバレッジ手数料とはポジション料のことです。一律で 0.025%/日です。

 

全体的に業界と同じから業界の基準以下の手数料になっています。

 

Liquid by QUOINEの裏技的な使い方

ここまで読んでくれたあなたに、本来の使い方ではない Liquid by QUOINE を解説したいと思います。

 

記事の前半で説明しているのですが Liquid by QUOINE は100%コールドウォレット管理の取引所です。

これを無料で誰でも利用できるようにしています。

 

裏を返せば 無料でコールドウォレットが手に入る ということです。

コールドウォレットの代表であるハードウォレットはだいたい、14000円位の金額でしかも自分で管理しないといけません。

 

それと同じ環境を無料で手に入る上に企業が守ってくれています。

 

これを考えたら登録する労力とか余裕で回収できますね。

 

ですので本来の使い方ではないのでLiquid by QUOINEとしては面白くないかもしれませんが、中期的なガチホ先としてLiquid by QUOINEを使ってみても良いと思います。

 

「同じ100%のコールドウォレット管理のbitbankとどっちが良いの?」という所に関しては、

ログイン時の手間をかけていたり、入出金に人を絡めていたり、法人や銀行向けにセキュリティを最適化していったQUOINEの方が上だと思います。(技術的な優劣はさておいてです)

 

ですのでガチホ目的で口座を開設するのであれば Liquid by QUOINE がオススメですね。

 

無料でコールドウォレットをゲットするためにLiquid by QUOINEに登録する

 

Liquid by QUOINEのセキュリティ まとめ

Liquid by QUOINEのセキュリティ まとめ

Liquid by QUOINEのセキュリティは優れていることがわかりましたでしょうか。

仮想通貨のハッキングは 0 と 1 の違いです。ハッキングされる時は一瞬でハッキングされます。

 

またビットコインの売買手数料が無料でセキュリティが高いので短期売買に向いています。

APIも公開しているのでプログラミングを取り入れた自動売買も実装できます。

 

積極的にビットコインで利益をだしていきたい人には心強い取引所ですね。

実際、世界中の取引高を寄せ集めることができるので相場はどんどんピュアになってきています。

プロの投資家ほどピュアな相場を求めるのでテクニカルトレーディングをしている人にとってもありがたいです。

 

そんな Liquid by QUOINE は登録しておくと良いと思います。

 

Liquid by QUOINEのプロジェクトの運転資金としてQUOINEはICOを開催しました。

その際に発行されたのがQASHです。

 

QASHはQUOINEが有言実行でLiquidを運転させることに成功したためまた注目され始めています。

 

QASHはこれからLiquidの中で手数料を割引にしたり、持っている人だけのサービスを提供していくのでそれらの実装に伴って価値が高まる可能性があります。

 

そんなQASHの将来性やそもそもどんな仮想通貨なのかについては【2018年】QASHの特徴と今後の将来性を評価&予想 | LIQUID キャッシュでサクッと理解できるようにまとめているので気になる人は読んでみてください。

QASHサムネイル

【2019年】QASHの特徴と今後の将来性を評価&予想 | LIQUID キャッシュ

2018年3月27日