コインチェックがGOX?過去にハッキングを受けた取引所で見る事件後の相場と価格推移

GOXとは取引所のMt.GOX(マウントゴックス)がハッキング被害の後に取引所の閉鎖に追い込まれてしまったことを、悪いことや破産するような状況またはハッキングされた際に「GOXする」と冗談交じりでよく使われるネットの流行語です。

今回、2018年1月26日に今まで送金によるコインの消失もなければこれといった大きな事件もなく、bitFlyer、zaifと並んで国内3大取引所としてサービスを提供していたコインチェックでハッキング疑惑が浮上しました。

 

ハッキング疑惑の対象となったのはNEMのXEM(ゼム)です。今の噂が飛び交っており公式からは580億円相当のXEMがハッキング疑惑対象とのことで報道されました。現在も調査中のため何も答えはつかめていない状況です。

 

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そもそもNEMって何?

2015年3月29日に誕生した通貨です。

NEMの用語はNew Economy Movement(新しい経済運動)から由来します。単位はXEM(ゼム)です。仮想通貨の中でも特にNEMは社会活動的なムードが強いです。

 

NEMは実際に取引されることでマイニングできるPoIの報酬システムが特徴です。

 

実際にNEMを日常世界で使えるように最近となってはNEMバーなどのNEMで決済できる飲食店が誕生しました。

 

CoinCheckで移動した金額総額

今回は580億円被害に遭遇したXEMに関して、深夜にかけて謎の出金1億XEMが数分置きに繰り返し行われていることが公式ページから確認できました。


coincheckの動き

時間軸で見るコインチェック騒動
12:07分:XEM入金制限

12:38分:XEM売買停止

12:53分:XEM出金停止

16:33分:円(JPY)を含む全通貨の出金停止

17:23分:BTC以外の売買を停止

18:50分:クレジットカード、コンビニの入金も停止

最近の目新しい事件と古い事件の2つ取り上げてみて、過去の取引所の事件と事件後の価格への影響を画像で紹介していきます。今後の相場への影響のヒントになれればと思います

Bitfinex

香港に本社のあるBitfinexは公式ブログ上で、2016年8月2日(18:00UTC【日本時間で8月3日の03:00】)にハッキング被害があったことを発表しました。(Bitfinex The Official Blog:Security Breach)。

総額は119,756BTC(約12万BTC)のハッキング被害にあったとのことでした。

12万BTCのボリュームはユーザーが保持している36パーセント分に値していたそうです。

 

Bitfinex事件後の被害額

60,657円 x 119,756BTC = 7,264,039,692

おおよそ73億円の被害が生じています。

 

Bitfinex事件後のビットコインのマーケット変化量

仮想通貨マーケット全体市場

XEM下落率全体

全体では1.3兆円から1.2兆円の下落で7.7%の下落率でした

 

ビットコイン全体市場

日本時間8月3日AM3時あたりのマーケットはおおよそ1.04兆円でした。ですが底値が0.94兆円まで縮小しています。

全体でおおよそ下落率9.6%でビットコインマーケット縮小に0.1兆円(1000億円)ダメージを与えたようです。

 

bitcoin急落new

このように0.94兆円まで下がっています

 

Bitfinex事件後のビットコインの下落率

BTC下落率

発表時の日本時間で8月3日AM3時のBTCは約60657円/BTCでした。その後AM7時までに49078円/BTCの僅か3時間で急落しました。

 

下落率を計算してみます

下落率
1−(49078円 ÷ 60657円) x 100 = 19.089

おおよそ19%の下落率でした。

その後9月4日のAM3時に8月3日の急落前の価格である約60657円/BTCを超えて約62000円/BTCまで戻ることができました回復までにおおよそ1ヶ月かかっていま

 

Mt.GOX

冒頭で紹介したMt.GOXからです。2011年6月13日にウイルス感染させられた会社のパソコンからハッキング被害に合いビットコインの価値は大きく下落しました。

Mt.GOX事件後の被害額

2011年6月13日被害の内容は以下の通りです

被害内容
❶顧客の75万BTC

❷自社保有資産の10万BTC

❸顧客の預金口座資産28億円

当時の1401円のレートで換算すると総計約40億円の被害総額でした。

これら3箇所でハッキング被害に遭遇し2011年6月13日の当時では1401円/BTCの値をつけていたビットコインの価値は、2011年11月14日には169円/BTCまでにじわじわと価値を下げていきました。

 

Mt.GOX事件後のビットコインのマーケット変化量

調べ中です。

 

Mt.GOX事件後のビットコインの市場の下落率

マウントゴックスの場合はじわじわと価格を下げていたのが特徴的でした

 

Mt.GOX直後

下落率
1- (1041円 ÷ 1400円 )  x 100 = 約26%

2011年6月13日 1401円2011年7月11日 1041円

下落率は約26%でした

Mt.GOX後のしばらくしてから

下落率
1- (169円 ÷ 1400円 )  x 100 = 約88%

2011年6月13日 1401円2011年11月14日 169円

下落率は88%でした

2011年当時にビットコインを保持していたユーザーは厚い支持層が多かったこともあり、狼狽売りをしなかったのかもしれません。

市場にいる人たちの質がこのころは今と違って一部の物好きが多く、当時のムーブメントの冷めた空気とともにじわじわ退場していった人が増えたのかもしれません。

 

今回のコインチェック事件

今回のXEM、事件が起こったのは深夜0時〜ですが、実際に値段が下落し始めたのは14時頃でした。

それまでは112円/XEMでしたが17時頃には81円/XEMまで急落しました。今回の下落スピードで言えば、bitfinexの3時間で底値の下落率19%のケースに似ています

 

bitfinexの動きと似ているようですので、bitfinexとコインチェックを比較しながら話を進めていきます。

 

コインチェック事件後の被害額

2017年1月26日の深夜0時過ぎから徐々に数分置きに5時間かけて1億XEMずつ送金が行われたそうです。

合計で580億円の被害だったと会見ではCEOが発言していました。

 

コインチェック事件後のNEMのマーケット変化量

全通貨市場

事件前が大体62兆円で事件後が56兆円です。ダメージは8兆円です。下落率は約9.6%です

bitfinexの下落率は7.7%でした。9.6%の下落率なのでbitfinexよりも衝撃は1.9%大きかったようです。

 

XEM全体市場

XEMの急落率

XEM全体で約1兆円あった市場は7700億円まで数時間で下落しました。ダメージは2300億円です。

下落率は23%です。bitfinex事件後のビットコイン全体の市場の下落率は9.6%でした。XEMだけで見ると、今回はbitfinexのビットコイン市場(マーケット)よりも13.4%分ダメージが大きかったことになります。

 

コインチェック事件後のNEMの下落率

コインチェック急落 

実際に計算してみます

下落率
1- (81円 ÷ 112円 )  x 100 = 約27.6%

約28%の下落率でした。bitfinexは約19%。

3時間でピークがきました。bitfinexでは4時間かかりました。

 

Mt.GOX後も一月後に約28%下落率でした。その後は底買いをする人が現れたのか一気に上がってきています。bitfinexよりも9%ダメージが大きいです。

 

まとめ

bitfinexの場合は被害総額が73億円、今回は580億円(噂の一説によれば)の被害で被害額が約8倍となっています。しかも、金額だけで見ると史上最大規模の被害です。

 

さらに、下落率に関しては市場全体ではbitfinexと比べて+1.9%

通貨だけで見ると+13.4%

価格だけで比べてみると+9%

 

とどの視点からでもダメージが今回の方が大きかったです。

しかし2017年初頭では仮想通貨全体のマーケットは2兆円程度しかありませんでした。今は60兆円約30倍程になっています

 

それを考えると被害総額はbitfinexの8倍でも市場全体は30倍に拡大しています。与えたダメージは市場全体の中のダメージ1/3以下です。金額比で見ると史上最大規模ではないことがわかりました。

 

bitfinex後に価格が回復するのに1ヶ月かかりました。今後どうなるのかわかりませんが、一つ言えることは確かにニュースとしてのインパクトは凄かったですがマーケット全体で言えばbitfinexの1/3以下しかダメージがなかったんだということだけは事実です。

 

変にメディアが取り上げず、世界全体で不穏な空気に包まれなければbitfinexよりも早く立ち直るのではないかと楽観視しています。(筆者もcoincheckに資産残してました。)

 

草猫店長
草猫店長としては今回の事件で立ち直れる強さがあれば他の取引所よりもかなりパワーアップして復活できると踏んでるにゃ。落ち着いたら引き続きコインチェックは推していくにゃ。

 

追伸:CoinCheckの流出金は記者会見の公式の場で実際に起こったことと正式にCEOが発言されましました。

CoinCheck内のXEMはほぼ全て抜き取られ、XEM財団もイーサリアムクラシックのようにHFをしないと言及しています。しかし、Rin, MIZUNASHI (JK17)というとってもイケメン素晴らしい方が流出金をマーキングしているようです。

常に犯人の盗んだXEMのアドレスにモザイクをかけるものを仕込んだらしく、どこに転送してもモザイクがかかり続けるらしいです。仮に異国の取引所へ送ろうにも他の取引所自体がモザイク入りの通貨を受け取りたくないと考えるのが合理的です。

Rinさんの活躍はテレグラムのこちらのリンクの中のJapan Communityを探すと参加してみることができます※テレグラムのアプリのダウンロードが必要です。

 

草猫店長
イケメン過ぎて痺れるにゃ〜。ついでに草猫ももっとイケメンになるからフォローしてくれよにゃ。@CryptoKusacoin

 

おまけ:一般ユーザーでできること

どんなにアルゴリズムが堅牢であっても人が介在してしまう取引所のような中央集権ではいつ被害が起こってもおかしくありません。

 

CEOがいない隙にパソコンにウイルスを仕込む→CEOが入力した重要なパスワードを盗む

 

過去のどの事例も犯罪者は判明しておりませんがどれも内部者による犯行でないと起きないような事件ばかりです。

先ほど紹介したMt.GOXもしかり(Mtの場合はCEOも一応犯人となりましたが真犯人は捕まっていません)、bitstampがハッキングを受けた際も同様の犯行でした。

 

個人で対策できる方法はどんなものがあるのでしょうか。

 

対策案4つ
❶ウォレット専用アプリへ移動する

❷ハードウォレットへ移す

❸非中央集権の取引所を利用する

❹ペーパーウォレットへ移す

 

大まかにこれらの対処法が考えられます

 

❶ウォレット専用アプリへ移動する

複数の通貨が取扱えるアプリケーションは下記の二つになります

Coinomi

Androidのみ対応。50種類の通貨の取り扱い(BTC ETH LTC DASH MONA DOGE他、確認済み)

Exodus

Linux,Mac,Windowsに対応(BTC ETH LTC DASH DOGE他、確認済み)

 

他、一つ一つの通貨に特化した専用ウォレットがあります

NEM専用ウォレット

NEM Nano

iOS,Android,Linux、Mac、Windowsに対応しています

 

ビットコイン(マルチシグ対応)専用ウォレット

CopayBitcoin.comBitpay

android,iOS,Mac,Windowsそれぞれに対応しています

イーサリアム専用ウォレット

MyEtherWallet

ブラウザ対応です

リップル専用ウォレット

ブラウザ対応です
iOS,Android,Windows,Linux, Mac OSX,Web対応です

 

リスク専用ウォレット

Lisk Nano

Linux,Mac,Windowsに対応しています

DASH専用ウォレット

Openledger

ブラウザ対応です

ライトコイン専用ウォレット

LoafWallet

 

❷ハードウォレットへ移す

ハードウォレットを購入することもかなり無難です。

中央集権の取引所ではいつ内部で裏切りが生じるのかわかりませんので大きな金額で取り扱うのであればハードウォレットですね。

なお、ハードウォレットを購入する場合はよくブロガーさんがアフィリリンクを貼っているAmazon.co.jpなどのプラットフォームからの購入はお勧めしません。Amaozonの場合は販売先が複数にまたがっており、ハズレの販売先を引いてしまうとハードウォレットのパスワードを盗む仕掛けを仕込まれる可能性があります。

購入するのであれば公式ページ一択です。できれば本家で買うのが良いですが、お勧めするLedgerは本家がフランスのため、妥協案として正規代理店で購入する方向が良いかと思います。

正規代理店の株式会社Earth Ship:Ledger

 

❸非中央集権の取引所を利用する

非中央集権の取引所とは取引所がブロックチェーンのようなシステムでシステム自身に管理されている取引所のことになります。

BitSharesは取引所に人が介在しないためすでに紹介した類の内部者による犯行が行われません。

ただ、今後どのような脆弱性が出てくるのかわかりませんので100パーセントの保証はできないものの人が管理している取引所よりは筆者は安心感があります

BitSharesの公式ページ

※BitSharesは日本語未対応のため英語です

❹ペーパーウォレットへ移す

一般ユーザーには少しハードルが高いかもしれませんがこれも安全な管理方法です。

bitaddress.orgというウォレット生成サイトから独自の方法でウォレットを生成して印刷します。文字通り紙のお財布です。

前提条件としてご使用のパソコンのセキュリティに問題なかったり、ブラウザをプライベートモードにしたり、詳しい人からしたら当たり前のことができている状態で生成するものだと思ってください。

また紙が燃えてしまったりした場合は当然消えて無くなってしまいます。

 

 

 

コインチェックの代替にもなれる国内取引所

コインチェックの次にオススメできるbitFlyerです。

ビットフライヤー

草猫店長のエサ代

いただいたエサ代は草猫店長が色々な草コインを食べるための資金にします(使い道や金額全てをオープンにして食べた草コインで記事にします

BCHアドレス: 1B3BDRWLHPeL2iTKCfSg3w6FrPmoFndsU6

ETHアドレス: 0xedfc00481709926f53cae5a5a4790e8fa5161c0f

XRPアドレス: rEb8TK3gBgk5auZkwc6sHnwrGVJH8DuaLh  タグ:100786335

草猫店長
また来てくださいにゃ〜