この記事では「 CRYPTO20の購入方法 」について画像をたくさん使って説明しています。
ただ、CRYPTO20のトークンである「C20」を購入するだけではなく、購入した後にメタマスクというウォレットに保管する所までを解説します。
この記事を読めば、C20を比較的に安全にお得に購入でき、より安全に保管する方法を知ることができます。
ぜひ最後までお付き合いください。
草猫店長の目次ノート

CRYPTO20は取引所ではない
まず、CRYPTO20は取引所ではありません。CRYPTO20はインデックストークン「C20」を発行したプロジェクト名です。
ただし、CRYPTO20の公式サイトに登録することでC20のウォレットアドレスを取得することができます。
そして少し、ややこしいのですがCRYPTO20の発行した「C20」はただの仮想通貨トークンではありません。
インデックスファンドになります。
その理由は、「C20」そのものをインデックスファンドとして機能するように設計しているからです。
「C20」を保有しているだけでCRYPTO20の時勢に応じて変更したインデックスの中身をそのまま引き継ぐことができます。
なので「自律分散型インデックス」という呼び方もされています。
繰り返しにはなりますが、CRYPTO20はイーサリアムから発行されたトークンです。
トークンの機能そのものが仮想通貨のインデックスとなっているためファンドそのものがCRYPTO20で仮想通貨となっています。
ですので、CRYPTO20を実際に購入するためには「C20」トークンを取り扱いしている取引所から購入する必要があります。
CRYPTO20を購入できる取引所

CRYPTO20を実際に購入できる取引所は画像の通りです。
Bibox
2017年 11月 に運営開始した比較的にあたらしい中国の取引所です。
中国の取引所として世界でおそらく一番有名なBinanceのサイトを参考にしている取引所です。
あたらしいからと言って侮ることは全くできません。
後出しの取引所にしては猛スピードで瞬く間に成長していっています。
わずか半年ほどで取引高で世界10位になりました。
HitBTC
HitBTCは2013年からイギリスのベータ・ビジネス・ソリューションズという企業が開始した取引所です。
2013年からは取引所の中でも比較的に運営歴が長い方の取引所に入ります。
執筆時は世界の取引高で第5位入りしている人気の仮想通貨取引所です。
日本では現在、利用を規制されていますが、世界で5番目になるほどには人気です。
おそらく、よく理解しないままハッキングに遭遇した人がいたことで金融庁がなんとなくで規制しているのだと思います。
IDEX
IDEXは分散型取引所をいいます。
分散型取引所はブロックチェーンの技術を使ってプログラム化されたアルゴリズムだけで自動で動いている取引所です。
そのため人を介在しないです。人を介在しないということは取引所の中の人が騙されて秘密鍵を盗まれてハッキング被害を受けることがなくなります。
また、人が介在しないため政府の規制によって運営を妨げられることがありません。
自動で動いていますから当然ですね。
このように分散型取引所の1つであるIDEXは素晴らしいです。
一方で問題があります。
問題とは一体なんでしょか。
問題とは「流動性」がまだまだ低い点です。2年、3年と時間が経過すれば解決される問題だとは思います。
「流動性」とは取引高のことです。
売買される量が少ないと相場が正しく反映されなくなります。
実際に流動性(取引高)を確認してみましょう。
各取引所の流動性
CRYPTO20は仮想通貨のトークンのことと説明しました。
通貨名はC20になります。
各取引所のC20をチェックしてみたいと思います。
流動性は1日の取引高を見ても比べられますが、ローソク足で確認した方が一目でわかると思うのでローソク足で見ていきます。
Biboxの流動性

この3つの取引所の中で一番、流動性が高いのがBiboxでした。
流動性が高い方が正しい価格で購入しやすいので今回はBiboxからC20を購入する図解説をしていきたいと思います。
HitBTC

4時足でも細切れなローソク足になっています。HitBTCは 2018年 6月 に日本での利用を規制された取引所です。
そのためC20を買うにはお勧めしません。
ちなみにHitBTCは他の海外取引所と同様に個人情報の書類を提出せずとも利用できる取引所です。
詳細ははぶきますがインターネットの住所を海外に変更して、アカウントを作り直して、直接的に日本の取引所から仮想通貨を送金しなければ利用は可能ですね。
IDEX

IDEXはローソク足(2時間足)ですが一番、流動性が低いですね。
「普通の取引所は信用できない。分散型取引所でないと利用したくない。」
という気持ちがある人でないとお勧めできませんね。
CRYPTO20の内容

ご存知の人もいるかもしれませんが、CRYTO20の中身を確認してみましょう。
CRYPTO20の内訳は下のようになります。
2. BTC 10.30% ビットコイン
3. BCH 9.76% ビットコインキャッシュ
4. EOS 9.71% EOS
5. XRP 9.60% リップル
6. LTC 7.20% ライトコイン
7. XLM 5.75% Steller
8. ADA 6.78% Cardano
9. IOTA 4.2% IOTA
10. TRON 4.14% トロン
11. NEO 3.33% NEO
12. DASH 2.75% DASH
13. XMR 2.63% MONERO
14. BNB 2.45% BinanceCoin
15. XEM 2.31% NEM
16. VEN 2.29% VeChain
17. ETC 2.04% イーサリアムクラシック
18. QTUM 1.24% Qtum
19. OMG 1.22% OmiseGo
20. ONT 0.91% Ontology
一番、分散シェアの大きい仮想通貨がイーサリアムなのは良いですね。
決済用の仮想通貨(ビットコイン、ビットコインキャッシュ)などもバンラスよく配分されています。
「C20」の購入手順
それでは実際に購入していきましょう。
1. Bitboxへの送金に適したbitbankに登録する
2. Biboxに登録してBCHの受け取りアドレスを取得する
3. bitbankでBCHを購入する
4. Biboxで「C20」を購入する
bitbankは国内有名な取引所です。なぜbitbankなのかは後述します。
なお、ここら辺で「なんかよく分からないし、まずはビットコインから買ってみようかな」ともし思った人は下の記事をオススメします。
それではbitbankへの登録の方法を解説していきましょう。
1. Bitboxへの送金に適したbitbankに登録する
BiboxにはXRP(リップル)の取扱いがありませんがBCH(ビットコインキャッシュ)の取扱いがあるためBCHでの送金がベストです。
初心者の人にも向けて書いていて、Biboxの取扱い銘柄(XRPがない)のをみると筆者としては bitFlyer をオススメしたいです。
ですが、仮想通貨インデックスの購入をしたい人は少なくない金額で長期保有しておこうとする人が多いと思うので “販売所” である bitFlyer ではなく ” 取引所 ” であるbitbankが最適だと思いました。
” 販売所 ” と ” 取引所 ” の2つの違いについてはコチラの記事をどうぞ
「すでにある程度は取引経験しているよ。」という中級者の人には100%コールドウォレット管理で送金手数料が業界最低のQUOINEXをお勧めします。送金による利ざやを一切とっていません。
QUOINEXについて詳しく知りたい人はコチラ
bitbankに登録する
4ステップによる登録手順を
パソコンもスマホもだいたい同じ登録手順です。
❶メールアドレスを入力

❷届いたメールで登録認証

❸自分で決めたパスワードを入力

❹トレードをクリック

今回は売買するので、各種情報の入力は必須です。
チャートを確認する

登録が済むとbitbankの機能が使えるようになります。

2. Biboxに登録してBCHの受け取りアドレスを取得する
①. メールアドレスとパスワードを入力して「Sign up」を入力します。

②. 届いたメールのURLを選択します。

③. 認証完了したので「Log in」で次に進みます。

④. 自分が入力したメールアドレスとパスワードを入力します。

⑤. ログインできたら画像のようにアイコンを選択した後に「Main Account」を選択します。

画像の通りに進んでいくと、Google Authenticator(二段階認証)が必要だよとメッセージが出るので「Set」を選択します。

⑥. 画像の通りに進みます。

⑦. 二段階認証のアプリを持っていない人はアプリをダウンロードして、次にQRコードを落としたアプリで読み込みます。
そうするとパスワード6桁が出現するので入力します。
「Login Password」の項目はログインパス、「Authenticator Code」の項目は二段階認証の6桁を入力します。
そして「Confirm」を選択すれば二段階認証が完了します。

⑥. 二段階認証が終わったら先ほどの画面に戻って「Deposit」を選択するとBCHの受け取りアドレスの確認できます。


3. bitbankでBCHを購入する
bitbankの実際の購入の仕方については下の記事でXRPを具体例にして解説しています。
XRPのところをBCHに変更すれば購入できます。
パソコンブラウザの方は下の記事が便利です。
スマホアプリからの方は下の記事で画像をたくさん使って説明しました。
4. Biboxで「C20」を購入する
それでは実際にBiboxで「C20」を購入していきたいと思います。
まずは届いたBCHをBTCに換金したいと思います。
①. トップ画面の下の方の検索窓に「BCH」を入力します。 「BCH/BTC」を選択します。

②. チャート画面が表示されるので「Amount」に売りたい量を入力して「Sell」を選択すればBCHが売られてBTCに換金できます。

③. BCHを売ることが完了したら画像のように「C20」を検索窓に入力し、表示された「C20/BTC」を選択します。

④. あとは購入すれば完了です。


「C20」の保管手順(推奨)
※ここからはパソコンのブラウザ操作が必要です。
先ほどまでで「C20」自体の購入は完了しました。
ここからはより安全に管理したい人は参考にしてみてください。
より安全に管理するためにいつ規制でどうなるのか分からない中国のBiboxからBiboxよりも安全に管理できるメタマスクへ送金する流れを説明します。
メタマスクはブロックチェーンのアプリケーション(DApps)でこれから遊んで行きたい人はどのみち覚える必要があるので覚えるメリットは大きいですよ。
「Crypto Kities」を代表するゲームで遊べるようになります。
1. CRYPTO20に登録してアドレスを取得
2.「C20」をメタマスクと連携
3. Biboxからメタマスクへ「C20」を送金する
おまけ. ハードウォレットに送金
1. CRYPTO20に登録してアドレスを取得
①. 「ログイン」を選択します。

②. 「Email」のところを選択します。


③. 必要な項目を入力して画像のように進みます。

④. メールが届くのでクリックします。

⑤. 先ほど自分で入力したメールアドレスとパスワードを入力してログインする。

⑥. ログインできました。下へそのままスクロールします。

⑦. 「Click Here」を選択します。

⑧. 「MetaMask」を選択して下へスクロールします。

⑨. C20のアドレスが生成されていたのを確認できればOKです。

2. 「C20」をメタマスクと連携
ここで「そもそもメタマスクってなんなの?」と思う人もいるかと思います。
メタマスクはイーサリアム系のブロックチェーンのゲームやブロックチェーンのWebサービス(DApps)を今後、利用する際に必須なウォレットアプリです。
C20を保管するのであればBiboxよりもメタマスクが良いと思っています。
マルチウォレットの「Coinomi」も使えるんじゃない?という声もありそうですが、「Coinomi」も結局ホットウォレットです。
メタマスクもホットウォレットで安全性でいえばコールドウォレット管理のシステムも開発が進んでいるメタマスクの方が安全だと思います。
ですので「C20」の管理にはメタマスクの利用を推奨します。
まず、メタマスクを導入するためにブラウザにメタマスクのアドオン(アプリ)をインストールします。

ブラウザに追加したら、メタマスクを実際に開きます。
メタマスクを開くとパスワードなどを登録すればアカウントが作成されてメタマスクが使えるようになります。
詳しい登録手順を知りたい人はコチラでペタペタ画像をたくさん貼っていますので参考にしてみてください。
メタマスクでアカウントにログインした状態から「C20」を連携する手順
①. 「ADD TOKEN」を選択する

②. CRYPTO20の「C20」アドレスを入力して「ADD」を選択します。

③. 「C20」が追加されたことを確認します。

3. Biboxからメタマスクへ「C20」を送金する
「C20」を送金する
①.

②. 画像のように進みます。すると2段階認証のほかにもファンドパスワードと呼ばれるログインパスワード以外のパスワードが必要と表示されました。
「Set」を選択します。


③. 画像のところを選択します。

④. ファンドパスワードを設定して、ログインパスワード、2段階認証の数字も入力したら「Confirm the Chagne」を選択します。

⑤. 先ほどの画面に戻って「Withdrawal」を選択すると画像のようにフォームが出現します。
画像の通りに進めていけば送金できます。



おまけ. ハードウォレットに送金
Ledger nano S を利用すれば今回の「C20」を含む ERC20 基準のトークンの保管に対応しています。
そのためハードウォレットに長期保管できるようになります。
詳しい使い方についてはこれ以上、この記事に画像を貼り付けると負担になるのでここの記事では避けます。
別に記事を用意しましたらここに貼りたいと思います。
それまでは下の外部リンクの記事が参考になります。英文ですが写真をみればだいたい分かります。
How to Transfer ERC20 Tokens to a Ledger Nano S (Using MyEtherWallet)
とりあえずLedger nano Sって何?という人は下にハードウォレットに関する記事を書いているのでぜひ読んでみてください。
仮想通貨のセキュリティにもっと詳しくなれます。
「C20」は買いなのかについて
「C20」は買いなのかについてですが、私はもちろんイエスと言います。
もちろん「C20」よりも遥かに素晴らしいインデックスがこれから登場すれば別ですが現状では「C20」は良い選択だと思います。
セキュリティ面
セキュリティに関してはハードウォレットに保管しようと思えば保管できるインデックスは執筆時の段階では「C20」だけだと思います。
トークンとして
トークンとしてもランク200位以内ですので通貨としてもそこそこ成功しています。
チャートとして
チャートとしても耐久度があります。
耐久度があるというのも最近は機関投資の参入でチャートの動きが怪しいことが多いです。
怪しいというのは今までテクニカル分析で概ね、動いてくれるだろうと玄人トレーダーが分析しているチャートでも”だまし”が入ることが多くなったからです。
“だまし”とはその通り、分析とは真逆に動くようなチャートの動きの際に使います。
現状はビットコインに多いのですが、これから他のメジャーなアルトコインにも同じような動きが増えてくるかと思われます。
その際にインデックスは1つの通貨に左右されないので安心して投じやすいです。
将来性として
ビットコインの将来性は正直、どっちに転ぶか分かりません。
新技術はテストとして地道に普及させていますがその前にBCHが抜くシナリオもあります。
一方で仮想通貨の業界全般でいえばこれから成長していく業界です。
「ようやく仮想通貨の開発環境が整ってきましたね。」
今の盛り上がりでもせいぜいこの程度が今の段階です。
実際に実働プロダクトが普及していくと当然、業界の市場はもっと大きくなります。
CRYPTO20の購入方法 まとめ
以上のように、少し長かったかもしれませんが「C20」の購入手順から管理手順まで解説していきました。
「C20」は美味しいインデックストークンです。どの通貨を買うべきか悩んだら買って良いかと思います。
(ただし最初はメタマスクで良いと思いますが管理は最終的にハードウォレットのつもりで買われた方が良いです)
2018年始 に一度盛り上がって少し有名になったきり、拾ってくれる人があまりいなくなってしまいましたがぜひ、手をつけてみてください。
「C20」はトークンだけど取引所内での仮想通貨インデックス「HB10」の購入手順は下の記事
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