ビットコインは資金逃避先として活用されている件についてまとめてみた

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マッチョな男性
ビットコインって仮想通貨のやつ?あの、オモチャマネーのやつだよね

なんてことは、2017年度のバブル期以降でよく見かけました。最近でも、経済ニュース系のYoutuberでもまだ言っている人を見かけています。

 

相場が悪くなると悪い噂は多くなりますよね。ビットコインはオモチャではなく、希少性の設計と需要に基づいて価値がついています。

(詳細は、「 ビットコインの価値の裏付け 」仮想通貨のビットコインと価値の源泉という記事を参考にどうぞ。)

 

そんなビットコインですが2019年度に再び盛り上がりを見せてきました。

要因は無数にあるので正確なことは神のみぞ知る話ですが世界の富裕層が動かす巨額マネーは価格への影響度は高いです。

 

この記事では、近年の世界的な大きな動きと資本逃避としてビットコインが選ばれているである理由を掛け合わせながら解説しました。

 

過去の金融危機とビットコイン取引高

これまで少なくとも6回以上の過去の金融危機に伴い各国のビットコインの取引高は連動しています。

2013年 3月 キプロス危機

2015年 8月 中国の人民元切り下げ

2017年 7月 ジンバブエのハイパーインフレ

2018年 8月 トルコリラ暴落

2018年~ ベネズエラ危機

2019年~ アルゼンチン危機

こうした国の中には自国通貨が信用ならず、ドルを使って日常生活したりブツブツ交換で暮らす人がいます。

中にはすぐに通貨が紙くずとなるため移民になる人もいます。ゴールドのように重たいものは持ち運べず、ビットコインを買うのは合理的であったりします。

 

インフレ対策としての仮想通貨 (暗号資産) の実例【キャピタルフライト】では過去のデータとグラフを根拠に資本逃避先としてビットコイン(仮想通貨)が用いられているであろう例をあげました。

 

ニュースに取り上げられるビットコイン

各メディアの内容をまとめると、

・米中貿易戦争で株を買いたくない投資家が増えた

・仮想通貨取引所と個人情報が結びつく前の資本逃避としての駆け込み需要

・ゴールドと同じように扱われている可能性がある

このようなことがメディアにも取り上げられるようになりました。

 


実際のところ、ゴールドとビットコインのチャートは非常に似ていると思います。

 

ただし、世の中に普及するサービスや物は、バブル崩壊から調整が入りそこから大きな成長を遂げるという経路を辿るそうです。

その意味に置いて、ゴールドとビットコインだけでなく、ITバブルもビットコインと近いチャートになっています。

参考:ビットコインバブルとITバブルとの共通点を分析した

 

香港デモとビットコイン取引高


香港デモの直後に香港の取引所でビットコインの取引高が急増しました。

香港デモの直後に香港の取引所でビットコインの取引高が急増の図

なぜ、香港デモでビットコインへ資本が流れるのかですが、逃亡犯条例が大いに関係していると思われます。

逃亡犯条例などについてここでは解説しませんが、これが適用されてしまうと犯罪者にしたてあげて香港富裕層を狙い撃ちに逮捕することができるようになります。

 

もともと香港は中国の富裕層が中国から逃げない代わりとしての民主的な区域として誕生しました。

したがって、香港に中国富裕層がい続けるための根本的な理由が取り除かれてしまうことになります。

 

それを察した富裕層たちがビットコインへ資産を逃しているようです。

 

2016年度は中国が世界でもっとも大きな取引高を占めていた

2016年度は中国

2017年度は日本

2018年度はアメリカ(ドル)

といったように大きな取引高を占める国が移り変わってきました。

 

しかし2016年度の中国マネーは中国規制によって中国国内で売買できなくなったことが原因で取引高が無くなってしまいました。

 

そのお金はドルやテザー(ドルに基づいた価格の仮想通貨)として出回っていると思われます。

富裕層の巨額マネーがドルとして、香港デモや米中貿易戦争などに関連して流れていっているのではないでしょうか。

 

KYC(個人情報)との結びつけで今後どうなるのか不明


資金を逃避させるために利用されているビットコインですが、今後は世界中の取引所で個人情報が結びつけられるようになります。

 

ETF上場への見据えた動きなので、取引所と個人情報が結びついてしまうのは仕方ないのかもしれません。

 

要するに国から資本が囲まれやすくなるということですね。

そのため、香港デモでのビットコインの買い支えはKYC強化の前の駆け込み需要も込み込みだったのかもしれません。

 

国に追跡されないことを意図して買いを入れる層はもうすでに手をつけられなくなってきているのかなと思います。

 

今後も世界経済との連動は大いに考えられる

私は以前から記事で世界経済の動きとビットコインは連動するのかについていくつか触れてきました。

 

特にドイツと中国に関しては世界の中でも大きな数字を持っていることもあり影響力は大きいと考えています。

参考:【 ドイツ銀行破綻と仮想通貨 】暗号資産は逃避先となりえるのか

参考:中国バブル崩壊と仮想通貨のゆくえ 【 資本逃避としての暗号資産 】

 

また、過去の金融危機の流れを遡っていると、最近では金融危機へのスピードが高まっているようです。

近年ではアルゼンチンやギリシャなどの国がデフォルトするニュースが多いです。

 

こうしたデフォルトというのはヨーロッパ債務危機の影響のシワ寄せのような形で生じているようです。

詳細は【 世界編 】 金融危機の歴史を1900年以降で振り返る 【 世界恐慌 】を参考にしてみてください。

金融危機の歴史を1900年以降で振り返る サムネイル

【 世界編 】 金融危機の歴史を1900年以降で振り返る 【 世界恐慌 】

2019年4月7日

 

事前に準備しておきたいなら国内の取引所で分散管理で十分

現状で資本逃避に利用する人は富裕層がおそらく中心ではないかと推測されます。

今後は一般層でもビットコインが価値保存の手段として最適だと思う人は増えていくでしょう。

 

一般層で買いが殺到するとすれば第二のリーマンショック級のような不景気でしょうしそのタイミングで乗るのはリスク高そうだなと思います。

一方でハッキングが予期せぬ事件も多いのが仮想通貨なので最低でも2つは取引所が欲しいなと思います。

 

ビットコインを購入して間もない頃に使いたいGMOコイン、高機能で利便性、総合的に手数料が安いbitbankで初めておけばほとんどの場合で間違いないと思います。

 

「それだけじゃイマイチ納得できないよ」

という人は【 助かった経験アリ 】 仮想通貨取引所の口座はいくつあった方が良いを参考にしてみてください。

仮想通貨取引所の口座はいくつあった方が良い サムネイル

【助かった経験アリ】 仮想通貨取引所の口座はいくつあった方が良いのか

2018年11月19日

 

まとめ ~ ビットコインは資金逃避先として活用されている件についてまとめてみた ~

まとめ ~ ビットコインは資金逃避先として活用されている件についてまとめてみた ~
記事のまとめ

・香港デモや米中貿易戦争に伴って中国の巨額マネーがビットコインへ流れ込んでいる

・個人情報との紐付けにより強化前の買いが殺到しているかもしれない

・世界的に経済不況になるスピードが高まってきており資本逃避先としてビットコインが選ばれてきている

こうした背景でビットコインへの買いが今後も増えてくるのではないでしょうか。

 

私は2018年1月より当ブログであるビットコインバーゲンをはじめました。

 

ちょうど価格が下落トレンドに落ちたタイミングですね。この期間はビットコインを否定するようなニュースが多かった印象です。

 

一方で2019年5月頃にはビットコインの価格が高まり、ビットコインを肯定するようなニュースがたくさん増えました。

 

一時の情報には惑わされないよう注意していきましょう。