仮想通貨(暗号資産)の積立投資はやっぱり最強だった をまとめました。
「 仮想通貨の将来性はわかるんだけどリスクが怖くてイマイチ食指が動かない。積み立て投資ならどうなんだろう 」
きっとそんなことを考えながらこの記事に辿り着いた人も少なくないと思います。
実際に2017年1月から毎月1万円ずつ積立していた場合のシミュレーションをしました。
すると2019年4月までで、マイナスだったのは全体でたったの2月だけでした。
仮想通貨の積立がいかに精神的に優しく、手間もかからず、仮想通貨と相性が良い投資法なのかがわかるようにまとめました。
ちなみにですが、積立投資のシミュレートを簡単にできる積立投資シミュレーターを作ってみました。良かったら使ってみてください。
動画音声で楽しみたい人はYoutube動画用にまとめています。
草猫店長の目次ノート
仮想通貨(ビットコイン)の積立シミュレーションの結果
少し見にくいのですが画像は2017年から毎月1日に1万円ずつ投資した場合のシミュレーションを実際にエクセルにぽちぽち入力してからやってみました。

2017年度末から年始にかけて非常に荒れた相場でした。大勢の人が今までの利益どころか損益を含んでしまっていました。
しかし、もしも積立投資を行い、バブルは一過性にすぎないよねという心持ちで機械的に投資していたら、マイナスになる月はたったの2月だけです。
利益額の部分だけ切り出してみた

28ヶ月中の14ヶ月、半分近くの時期で資産が2倍以上になっています。最大で5.7倍(578%)です。
あれだけ大多数の精神をかき乱してきたビットコイン相場ですが、画像の数字をみていて焦る自分は想像しにくいですよね。やり方が変わるだけで雲泥の差があります。
これからビットコインは2020年末にかけてまた、バブルが訪れるのかは分かりませんが、普及に伴い右肩上がりになっていく見通しは多めです。
少なくとも、時価総額が現在の15兆円程度のタイミングでの価格です。
金の市場ですら700兆円です。デジタルゴールドと呼ばれるビットコインはまだまだ成長のポテンシャルは高いです。
ポテンシャルの根拠を知りたい人はビットコインはいくらまで上がるのか 【著名人の声】を読んでみてください。
月1万円からの積立投資でも十分に期待値は高いのではないでしょうか。
積立投資はれっきとした投資法 ~ドル・コスト平均法とは~
定期的に決まったタイミングで購入する方法を「ドル・コスト平均法」と呼びます。
ドル・コスト平均法とは、価格が日々変わる金融商品を一度に購入するのではなく、一定額ずつ分けて購入することで、平均買付単価を抑える方法です。ー以下略ー
価格が変動する金融商品は、たまたま価格が高いときに一気に購入すると、高値づかみをしてしまう可能性があります。また、時間分散によるリスク軽減効果が期待できます。
30年以上も前から長期的に優れたリターンをもたらす手法として定着しています。
ただし、厳密には「予め投資しようと思った予算に対して時間を区切って分散投資しよう」という意味合いなのでただの自動積立とは少し異なります。概ね同じです。
仮想通貨(暗号資産)と相性の良いドルコスト平均法
・最終的に右肩上がりの相場に効く
・現物保有できるので手数料がかからない
・変動幅の大きな相場では精神的な負荷が少なくなる
「仮想通貨は変動幅が大きいから手をつけられない。」
これは実際には正しいです。
しかし、ただ時間を区切って投資していくだけで嵐の吹き荒れるような相場だったビットコインですら「最終的に右肩上がりならオールOK!」というシンプルな相場に変わってしまいます。
同じ相場を見ていても、見える世界が変わるんですね。
相場は「強欲と恐怖」の2柱で成り立ちつと言われますが、感情に飲まれた人から持っていかれます。
投資において健全で落ち着いた精神を保つことは本当に大切な要素です。
かんたんに図を使ってシミュレートしてみた

ここで図の世に毎月1 万円を積み立てた場合のシンプルなシミュレーションをしてみたいと思います。
図のように3ヶ月かけて毎月 1 万円分の積み立て投資をしたとします。
図は過去のビットコインの相場のイメージを少し反映させながら作成してみました。
さて、仮に1月は 1000円/ 1 コイン、2月は 200 円/ 1 コイン、3月は 500 円/ 1 コインの相場で毎月 1 万円を投資した場合、投資した総額の利益率はどのくらいになるでしょうか。
②. 2月 1 万円で 50 枚購入
③. 3月 1 万円で 20 枚購入
④. 10 枚 + 50 枚 + 20 枚 = 合計 80 枚保有
1月、2月、3月と 1 万円ずつ投資したので合計で 3 万円を投資しました。
さて、3月時点の保有資産はコイン 80 枚ですので 80 枚 X 500 円 = 4 万円になります。
3 万円から+ 1 万円資産が増えたことになります。約 25% 資産が増えたことになりますね。利益率は 25% です。
平均して最終的に右肩上がりになっていれば利益になるということですね。
銘柄の選定はどうしたらいいの?

基本的にビットコインで良いと思います。
しかし、自分で情報を積極的に集めて今後の動向なども調べていくとある程度は腹を据えていれば、他のメジャーな仮想通貨に手を出しても良いと思います。
ただし、マイナーな仮想通貨に手を出して一発逆転を狙うのは止めはしませんが本当に注意しましょう。
仮想通貨の積立投資におけるデメリット
さて、仮想通貨の積立投資は良いことばかりではありません。
・大儲けはできない
・右肩上がりになる保証はない
・投資としての面白味に欠ける
投資としては楽しくない部類です。コツコツ積み上がるのは楽しいと感じる人は多いしれません。
やはり自分で考えてポジションを持って利益が出ると嬉しいですよね。
だからこそ多くの人が資産を溶かして再起不能になったりしますがトレーディングを学ぶ経験にも良いことは多いです。


そして、一発逆転で早期リタイアでオッケー!なことを狙えるほど大きな利益は期待しないほうが良いかと思います。
ビットコインのポテンシャルを考えれば10倍以上もあり得ますが、一括で資産をドカンと投資しておいた人に比べるとかなり引けを取ります。
そして、選んだ仮想通貨によっては価値が0になることもあり得ます。こればかりは誰にもわかりません。
少なくともビットコインにおいては非常に考えにくいですが可能性は0ではありません。
ビットコインは5年後には数千万円の価値を超えるようなポテンシャルはありますが、期待値で考えて参入しましょう。
だけどやっぱり積立投資より良い投資法はない
ガチプロのトレーダーであれば「買い」「売り」でそれぞれ利ざやを稼いだ方が当たり前ですが儲かります。
ですが毎日、夜遅くまで働く人からすれば1日中画面を見つめることも、最新情報もマメにチェックできるようなゆとりって生活になかなか取り込めませんよね。
毎月投資すれば、1年後の投資額も見えるのでリスクが可視化できますし、分けて投資するのでお財布(口座)が一時的に減った感覚も少ないです。
ですので仮に損失しても「取り返そう」なんてリスキーな感情が湧いてくることもありません。
取引所側からすると、毎日トレーディングしてくれないと儲からないのか、積立サービスを提供してくれているところがありません(Zaifは現在休止中)
仮想通貨で積立投資を始めるならどこの取引所が良い?
bitbankは総合的にコスパもよくて使い勝手が良いです。
ですがトレーディングが未経験の人には少しとっつきにくいと思うので、GMOコインで良いと思います。
慣れてきたらbitbankへシフトすると良いかと思います。
GMOは資本力もあり、保険会社とも連携しており、運営歴もそこそこあります。
bitbankは資本力はありませんが、顧客の資産は100%オフライン管理を行なっている稀な会社で運営歴も長い方です。
1万円を積立投資にする場合の流れ
GMOコイン登録後に積立投資を行う流れです。
毎月1日にサイトへログインします。1万円入金したケースです。面倒な場合は事前に1年分に当たる12万円を入金しておいても良いでしょう。
(特に毎月1日が優れている訳でもないので給料日など分かりやすい日にしても問題ありません。)

トレードに慣れていない人は「販売所」で購入してみましょう。画像の通りにすれば間違えることもなくビットコインを1万円分を購入できます。


仮想通貨(暗号資産)の積立投資はやっぱり最強だった まとめ

「精神的にラク」というのはみなさんが考えている以上に大切だと私は思います。
かつ、資産がマイナスになってもダメージは大幅に減らせる上に初心者でもとっつきやすいし時間も節約できる。総合的にみてやっぱり最強だなあと思います。
短期トレードだとどうしても実力勝負になりますが長期であれば関係ありません。
リーマンショックのように一部の人間だけで世界の経済を左右してしまうようなことが最近起こっていますし、これからも起こり得ます。
そんな、少し限界点が垣間みえてきた法定通貨を見ると、仮想通貨の普及はけっこう切実な問題にもなると思うし、投資としても期待値はなかなか大きいと思います。
ですが入るのであれば、普及してからでは価格も落ち着き、積立投資としては遅いのでできるだけ早めに入ると良いと思います。
積立投資のシミュレートを簡単にできる積立投資シミュレーターを作っているので良かったら使ってみてください。
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ただし、本格的なトレーディングも1万円あれば十分できるにゃあ。