【 あるある 】 仮想通貨の投資で失敗するパターン 【 失敗談あり 】

仮想通貨の投資で失敗するパターン サムネイル

仮想通貨の投資で失敗するパターンをまとめてみました。

 

仮想通貨って借金のイメージがあって手をつけづらい。大損こいて失敗する人たちってどういう人なんだろう?

 

このブログに記事を投稿し始めてから早くも1年を過ぎ、300記事を超えました。

その中で仮想通貨で借金したり大損こいてします人にはだいたいのパターンが見えてきたのでシェアします。

仮想通貨で失敗する人のパターン

仮想通貨で失敗する人のパターン
❶. マイナー通貨に全ツッパ(初心者あるある)

❷. 斜め上の仮想通貨ビジネスにハマること(初心者あるある)

❸. 取り返す精神

❹. ポジポジ病

❺. 余裕資金でやらない

❻. 損切り設定しない

❼.ハイレバレッジでやる

流石に、ハイレバレッジでやると損する可能性が高いことはわかると思いますが、気がついたらうっかりやってしまう傾向って多いと思います。

 

これから始める人も、もうすでに始めている人も上のパターンがいくつも当てはまったら失敗しやすい人のマネをしてしまっている可能性があります。

Twitterで失敗談を中心とした声を拾いながら順番に解説します。

 

❶. マイナー通貨に全ツッパ(初心者あるある)

イケハヤ氏はXPと呼ばれる仮想通貨を率先して持ち上げていた張本人です。

すでに仮想通貨からは撤退している模様です。(2019年では2017年度末の70分の1ほどになっています)

 

初心者にありがちな失敗がマイナー通貨(認知度と時価総額の小さな仮想通貨のこと)に資金の大半を掛けることです。

初心者ほど、当たり前ですが立場的には情報弱者になるので、それにつけこんでそれっぽい情報を流してマイナー通貨に投資をする人を増やすインフルエンサーがいます。

 

ですが、大抵の新しい仮想通貨の技術はビットコインよりも先進的すぎてどうなるのか不明だったり、ツッコミどころを残しているものがあったりします。

それに、技術的に優れているだけではその通貨がうまくいく事には繋がらないことを詳しい人ほど理解しています。

 

例えば、人工知能同士のコミュニケーションに使う仮想通貨なんかがあったとして、10年後を見越して人工知能のためのプラットフォームを作ります。

ホワイトペーパー(技術の概要)もしっかりと作りこんでいます。

将来の見込み市場はうん十兆円です。

ほら、こんなお偉いさんからもアドバイスもらいました。

 

なんて言われているのを見かけたら仮想通貨について知らない人は「なんかよくわからないけど飛びついた方が良さそう」となってしまいます。

 

しかし、それなりに仮想通貨について情報をかじってきた人であれば、人工知能同士のやりとりするための「専用」の仮想通貨の必要性ってあるの?と疑いを持つことができます。

 

「それって手数料が必要のないEOSとかそこらへんのトークンを使ってもできるんじゃない?」

「わざわざニッチな通貨でやる意味がわからない」

「ていうかなんで日本人しかいないの?ブロックチェーンはマンパワーでやるからメリットがあるんだよね?」

「ロクにデータすら集められていないのに先に人工知能?(笑)」

といった感じですね。(あくまで例えです)

 

初心者の人ほど疑いの着眼点がどうしても多くはありません。

 

マイナー通貨に関しては日本語の情報が少ない場合の方が多く、積極的に発信しているインフルエンサーばかりから情報を得るようになりがちです。

なんども同じ人の話を鵜呑みにしていると次第に、反射的に「この人がいうことは正しい、批判する人は何もわかっていない」といった思考に陥っていきます。

 

そして煽ったインフルエンサーの人はひっそりと資産を逃していたりですね。

例えばADK(マネーロンダリングを加速させる仮想通貨)あたりはその匂いがしました。

 

まずはメジャーなコインの動きや、それらで出来ることを最新技術も含めて把握した上で手をつける中級者向けなのがマイナー通貨です。

 

❷. 斜め上の仮想通貨ビジネスにハマること(初心者あるある)

仮想通貨で権利収入

ボタンを押すだけでお金持ち

 

なんて甘い言葉に騙される人が実際に少なくないようです。

もちろん、こんな言葉に騙されるワケがない。って思う人も少なくないかもしれません。

 

ですが、インテリな人向けのはめ込みビジネスから、お年寄り向けに特化したビジネスまでターゲットが信じやすい姿や形を変えて展開します。

仮想通貨に関連するビジネスは9割以上は詐欺だと思ってください。

 

仮想通貨はボラティリティが大きいので仮に通貨が儲かったとしても明日には吹き飛ぶ可能性があり、権利収入になり得ません。

特にマイニングに関しては不労所得をアピールする詐欺が横行しました。

 

ちなみに、2019年3月の段階でですが、マイニングで儲かることはかなり簡単ではありません。

【 クラウドマイニングのリスク 】 意外に知られていない落とし穴では、マイニング代行サービスの落とし穴について解説しています。

もし、今の時期にマイニングの話を持ちかけられたのであれば、読んでみると良いかと思います。

 

情報商材系も限りなく黒に近い人たちでひしめいています。

 

❸. 取り返す精神

溶かした分を取り戻すまでは保有で!

流石にこれだけ外したのであれば次は必ず来るはず。損した分だけ戻したらこれでやめる!

おそらく、人類が幾度となく繰り返したようなセリフだと思います。

 

投資は基本的に、感情的になった人から負けます。

よく、相場は「強欲と恐怖」の人間心理でできていると言いますが、取り返そう精神はまさに「強欲と恐怖」のジェットコースターを味わいやすくなります。

 

投資で勝ちを決めるのはスタンスなので「取り返そう」という一時的な感情で争うものではありませんね。

 

❹. ポジポジ病

あれも良い、これも良い

また値段が下がった、買い増ししよう

 

種類、回数とポジションを何回も持ってしまうことをポジポジ病と呼ぶネットスラングです。

 

常にバーゲンセールで彷徨っているような状態です。ビットコイン一つの動きを追うだけでも情報量が多く大変です。

それを10種類も20種類も買うとどうなるのか。情報を処理できなくなって次第に感覚頼りになって失敗しやすくなります。

 

プロのトレーダーは事前に目標と損切りポイントを明確にしてからポジションを持ちます。本来、買い増しはせいぜい1回のトレードに数回と行ったところでしょうか。

下がるたびに買い増しはオススメしません。

 

❺. 余裕資金でやらない

取り返してやろう精神と被りますが、余裕資金でやらないと相場に振り回されます。

特に借金する人ほど振り回されます。

 

「自分こそは大丈夫だ」「この機会を逃したら次は来ないかもしれない」

なんて感じてリスクを追うことの覚悟は決めないことをオススメします。

 

100万円を身内に黙って借金して、急落で20%下落なんて訪れたら気がきではなくなりませんか?

借金は人間関係まで巻き込んでしまうものですから感情的にならずにトレーディングするのはサイコパスでない限り難しいと思います。

 

24時間、相場のことが気になり出したら”余裕ではありません”。会社でトイレにこもる度に相場チェックして一喜一憂なんてしてたら資金と身が持ちません。

 

❻. 損切り設定しない

3年を超えて保有している場合は別ですが、短期で損切りを決めずに買うことはプロのトレーダーであれば絶対にしないことです。

ここまで下がると借金する羽目になる

 

というのは、事前に計算できることです。それができないということは、損切り設定ができていても含み損をする人がいるような世界で勝てると思いますか。という所になるかと思います。

 

そもそも現物保有すれば最悪0円になるだけなので借金はしません。

【 仮想通貨で借金 】 事前に知っておきたい仮想通貨の危険性の記事でも借金する人の共通点として信用取引をする人を取り上げつつ解説しています。

 

❼.ハイレバレッジでやる

たまにレバレッジ10倍や20倍で売買する人がいますが、いうまでもなくレバレッジの分だけリスクは大きくなります。

 

仮想通貨は変動が激しい(ボラティリティが大きい)ので2倍、3倍でもジェットコースターです。

基本は現物保有の1倍です。

 

トレーディングの勉強をするなら別ですが、初心者が5倍、10倍でやるのは地獄をみるきっかけになるので注意しましょう。

 

小さく始めることが失敗を減らすコツ

世の中には絶対はありえませんし、仮想通貨に関してはかなり振れ幅が大きいです。

 

ネガティブな内容になってしまいましたが初心者ほど、失敗する人の典型的なパターンに気がついたら陥ってしまいます。

それ自体は別に悪いことではないと思います。失敗することで身を以てリスク管理スキルが身につくことだってあります。

 

私も1500円のビットコインが2万円になっていたのでマイナー通貨に投げてみたら溶けて消え去った経験があります。(今は数百円?)

botで損切り設定を忘れており3万円程度ですが含み損したこともあります。

 

こうした経験もあり、リスクに関しては身を以て体験して感じることができました。

今はテクニカルトレーディングについての知識も身につけ(レバレッジはやってませんが)、前よりも俯瞰してみられるようになりました。

 

今までの自分の経験も踏まえても、これから仮想通貨に参加する特に初心者の人は最初から大きな金額で投資なんてせずに、まずは1万円からはじめて見ることをオススメしています。

 

  1. 損しても立ち直れる
  2. 常にチェックするほどの金額ではない
  3. 1万円でだいたいのことができる

 

実は仮想通貨を遊ぶだけであれば大金なんて全く必要ありません。

それに1万円を投じていて四六時中、気になることはないと思いますし、仮に全部損したとしても1日の給料がなくなった程度です。

 

このくらいで再起不能になることはない金額ですね。

仮に失敗してしまったとしても立て直せるという状態の方が一時的に勝つよりも大切だと思います。

 

ですのでもし、1万円もしくは少額から仮想通貨を初めてみたいな、と思った人は1万円からでも十分に仮想通貨を楽しむことができる理由について解説している仮想通貨はいくらから?初心者が1万円ではじめる仮想通貨を読んでみてください。

仮想通貨いくらから サムネイル

仮想通貨はいくらから?初心者が1万円ではじめる仮想通貨 |ビットコイン

2018年2月23日

 

仮想通貨の投資で失敗するパターン まとめ

仮想通貨の投資で失敗するパターン まとめ画像
仮想通貨で失敗する人のパターン
❶. マイナー通貨に全ツッパ(初心者あるある)

❷. 斜め上の仮想通貨ビジネスにハマること(初心者あるある)

❸. 取り返す精神

❹. ポジポジ病

❺. 余裕資金でやらない

❻. 損切り設定しない

❼.ハイレバレッジでやる

以上が失敗するパターンでした。

 

失敗する人の特徴はだいたい分かっているので、特徴と被らないようにするだけで借金を背負うことはまず避けられるかと思います。

また、仮想通貨に限らず、投資という行為は心構えが大切とよく言われています。

 

一から勉強する時間がないよ!という人でも「インベスターZ」のような漫画、ホリエモンも推奨していたものがあるのですが、読んでみると良いかもしれません。

それと、仮想通貨に限っては基本的には現物で売買することをオススメします。

 

もし仮想通貨で信用取引を通じてトレーディングをやりたいんだ!って人がいた場合は、せめて全世界で大多数の人が用いていると言われるエリオットウェーブを勉強してから挑戦してみてください。

 

エリオットウェーブを覚えるだけでも相場で天井を避ける可能性をかなり高めることができます。

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