【 計算した 】 リップル (XRP) が将来10000円を超えるために必要なこと

リップル (XRP) が将来10000円を超えるために必要なこと サムネイル

巷で2020年頃にはリップルは10000円を超えるかもしれない!という声を発見しました。

果たして10000円を超える可能性はあるのでしょうか。

 

もしも、1万円 / XRP までいくとしたらどういった条件が必要になるのか、時価総額の視点はどうなるのでしょうか。ビットコインバーゲンでまとめてみました。

 

計算したところ、もしもリップルが1枚1万円になったら時価総額は1000兆円になります!

(※5万円 / XRP になったら5000兆円です。欲しい!)

 

1000兆円の根拠

リップルの発行枚数→ 1000億枚

リップルの価格条件→ 1万円 / XRP 

だから

1000億枚 x 1万円 = 1000兆円

1000兆円必要!

 

もっと考えるべき要素はたくさんあるとは思いますが、シンプルに計算すると1000兆円を超える価値が集まる必要があります。

 

仮に時価総額1000兆円を乗り越えるためには1000兆円分の価値を発揮できる環境と、マーケットが当たり前ですが必要になります。

10000円 / XRP を乗り越えるための壁をわかりやすくまとめてみました。

 

この記事の信憑性

これまで私はそれぞれの仮想通貨を海外記事からも調べつつ世界経済などについても記事をアウトプットして仮想通貨関連で400記事ほどになりました。

リップルはメジャーな通貨の代表としてこれまで何度も他のメジャー通貨などと比較してきた経験があります。

 

XRP10000円になるための条件

XRPは1万円になるには
❶. リップルがビットコインの時価総額を抜かす必要がある

❷. もしくはリップル以外がビットコインの時価総額を抜かすorビットコインが急成長する必要がある

❸. リップルが高確率で喰いこめそうな業界の中でもシェア率を高まる必要がある

❹. 10000円を超えても急落しない必要がある

この記事を書いている2019年3月23日の段階では仮想通貨全体の市場はおおよそ15兆円です。(コインマーケットキャップ調べ)

2017年度末あたりで70兆円ほどでした。今の時価総額を見るとかなりハードルが高そうに見えますね。

XRP10000円になるための条件の画像

時価総額はコインマーケットキャップ(coinmarketcap)でいつでも見ることができます。

 

❶. リップルがビットコインの時価総額を抜かす必要がある

仮想通貨全体の市場は15兆円です。

リップルが1万円/XRPを目指すためには1000兆円が必要です。

今の仮想通貨全体の約67倍分の成長が必要になりますね。

 

67倍成長するためにはとにかくリップルが実需を問題なく満たすこともそうですが、基軸通貨であるビットコインの壁を乗り越える必要があります。

草猫店長
基軸通貨とは、仮想通貨全体の動きをおおむね支配する通貨のことだにゃあ。
コネ
ある程度の仮想通貨は時折、個別の動きを示しますがビットコインの動きに収束されていくんですね〜
リップルがビットコインの時価総額を抜かす必要があるの画像

コインマーケットキャップ:仮想通貨全体のドミナンスの図

基軸通貨であるビットコインは、これまでおおよそ全体の市場の半分以上のシェア率を保っていました。

現状のリップルはビットコインに対して5分の1といったところでしょうか。

草猫店長
仮想通貨全体におけるそれぞれの通貨のシェア率のことを”ドミナンス(支配率)”と呼ぶにゃあ。

 

一旦、仮想通貨の機能は全て無視して考えましょう。

仮想通貨といえばビットコインという揺るぎないブランドがあります。

単純にビットコインは歴史が古いことと、ルーツに当たるわけです。ビットコイン無くして今の仮想通貨マーケットは存在しなかったようなものです。

 

あらゆる通貨がビットコインと比較しながら選定されています。

数字で表せるものではありませんが、リップルが1000円 / XRP を超えるためにはビットコインのブランドの壁を乗り換える必要性があります。

 

草猫店長
機能面で見るとビットコインはまだ現実世界で使えるものではないけどあらゆる通貨に対してビットコイン建てとしては実需を満たしてるにゃあ。
コネ
取引所で使われる仮想通貨。という見方ですね〜

 

そのビットコインが頭打ちになっているため他の仮想通貨も頭打ちにならざるを得ません。

 

❷. もしくはリップル以外がビットコインの時価総額を抜かすorビットコインが急成長する必要がある

「❶. リップルがビットコインの時価総額を抜かす必要がある」ことを説明しましたが、別にリップル以外でビットコインを抜かしてブレイクスルーを起こしても良いと思います。

 

イーサリアムやEOS、他にはビットコインの欠点を埋める通貨はたくさんの種類があります。

一度、ビットコインが抜かされればあらゆる基準として依存していたビットコインという指標がなくなるわけですので、アルトコイン別に値動きがバラバラになっていくシナリオも考えられます。

 

その際にリップルがその時点の適正価格にまで上がるかもしれません。

草猫店長
例えば、リップルとビットコインはコイン発行枚数が違えど少数桁まで含めて比べると50倍しか枚数が違わない。

だとすればビットコインの50分の1の価格が適正価格では?という意見もあるにゃあ。

1BTCが50万円なら1万円 / XRP が適正価格という意見だにゃあ。(あくまで一つの意見)

 

あとは、ビットコイン自体が盛り上がって時価総額を大きく伸ばせば追随してリップルも伸びる余地ができます。

ビットコインが盛り上がるために期待されているのはETFです。

草猫店長
ETFとは投資信託だにゃあ。金融商品としてビットコインを認めますよ。ということが厳しい審査委員会で知られるSECから認められてETF上場することに大きな期待が寄せられてるにゃあ。
コネ
SECに認められた形でETF上場すると投資機関の巨額なマネーが流通するきっかけとなるんですね〜。社会的な信用が企業レベルまで大きくなったということですね〜。

ETFについてもっと知りたい人はビットコインのETFとはを読んでみてくださいね。

 

ETFでもライトニングネットワーク(ビットコインで少額決済を高速に実現させる技術)でもなんでも良いですが、大きなマネーがビットコインに流れることで他の通貨も値上がりしていく可能性があります。

ビットコインだけで1000兆円は超えないとリップルも1000兆円は到底は難しいと思われます。

草猫店長
現状の数十兆円の市場はとても小さくて経済規模だけ見るとあまり重要視されないレベルなんだにゃあ。

 

❸. リップルが高確率で喰いこめそうな業界の中でもシェア率を高まる必要がある

少なくとも実需で1000兆円分のマーケットに食い込む必要性はあります。

 

海外送金、クレジットカード、EC決済と様々な分野にリップルは歩みを寄せています。

ただし、よくリップルは個人の海外送金の市場を変えると言われていますが、それでもせいぜい年間68兆円 の市場です(世界銀行調べ)。

これでは10000円は夢のまた夢。

 

リップルが時価総額1000兆円を越すためには”国際決済の市場”に食い込む必要があります。

調べている人にとってはいうまでもないかもしれませんがSWIFT(国際銀行間通信協会)のシェアを奪うということですね。

 

ビジネスやクレジットカード決済、その他の決済はSWIFTを通じて行われています。

SWIFT公式ページによると11000以上の機関と200カ国以上で利用されているそうです。

 

SWIFTの市場シェアの奪い合い合戦にはJPモルガンやIBM、アリババと行った名だたる企業も参戦しています。その中でリップルが優位性をどれだけ示せるのかで今後の展開が大きく変わると思います。

1日550兆円ほどの決済がSWIFT経由で行われているそうです。

データは2004年で古いのですがアメリカ合衆国の財務省のレポートによると

SWIFT messages direct the transfer of nearly $5 trillion worldwide each day.

SWIFTはおおよそ5兆ドルの転送を1日あたりに動かしていることが書かれています。

(ソース:Appendix D – Fundamentals of the Funds Transfer Process

 

年間にするとおおよそ20万兆円(20京円)の年間取引高になります。

そのうちの1%でもシェアを奪えば、年間2000兆円の取引高を得ることができます。

数字が大きすぎて自分で書きながらピンと来ない部分もあります。

 

あと、データが古いので今はけっこう違う数字になってるかもしれませんが置き換えが成功すれば巨大な数字になることだけはわかるかなと。

 

年間取引高が直接的に、価格を塗り替える訳ではないですが投資家達から見た際により過小評価扱いにされて投資されていき、XRPの1万円へと高まっていくのではないでしょうか。

 

草猫店長
ちなみに、SWIFTに対する不満を持った組織は多いにゃあ。不正確、高い手数料、遅い送金のためだにゃあ。

しかもセキュリティの甘さから信頼性を乏しめるハッキング事件に遭遇していたりするにゃあ。

コネ
例えば2016年にはバングラデシュ銀行から90億円相当の不正送金が合ったそうですね〜。2018年度にも8億円を超える不正送金による被害損失の記録があります。
草猫店長
SWIFTがブロックチェーンを導入したりもしているけど、既存の仲介者の仕事が効率化されるだけで根本的な問題は解決しないと思われるにゃあ。

 

名だたる企業の国際決済のスタンダードとしてXRPが覇権を握った先には10000円 / XRP の道が一つ開かれるであると考えられます。

 

❹. 10000円を超えても急落しない必要がある

リップルの弱点はXRPは不安定な価値がついていることです。

仮に1万円 / XRPに一時的にでも伸びるとしても、その後に急落してしまうとリップルの信頼性も落ちてしまいます。

他の通貨よりも変動が激しいことでも知られています。

 

そのため、実稼働すれば急騰と急落は実稼働の際は避けられなければなりませんし、そのようにリップル社は動いていくと思われます。

 

リップルがやっていることを簡単にいうと、銀行という組織の中ではかなり保守的な部類の業界にブリッジ通貨(両替)ソフトウェアを導入しよう。ということです。

そうした人たちにリスキーな体験をさせることはリップルの価値の低下に負の連鎖を巻き起こしますね。

 

実際、XRPなんて使わずに企業向けのブロックチェーン(コンソーシアムチェーンなど)を作って法定通貨への不可逆な固定価値をもつトークンを作っておけば、それで済みます。

銀行は最大ピーク時の分まで賄える分、そのトークンを保有していれば良いわけです。

 

しかしリップルの場合は”仮想通貨”ですので法定通貨にも換金できてしまうので株価のように値段が変わりやすいです。

そこが誰もが気にする懸念点です。

実際のところ、この議論については前々から出尽くされていて、急落しないための対策ももちろん取られています。

 

その点をカバーできるかどうかはリップル社が信頼できるかどうかにかかっていて、政治的には銀行側にうまく説得できてきているようです。

長期間に渡って外堀を埋めてきたのが功をなしてきたのかなという感じかと。

 

力のある競合を出し抜きつつ価格を10000円までじわじわと高めていける状態になることがキーポイントでしょうね。

 

リップル (XRP) が将来10000円を超えるために必要なこと まとめ

リップル (XRP) が将来10000円を超えるために必要なこと まとめ画像

ここまでをまとめると、

「王者であるビットコインの壁を乗り越えるか、ビットコインの急成長を祈りつつ、SWIFTで覇権を握ることでポテンシャルとして10000円 / XRP になるチャンスを得ることができる」

とうのがまとめになります。

 

皆さんはリップルは10000円を超えるとは思いますか?

以上で大まかなリップルが10000円を超えるために最低限は必要そうな条件でした。

 

次はリップルが1000円を超えるかもしれない。というもう少しハードルを下げて考えた場合の根拠についてもまとめた記事です。

色々な人の声を集めてまとめています。

ぜひ合わせて読んでみてください。

【 XRP上がる説の皆んなの声を凝縮 】 リップルが4桁円まで上がる理由

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2019年3月21日