EOSの将来性を解説

「EOSがすごい話題になっているけど何がすごいの?イーサリアムのトークンらしいけどイーサリアムから作られたのであればイーサリアムの方がいいんじゃないの?」

 

この記事ではEOSの強みについていまいちピンとこない人に向けて将来性とともに解説する記事にしました。

 

EOSはイーサリアムのトークンという立ち位置でありながらイーサリアムを超えそうな勢いで開発が進んでいます。

EOSの強みは一体何のでしょうか。

 

EOSとは?

EOSとはイーサリアムのERC20規格で発行されたトークンです。

DPレーティングやWeissRatingsなどの仮想通貨の調査会社などはこぞって相対的に最高評価に近い評価をしています。

 

EOSはブロックチェーンをビジネスとして上手に活用させている仮想通貨と言えます。

ICOで4000億円を調達し、非中央集権よりかは現実で使用に耐えうる処理能力を持っています。

1秒間あたり300万件を処理できます。ビットコインは10分間でせいぜい5000件ほどですので比較するまでもありません。

 

中央集権に少し近い仮想通貨でありながら、プロダクトの開発者が比較的に大きな決定権をもてるような統治のバランスで設計されています。

 

デメリットもあるのですが、イーサリアムやビットコインが手に及ばない空白地帯で上手に優位性を発揮している仮想通貨と言えます。

 

EOSのストーリー

EOSを作ったのDaniel Larimerはコンピューターサイエンスと経済学の両方を大学で学んだそうです。

自由主義的な考えが基本にありそれに繋がることを何かやりたいとミサイルなどの研究開発の傍に考えていたそうです。

ビットコインのレポートが出回った2009年から数年後にはサトシナカモトとメッセージでやり取りを行っていたそうです。

 

最初からEOSを作ったわけではなくSNSのDAppsの開発に従事していました。

それから紆余曲折を経てEOSでICOを始めることをしたそうです。

 

結果として4000億円の金額の調達に成功して巨額の資金を元手に高速にDAppsの開発などを進めています。

開発チームはBlock.oneという会社の名前で組まれていて、ケイマン諸島に本社があり50人体制で開発中だそうです。

 

EOSの基本情報

comming soon

EOSの特徴

EOSの特徴一覧
❶. 秒あたり3000件のトランザクションを捌けて手数料がない

❷. DPoSの仕組みと第三者による仲裁人システム

❸. 巨大な資本力でプロジェクトを支援

❹. マネタイズポイントがアカウント作成

❺. 独自の報酬システム

 

全体的にかなり独創的なデザイン設計がなされているのがEOSです。

表面上のことをなぞれば他の仮想通貨と大差はありませんが内側の設計は唯一無二でしょう。

 

❶. 秒あたり3000件のトランザクションを捌けて手数料がない

秒あたり3000件はかなり高速です。VISAは現状で秒あたり2000件のトランザクション数(データ)を捌いているので、世界のトランザクションを捌くことができます。

(ちなみにVISAの場合は 最大24000件 / 秒 を公称しています。)

 

それでいて利用者の手数料は0になっています。手数料なしは利用者側のハードルを大きく引き下げてくれます。

 

❷. DPoSの仕組みと第三者による仲裁人システム

ここで鋭い人だと「手数料がないということは承認する人たちの報酬がないということ。報酬がなければ承認作業をするメリットがないからEOSは誰も承認しなくなる。EOSは続かない。」

と思った人もいると思います。

そこに関してEOSは毎年5%のトークン枚数を自動で生成して承認者たちに配布して報酬とする仕組みによって承認するメリットを設計しています。

 

具体的にはBFT-DPoSという承認方式を用いています。

DPoSとは、選挙の仕組みです。承認する人たちを選抜して承認者を決めます。決められた承認者は議員ではありませんがブロックプロデューサー(Block Producer)という名前で呼ばれます。

ブロックプロデューサーは全員で21人います。

 

❸. 巨大な資本力でプロジェクトを支援

ICOで4000億円という巨大な資本を手にしたEOSはその内の1000億円をベンチャー投資に費やしています。

 

❹. マネタイズポイントがアカウント作成

❺. 独自の報酬システム

EOSの実用例

EOSは1000億円ほどをEOSの関連アプリやプロダクトの政策に投資しています。

そのため、企業家から

 

EOSのビジョン

個人的にEOSのビジョンがよく見えません。というのも、Daniel Larimerは自由市場を生み出したいという目標を確かに持っています。

 

とはいえ、自由市場をなぜ、Daniel Larimerが作る必要があるのかのエピソードも何もなければ、暗号通貨界隈の中では世界で12位の大富豪です。

程のいいことをいうだけでお金を集めることが好きなだけなんじゃないかとも見えなくもありません笑

 

ある程度、完成したらドロンするのではないでしょうか。うがった見方すぎますかね笑

 

ビジョンがない企業や組織は大抵、経済合理性のためだけに、営利を追求する組織になっていく傾向があると思います。

ただの憶測ですが、EOSはスマートな仮想通貨ですが5年後から10年後の長期的にはどうなるのか不透明です。

 

EOSの今後の動き

2019年には実際に利用されるDAppsが出てくるのではないでしょうか。

また、新しいプロジェクトや報酬に関する新しい実装も完成していくかと思います。(サイドチェーンとか)

 

ただし、懸念点としてはEOSは右肩上がりの成長をベースにした考えがあります。

報酬システムが毎年右肩上がりになっていかなければ成立しないからです。

「EOSの価値は毎年アップしていくから新たにトークン枚数を発行してブロックプロデューサーに配ろう」

 

という考えです。現状はEOSの5%分を発行して配ります。

 

毎年EOSの価値がアップすれば問題ありませんが、仮にEOSの価値が下がった場合は5%分の分け前では分が悪くなる可能性があります。

(発行枚数は5%もしく13万3000枚のどちらかになります。)

 

そうすれば、10%、15%とEOSの価値が引き下がれば下がるほど発行枚数が増えてさらに価値を引き下げる悪循環が始まるのではないでしょうか。

 

もちろん。2年、3年では訪れないと思われます。中期目線ではかなり強力ですが長期では果たしてどうなんでしょうか。

 

EOSの将来性 まとめ

EOSの計画性や戦略性は他の仮想通貨のプロジェクトに関わる人たちにも参考になるものだと思います。

「スケーラビリティが〜」、「手数料が〜」、「非中央集権が〜」といった点だけを見据えた仮想通貨が最近は乱立しまくりでした。

 

そんな中でEOSはどこの仮想通貨も手を加えなかった部分にEOSなりの経済合理性を追求した独自のエコシステムを構築しました。

長期的には全く先が読めませんが、1年から2年くらいであればブロックチェーンの実稼働アプリを超高速で作成してより存在感が業界の中で増していくことが想像できます。

 

EOSのことがあまり好きでない人たちにとっては非常に大きな壁になるかもしれません。