仮想通貨 銘柄一覧 | 国内取引所のアルト・ビットコインの特徴や将来性

仮想通貨 銘柄一覧 サムネイル

仮想通貨 銘柄一覧 ということでそれぞれの仮想通貨のメリットとデメリットを解説していきます。

 

ビットコインの他に何があるの?

アルトコインは種類が多くて違いがわからない

 

今回はそうした方へ向けて記載しました。

国内取引所で扱っている仮想通貨にしぼってそれぞれの仮想通貨の特徴と将来性についてサクッと確認できる記事にしました。

 

今回の記事を読めばビットコイン・アルトコインそれぞれの特徴を知ることができ、結果としてマイナー通貨を買うときにもメジャーなコインと比較して考えることができるようになります。

 

※コインチェックで購入できた匿名性の高い仮想通貨も紹介していますが、今後の国の規制によって国内で購入できなくなる可能性があります。

 

仮想通貨 銘柄一覧 ~ビットコインとアルトコインの違いとは何か~

そもそもビットコインとアルトコインの違いは何でしょうか。とても単純です。

 

ビットコインはビットコインで、アルトコインはビットコイン以外のものです。

 

「Alternative」という「代わりの」という英単語がありますがアルトは直訳で代替えコインですね。

ビットコインの代替えになりうる仮想通貨の総称としてアルトコインはよく呼ばれています。

 

逆に共通点としてはどちらも仮想通貨である。この点は共通ですね。

それでは各仮想通貨について説明していきましょう。

国内の取引所で取り扱われている 仮想通貨 銘柄一覧 | 15種類

国内の取引所で扱われている仮想通貨について一覧を表示させたいと思います。

仮想通貨名(日本語)仮想通貨名(英語)発行トークン名(略称)時価総額順位
ビットコインBitcoinBTC1位
イーサリアムEthereumETH2位
リップルRippleXRP3位
ビットコインキャッシュBitcoin CashBCH4位
ライトコインLitecoinLTC5位
モネロMoneroXMR9位
ダッシュDashDASH12位
ネムNEMXEM(ゼム)13位
イーサリアムクラシックEthereum ClassicETC15位
リスクLiskLSK21位
ジーキャッシュZcashZEC23位
オーガーAugurREP42位
モナMonaMONA62位
ファクタムFactomFCT63位
キャッシュQASHQASH68位

時価総額順位は執筆時のコインマーケットでの順位となります。

順位は上位の数銘柄を除いて毎日変動しているので参考程度にお願いします。

時価総額順に説明するビットコイン・アルトコイン15種類

それでは先ほどの時価総額順で各仮想通貨について解説していきたいと思います。

1. ビットコイン

ビットコインの特徴
❶. 仮想通貨の元祖であり王者。ブランドNo.1の仮想通貨です。 2008年にサトシナカモトと呼ばれる匿名人物が数枚のレポートを提出したことが誕生のきっかけとなった仮想通貨です。

 

❷. 送金目的のためにつくられており、「ゴールド」を意識して作られています。装飾品としては「ゴールド」と異なりますが分割できたり、希少性があったりすることから「ゴールド」との共通点は多いです。

 

❸. 「基軸通貨」と呼ばれるほど全ての仮想通貨の相場に影響を与える仮想通貨です。

 

ビットコインの将来性
❶. 仮想通貨も1500種類を超えて、より安く早く高性能なアルトコインが増加しています。そのため今までのNo.1の座が少し危うくなっています。

もし他の仮想通貨が時価総額1位となった際には多くの人が他の通貨へ避難する可能性があります。

 

❷. 最近となってはチャート上にFXと似たような動きを見せはじめて相場が成熟し始めている模様です。そのため法人の大きな資産が流れてきて価格が上昇する可能性があります。

また、LN(ライトニングネットワーク)などの新技術の実装で実用性のある通貨としての地位を取り戻せばまた価格は急上昇するイベントもあります。

 

❸. BCH(ビットコインキャッシュ)と呼ばれるビットコインのハードフォークしたコインが代替えコインとなる可能性があります。

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仮想通貨とは サムネイル画像

仮想通貨とは何?はじめからていねいに始めるビットコインの白チャート

2018年1月22日

 

2. イーサリアム

イーサリアムの特徴
❶. 一番最初に「スマートコントラクト」を実装できるようした仮想通貨です。

もともとの仕様として送金以外の目的でも使用できることを前提につくられた仮想通貨です。ビットコインもスマートコントラクトを実装できますが、元々の仕様ではなかったためイーサリアムがつくられました。

 

❷. コードを書ければ誰でも「スマートコントラクト」を実装できます。(言語はSolidity)

 

❸. イーサリアム上でのICOが活発になってきています。

また、イーサリアム上の育成ゲームが盛り上がっていたり、大企業に導入され始めたり、「スマートコントラクト」の中でプロダクトが今の所一番充実している印象があります。

 

イーサリアムの将来性
❶. THE DAO事件と呼ばれるハッキング事件で過去にハードフォークをしてしまったためコアな支持層が離れました。

今後も、じわじわとソフトフォーク先のイーサリアムクラシックにイーサリアム支持層が流れこんでいく可能性も考えられます。その際に、価格は低下していくかと思われます。

 

❷.  イーサリアムは日々、普及してきており価値は高まってきています。短中期的には価格は伸びていく可能性が高いです。

ですが、一方でイーサリアム上での取引や新しい開発アプリが増えすぎてしまい、スケーラビリティの問題が生じています。

何かしらの手段でスペックを高めなければ長期的には実用性に耐えうるのは怪しいのかなという印象です。

 

❸.  詳しい統計などはないのでわからないですが、実際に現実の世界で使われている仮想通貨の一つであることはまちがいなく、すぐに消滅することは考えにくいです。

逆に技術的な問題をクリアできれば価値をもっと高めていける余地はさらに大きくなります。

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イーサリアムの将来性 サムネイル

【 PoS化でどうなるETH 】イーサリアムの将来性 【2019年版】

2018年3月18日

 

3. リップル

リップルの特徴
❶. Ripple社が 2004年 に考案したサトシ・ナカモトとは別の台帳システムを基に銀行の無駄なタスクをなくすために開発された仮想通貨です。

 

❷. 100を超える世界中の大手の銀行や大企業と提携を結んでおり、実装へ向けてネットワークを着々と構築して行っています。

 

❸. 取引の確認をRipple社の決めた人が行うため(PoC式)、人が介在できる中央集権よりの仮想通貨となってしまっている。そのため厳密には仮想通貨ではないという人も多いです。

 

リップルの将来性
❶. ビットコインよりも歴史は長く、大企業へのアプローチも上手で、かつ誰にとってもメリットの大きいやり方のためうまくいくシナリオが濃いです。

 

❷. 国際送金の仲介を自動化するリップルの技術は応用されていて、これからは銀行以外のUberやAirbnbといった会社もリップルの技術経由で安く国際送金を行えるようになるように計画されています。

XRPの流通量が大きくなれば、価値は高まると考えられます。

 

❸. リップルは国際送金の仲介を自動化するだけでなく、法定通貨と仮想通貨の両替も自動化してくれるため、法定通貨との架け橋という独自のフィールドで今後も価値を出し続けていくと考えられています。

今の調子であれば、少なくとも世界の銀行での実装はほぼ確定しています。実際にニュースとなった際に一時的に急騰するかもしれません。

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リップルの今後 サムネイル

【期待値◎】 リップル(Ripple)の将来性が知識0からワカる 【条件アリ】

2018年2月20日

 

4. ビットコインキャッシュ

ビットコインキャッシュの特徴
❶. 2017年 8月 1日 にビットコインからハードフォークした仮想通貨です。(ハードフォークとは一般的にスペックやスケーラビリティの性能を高める目的で行われる仮想通貨の分裂のことを言います)

 

❷. ブロック生成時間は同一でスペックが 8MB あるので(ビットコインは 1MB )、単純に 8倍 の取引履歴を取り入れることができます。 8倍分 だけビットコインよりも待たされないで済むポテンシャルがあります。

 

❸.  少額決済に向いています。ライトコインよりはビットコインと同じ感覚でより便利に利用出来る仮想通貨というイメージです。

 

ビットコインキャッシュの将来性
❶. 本来、ビットコインよりも性能が高いビットコインキャッシュですが、マイニングする人が少ない理由などから性能を活かしきれていないと言われています。

今後、ビットコインキャッシュにマイニングする人が増えて、取引高が大きくなってくるほど価値が高まっていく可能性があります。

 

❷. ビットコインに問題が出てきた場合の逃避先としてビットコインキャッシュが挙げられます。

 

❸. 有名なビットコイン投資家でTwitterなどの発言で度々、相場に影響を与えているロジャー・バー氏もビットコインキャッシュがビットコインを抜くのも時間の問題であると 2017年度末 に取材で答えていました。

性能のポテンシャルはビットコインキャッシュの方が高いのは事実であり、あとはマイナーが増えるかどうかなので期待感が高まっています。

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ビットコインキャッシュの将来性 サムネイル

【2018年】 ビットコインキャッシュの将来性 特徴と今後の展望予想 | BCH

2018年4月25日

 

5. ライトコイン

ライトコインの特徴
❶. ビットコインキャッシュと同様にビットコインよりも送金手数料コストを抑えて送金できる仮想通貨です。

ビットコインが「金」として表現される一方、ライトコインは「銀」と表現されることがよくあります。

 

❷. コイン発行上限数もビットコイン、ビットコインキャッシュの 2100万枚 に対して 8400万枚 まであります。

ブロック生成時間もビットコイン、ビットコインキャッシュの 10分/毎 に対して 2.5分/毎 と短いです。

 

❸. ライトコインもライトニングネットワークの実装について準備を進められつつあり、もし実装されれば送金を 1秒未満 で行うことができると言われています。

 

ライトコインの将来性
❶. ビットコインキャッシュとの差別化があまりされていない印象があります。

ただ、ビットコインキャッシュはビットコインの後継を狙っています。

ライトコインは最初からビットコインと「共存」関係を狙ってデザインされました。

 

そのため最終的にはBCHとは戦う場所が違います。

まだまだ少額決済として普及する余地はあります。そうすれば価格は高まります。

 

❷. ブロック生成時間が 2.5分 でビットコインキャッシュの 10分 よりも早いため、待ち時間は少なくて済むので現実社会での利便性はライトコインの方がポテンシャルは高いです。

しかし他にも性能の高い仮想通貨は日に日に増加傾向にあり、ライトコインの立ち位置は中途半端になりつつあるため予測が難しいです。

例えばDASHもライトコインと同様に決済スピードのですが、DASHの場合はそこにさらにプライバシーを守る技術が乗っかっています。

 

❸. ライトニングネットワークが実装されDASHなどの通貨を超えて少額でスピード決済ができるようになれば価値が大きく高まる可能性は高いです。

実装のタイミングで売買を考えてみても良いかもしれません。

 

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ライトコインの将来性 サムネイル

仮想通貨の特命係長 ライトコインの将来性 特徴と今後の展望予想 | LTC

2018年4月28日

 

6. モネロ

モネロの特徴
❶. 匿名性に特化した仮想通貨で取引履歴を不特定多数に追跡されないようにリング署名やステルスアドレスと呼ばれる技術が採用されています。

 

❷. 仮想通貨の中では珍しくブロックサイズの上限がありません。

ビットコインは1ブロックあたり 1MB 分までの取引しか保存できませんがモネロにはそれがありません。

 

❸. マイニングが誰でもしやすい。CPUからでもマイニングを行えます。

またブロック生成時間が 2分/毎 と短いのも特長です。

 

モネロの将来性
❶. その匿名性の強さから近い将来、ギャンブル業界などの決済方法として取り上げられる可能性があると言われています。

その場合、価値がまた大きく高まるのではないかと考えられます。

 

❷. 闇ウェブでの利用ケースも増えているとのことで、利用ケースが今後も増えていけば需要とともに価格が高まっています。

闇ウェブ、ギャンブルに関わらずプライバシーが必要な場面での利用は今後も増えていきモネロの価値は高まっていく可能性があります。

 

❸. 強い匿名性からハッキングをされると追跡することがほぼ不可能になります。

また、一度大きなハッキング事件が生じれば価値は大きく下落するリスクもあります。

(ハッキングがきっかけで闇ウェブやギャンブルでの利用に関する風評被害が世界的に広まる可能性を見越しての筆者の意見です。)

 

7. ダッシュ

ダッシュの特徴
❶. モネロと同様に匿名性に特化した仮想通貨で、モネロがリング署名と呼ばれる複数人の署名方式に対し、ダッシュは取引の送信情報をシャッフルする形で匿名性を強めている仮想通貨です。

 

❷. 取引承認時間がわずか 2.5秒 あたりで5承認 とのことです。方式はビットコインと同様にPoWです(コンピューターにたくさん計算させるマイニング方式。また別にPoSe方式も備えています)。

即時決済機能(InstantSend)と匿名決済機能(PrivateSend)の二つの決済方法を提供しており、利用者は選ぶことができます。

 

❸.  マスターノード・ネットワーク(Masternode Network)と呼ばれる 1000 DASH の債権を建てることで誰でもフルノード(今までの取引履歴全部)を管理することができるようになり、その変わり手数料報酬を得ることができるようになります。

 

ダッシュの将来性
❶. 今後、イーサリアムがPoWからPoS(仮想通貨を多く持つほどマイニングの権利が得られる方式)へ移行する際に、それまでイーサリアムでマイニングしていた人たちがDASHへ移行する可能性もあると言われています。

 

❷. ブロック報酬を自己資金(10%)を除いたマイナーとマスターノードとで半分ずつで分散しているためマイナー同士で結託した形でのハッキングができなくなっています。

その点でビットコインよりもハッキングされにくい一方でいざDASHが盗まれると匿名性からそのまま追跡されずに盗難されるリスクは高いので、今後も堅牢性を発揮していけるのかどうかは価格に直接影響を及ぼすかと思われます。

 

❸. DASHはビットコインの機能をベースに作られています。ビットコインの機能に匿名性と即時決済を加えた仮想通貨になっています。ライトコインと似ていますが匿名性が加えられている点でDASHは異なります。

イメージとしてはモネロはギャンブルのようなグレーに近いお金を取り扱いやすい一方で、DASHは日常の生活で使いやすい仮想通貨という位置付けで今後、決済方法として導入されるほど価値を高めていくと思われます。

今後の決済関連のDASHのニュースには注目はしておくと良いかと思います。

 

 

8. ネム

NEMの特徴
❶. Proof of Importance(PoI)と呼ばれる承認方式が独自で、マイニングの名称もハーベスティングと呼ばれています。

PoIでは、重要度スコアが高い人ほど、優先気にマイニング(ハーベスティング)することができます。重要度スコアを高めるために様々な条件があります。一番ポピュラーなものはマイニング(NEMのハーベスティング)です。

マイニング(ハーベスティング)するために一時的に一定以上のXEMを預けると、マイニング(ハーベスティング)する権利をもらえます。これが一番ポピュラーな重要度スコアの高め方になります。

 

❷. NEMはコミュニティの結束が厚いことで有名です。

テレグラムを始めとした会話ではNEMをより良くしようとするための趣旨の会話が連日で繰り返されています。

参加者同士で牽制したり意見を突っぱねあうこともないためチャットが荒れることがあまりありませんでした。

参加者が自主的にものつくりを行ったり、有事の際には適切な行動と自主規制をコミュニティ全体で実践しようとする空気に包まれていました。日本で一番盛り上がっている日本魂のコミュニティという印象はあります。

 

❸. JavaからC++へ基盤の言語を変更する計画が進んでいて、実装された際には処理能力が 10倍 になると言われています(カタパルト実装と呼ばれるイベント)。

スマートコントラクトの実装も行えてかつイーサリアムよりも扱う難易度が低いため個人レベルでもNEMでものつくりをする人も出てきています。

 

NEMの将来性
❶. NEMの技術をプライベートチェーン仕様にした「mijin」は日々、新しい企業へ導入されています。

仮想通貨は実際に使われることで価値を高めると言われていますが、NEMの技術が普及することでNEMのブランド価値も高まり、時間とともにXEMの価値も向上もしていくと思われます(ハッキング事件などに決着がつき、今後も問題がなければですが)。

 

❷. コミュニティの結束の厚さから、大きな問題が起こったとしても保有している通貨を手放さない層はいると思われます。そのため1から0になるような超急落のリスクは他の通貨よりも低いかもしれません。

 

❸. 参加すること自体が楽しいNEMは利潤を効率的に追求することには向いていないかもしれません。

一歩先の未来をいくNEMのコミュニティでものつくりをしたい人は入会推奨です(入会と言うよりはテレグラムや、ミートアップ、NEMバーなどに参加しましょうという意味合いです)。

 

9. イーサリアムクラシック

イーサリアムクラシックの特徴
❶.  THE DAO事件後と呼ばれるプラットフォームのハッキング事件の際にイーサリアムのソフトフォークとして誕生したのがイーサリアムクラシックです。

盗難されたETHをなかったことにするため過去の履歴を変更する目的でイーサリアム自体はハードフォークされました。

ハードフォークの反対者も多くいたためハードフォークする前のイーサリアムを残すためにイーサリアムクラシックがソフトフォークされました。

そのため、有識者の中ではイーサリアムクラシック支持派という見識を持った人も少なくありません。

 

❷. 基本的に性能は同じですが価値がまだ小さいためイーサリアムよりも安く取引ができます。

 

❸. ハードフォークにより取引履歴をなかったことにした中央集権よりのイーサリアム VS コードに基づいた非中央集権のイサーリアムクラシックという対立で見ても良いかもしれません。

 

イーサリアムクラシックの将来性
❶. 誕生した背景が違うだけで基本的に同じ性能であるので、今後普及していく中で、同様の問題が生じるかもしれません。(特にスケーラビリティの問題)

もしくはイーサリアムが何らかの問題でもしも危うくなった際の逃避先となる可能性もあります。その逆もあり得ます。

 

❷. 一般の人から見ればどちらも同じ仮想通貨にしか見えないので基本はイーサリアムの価格と連動していくと思われます。

 

❸. 価格が低いという意味で伸びしろのあるイーサリアムクラシックを選ぶのも良いかもしれません。

 

10. リスク

リスクの特徴
❶.メインのブロックチェーンの中に新しいブロックチェーンを枝葉のように誰でも実装できるようになるサイドチェーンと呼ばれる技術を導入しています。

(現在はより堅牢なサイドチェーン関連のシステムが開発されています)

 

❷. DPoSと呼ばれるPoS方式と違い

仮想通貨を保有しているほど、マイニングが出来る(PoS)→仮想通貨を保有しているほど、投票権を得られる(DPoS)

という方式になっておりPoSとは少し異なります。立候補者は 101名 まで選定でき、 101名 の立候補者に自分の投票権を渡すことができます。

 

❸.  Javascriptと呼ばれる言語で開発されており、誰でもJavascriptを使ってブロックチェーンを開発できることを目指しています。

webサイトの表示に欠かせないJavascriptはGithubという有名なプログラマーのためのオープンソースのwebサービスでも、一番アクティブな言語です。

プログラマーで扱ったことがない人の方が少ないポピュラーな言語です。

 

リスクの将来性
❶. 今後、実際にJavascriptでサイドチェーンを実装できる準備が整ってプラットフォームの実例が増えてきたら価値が高まるポテンシャルが高いです。

 

❷. イーサリアムがSolidityでリスクはJavascriptというイメージでも良いですが、

リスクの場合はTHE DAO事件のハッキング対策としてのサイドチェーンの技術がある点でイーサリアムを上回っています。

 

❸. セキュリティの面では色々と課題がありそうですが、利便性と扱いやすさと開発陣の勢いがリスクにはあります。

イーサリアムと価値を比較するとLiskは過小評価され過ぎている印象と思います。

今後、一気に価格上昇するポテンシャルは高いのではないではないしょうか。(ただしセキュリティに問題がなければ)

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リスク(LISK)の特徴と今後の将来性を評価&予想 サムネイル

【2019年】リスク(LISK)の特徴と今後の将来性を評価&予想

2018年2月5日

 

11. ジーキャッシュ

ジーキャッシュの特徴
❶. 「シールドトランザクション」と「ゼロ知識証明」の技術でモネロとDASHとはまた違う匿名性の高さを誇っています。

「ゼロ知識証明」の技術は耐量子コンピューターの技術としても他の仮想通貨にも採用されていて、ハッキングが非常に困難です。

 

❷. PoW方式ですが、報酬の内の 10% はファンダーの報酬として投資家に報酬が配当される「ファンダー報酬」システムもあります。

ファウンダー報酬のリストには投資家、創設者、Zcash財団などの組織やグループが入っていて、一定の周期で交代する取り決めとなっています。

リストのメンバー交代が終わるまではリストのグループがZcashの向上につながる活動をしなければなりません。

 

❸. NSA職員時代に内部告発を行ったことで現在も追われる身のエドワードスノーデンが開発陣が暗号学者と協力してつくったことからジーキャッシュに興味を持ったそうです。

エドワードスノーデンはジーキャッシュは次のビットコインと発言したことでも有名になりました。

 

ジーキャッシュの将来性
❶.  量子耐性で使われる「ゼロ知識証明」の技術を使っているジーキャッシュでは、量子コンピューターが登場した際に他のDASHやモネロを超えて価値を高める可能性があります。

 

❷. 過去(2017年5月)にJPモルガンがZcashと提携し、Zcashの技術を活用した「Quorum」を開発しました。

「Quorum」は法人向けのブロックチェーンのプロダクトで、JPモルガンが発表した際にジーキャッシュの価格が急騰しました。今後も、ジーキャッシュの提携の話題が浮上すれば価格が急騰する可能性があります。

 

❸.  大手企業や大物人物から注目されてきたZcashが今後も価格が上がるとすれば、新たな提携による短期的な急騰と、量子コンピューターが普及し始めてから匿名通貨の避難先としてじわじわ価格が上昇していく可能性もあります。

 

12. オーガー(Augur)

オーガーの特徴
❶. Augurはイーサリアム上で作られた市場予測のプラットフォームです。REPがトークン名です。参加者はREPをやり取りして市場予測します。

賭け事を誰でもつくることができて、賭けの判断はスマートコントラクトの仕組みが働いてくれるため自動で結果判定してくれます。

 

❷. すでに上限の1100万枚トークンも発行されており、マイニングといったものも存在しない。「ブックメーカー」が行っていたオッズ算定、賭け金預かり、結果集計や配当などを自動化してくれます。保険業界での利用も今後考えられる可能性があります。

 

❸. 具体的にバイナリー型(2択選択)、マルチチョイス型(競馬)、スカラー(一番近い人が正解の気温当てクイズ)などの賭けを設定できるそうです。

 

オーガーの将来性
❶. 日常生活のちょっとしたところでAugurが利用されるレベルまで普及するかどうかにかかっているかと思います。

友達と飲み会で明日の気温を当てるクイズを気軽に行えるレベルになれば価値はかなり上がっているのではないでしょうか。

 

❷. イーサリアム上で作られたプラットフォームだけあり、イーサリアムのスケーラビリティの問題に直面するとき、価格がイーサリアムに引っ張られてしまう可能性は高いかと思います。

 

❸. 保険業界との関わり方次第でまだ上がる余地はあるかと思います。

イーサリアム上で長期保険はさすがに厳しいかもしれませんが、1日保険や海外旅行保険のようなミニサイズの保険に適用されていけば一気に市場は拡大して、価格は急騰する可能性があります。

 

13. モナコイン

モナコインの特徴
❶. 日本初の2chから生まれた仮想通貨です。ビットコインと同様にPoWでありながらブロック生成時間は 1分30秒 とビットコインの 10分 よりも短くなっている。

 

❷. モナコインはオタクカルチャーと相性が良く、コミケ(コスプレ祭り)や秋葉原などの決済方法としても良く用いられています。

 

❸. モナコインのコミュニティも基本的に利益を出していこうというより楽しかったらそれでいいや、という雰囲気でゆるいです。

一方で自分が作ったコンテンツを販売できるプラットフォームも作られています。

 

モナコインの将来性
❶. 国内では盛り上がりを見せていることと、オタク文化にもっと自然に溶け込んでいければ価値は高まっていくのではないでしょうか。仮想通貨は使われることによって流通量が増えて価値が高まります。

 

❷. オタク文化は世界的にも盛り上がっていますのでうまく海外でも利用されるように活動していければもっと価値は高まるのではないでしょうか。

 

❸. プラットフォームがあって、実際にモナコインで売買されているというのは重要なポイントだと思います。今後も色々と使われる場面を増やしていければもっと価値が高まるかと思います。

 

14. ファクタム

Factomの特徴
❶. Factom(ファクタム)は会社の名前で、Factom社はファクトイドと呼ばれる仮想通貨を介して不動産・医療業界という巨大な市場に挑んでいます。現在はアメリカを中心に不動産業界で問題になっている大量の書類データをブロックチェーンで保存して効率化させる活動をしています。

 

❷. 大量のデータを保存することに特化した仮想通貨です。

実際に動いているプロジェクトは主に二つあります。

一つはファクトムハーモニーと呼ばれる不動産の書類データをブロックチェーン上に保存するプロジェクトです。

もう一つはDLoc by SMARTRACと呼ばれる主に医療現場で患者の正しいデータを独自のQRコードのようなもので世界中のどこにいて読み込めるようにするためのプロジェクトです。

 

❸. 資金調達においてもビル&メリンダ・ゲイツ財団からの5000万ドルの資金調達を行ったことでも一時期、話題となりました。

 

Factomの将来性
❶. 不動産と医療という巨大な市場に挑んでいますが巨大な組織ほど新陳代謝には時間がかかるかと思われます。昔からのシステムを維持するのにはそれなりの理由がある場合もあります。 その分、普及した際のリターンは非常に大きいのではないでしょうか。

 

❷.  実際にプロトタイプレベルですが、プロダクトも開発されています。一度、実例モデルが使われてからが正念場となるかもしれません。

 

❸. 企業向けの仮想通貨ということで、仮想通貨でありがちなボラティリティーを考慮してファクトイドをボラティリティーとは無縁の使い切りの別トークンに交換できるようにしています。

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【2019年】ファクトムの特徴と今後の将来性を評価&予想 | Factom(FCT)

2018年1月24日

 

15. QASH

QASHの特徴
❶. QASHはQUOINEXという取引所が発行した仮想通貨です。

QUOINEXは元々シンガポールでアジア事業を統括していた日本人の方が会社を立ち上げていて、日本の仮想通貨関連の法律が整ったタイミングで移動して今では日本に本社があります。

 

❷. 世界の取引所を一つにまとめる、という壮大なビジョンでQUOINEXから発行されたトークンです。コンセプトは「World book」となっています。

取引所によって取引量が少ないと他の取引所と価格差が大きくなってしまいます。取引量が少なくて価格差が大きくなってしまう状態は「流動性が低い」と言われて利用者は適正価格で購入がしにくくなってしまいます。

取引を一箇所にまとめることで「流動性が高い」状態にするための試みが「World book」です。

 

❸. 実際のプラットフォームとしてLIQUIDを提供予定です。

 

QASHの将来性
❶. 取引所の格差で不利益を被りたくない人や取引量の少ないマイナー通貨を買いたい人に需要のある仮想通貨で、プラットフォームが整えば価値が高まるのではないでしょうか。

 

❷. LIQUIDプラットフォームはまだ開発が進んでいる途中で2019年を目処に独自のブロックチェーンをリリースするようです。これからもっと大きくなっていく予定です。実用化に合わせて投機を見出せるかと思います。

 

❸. ICOも国内の取引所の中で初めて行い、実際に約124億円 相当の大きな調達をしています。期待感は高い方と思います。将来的には投機機関も受けいられることを想定して開発されています。

 

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QASHサムネイル

【2019年】QASHの特徴と今後の将来性を評価&予想 | LIQUID キャッシュ

2018年3月27日

 

まとめ

大雑把にですが各仮想通貨の特徴と将来性が把握できるようにしました。

仮想通貨は突然、波がやってくるケースも少なくありません。その場その場で仕込むのではなく、事前に仮想通貨の性格を知った上で仕込むことが利益を出す上で大切な行動の一つになります。

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